<保安院の信じられない言葉>
「日本が終わるということは,国民に説明する必要がない」
- 保安院の信じられない言葉 (広島在住)
- 2011-04-27 15:22:29
保安院に直接電話で質問された方が書いておられた情報を、
まっさきにお知らせしなくてはと思い、このページを開きました。
大事なことだと思いますので、念のためここに記しておきます。
以下、要点のみ転載します。
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http://xmgsw65666.blog34.fc2.com/blog-entry-514.html (リンク切れ)
もう原発は安全になったのかと思い,保安院に電話をして尋ねました。
以下保安院の回答。
・福島第一原発原発は,工程表のとおり,現在,冷温停止を目指している。
・それができると信じている。
・しかし,原発が低温停止できるという保証はない。
・もし冷温停止ができなかった場合には,日本は終わり。
・日本が終わるということは,国民に説明する必要がない。
・その理由は,冷温停止できると信じているから。
・以上が保安院の公式見解である。
質問を詰めていったら,電話をガシャンと切られてしまいました。
この内容は録音をしています。
ネットで公開することについても許可を得ました。(転載終わり)
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原発に関しても、殊更に明るく捉えようとされる方もおられ、
そういう生き方を否定はしませんが、情報が隠されている今、
現実をよく見つめるべきだと思います。
「日本が終わるということは,国民に説明する必要がない。」とは何事ですか。
あなた達は公僕であることをお忘れのようですね。
-上記URLがリンク切れのためキャッシュに残っていた情報から-
保安院「冷温停止できなかったら日本は終わり」との公式見解
そこでもう原発は安全になったのかと思い,保安院に電話をして尋ねました。
以下保安院の回答。
・福島第一原発原発は,工程表のとおり,現在,冷温停止を目指している。
・それができると信じている。
・しかし,原発が低温停止できるという保証はない。
・もし冷温停止ができなかった場合には,日本は終わり。
・日本が終わるということは,国民に説明する必要がない。
・その理由は,冷温停止できると信じているから。
・以上が保安院の公式見解である。
こんな感じです。質問を詰めていったら,電話をガシャンと切られてしまいました。
「日本は終わり」という言葉が保安院から出たのには正直,驚きました。
私たちが想像するよりも福島第一原発の状況は悪いようです。
この内容は録音をしています。
ネットで公開することについても許可を得ました。
できるだけ早急に公表します。時間ができたら……。
嘘だろうという方は,経産省や保安院に電話をして同じ質問をしてみてください。
http://www.meti.go.jp/
経産省 03-3501-1511
この記事は,引用・転載をご自由にしてください。
<補足>
爆発しないという保証はないが,爆発しないと考えているので(希望をもっているので)爆発をする前にその危険性を国民に知らせる義務はないと言われました。
皆さん,よく考えてくださいね。
水素爆発をした時だって,爆発してから公表したのですよ。
こんな国が水蒸気爆発や再臨界の事前発表をしてくれると思いますか?
これは犯罪です。国民全員が被ばくするのを知って公表していない。
そして国民が被ばくしたときに誰が賠償金を出すのか?それは私たち国民自身です。税金で支払うのだから。
被害者が被害者を救えると思いますか?また,できるとしてもそれは妥当ですか?
目を覚ますべきです。
冷温停止は希望的観測であって,実現可能性があるかないかとは別問題です。
爆発するかどうかはわかりませんが,かなり危ない綱渡りをしているようなものです。
手が疲れて力尽きてしまったらそのまま奈落の底へまっさかさまに落ちるだけの崖っぷちにぶら下がっているようなものです。
今はまだ落ちていないだけです。
もし爆発をせずに冷温停止がされたとしても,日本が(地球が)こんな危ない状態にあったことを多くの人に知ってもらいたい。
こういう事実を隠ぺいしていてはダメなのです。
<以下の記事を補足します。思うまま書きますので,乱文ですみません。4/27>
上記記事についてたくさんのコメントをいただきました。
ありがとうございました。
この記事へのリンクが張れないということを初めてお聞きしました。
自分のツイッターで試してみましたが,正常にできました。
2ちゃんねるだけでしょうか?
この記事に書いた内容は確かに衝撃的です。私もショックですよ。
特に福島県の方には「じゃあ,どうしろというんだ?」と言われるのも無理からぬことだと思います。
私は誰かにこうしてくださいとは言えません。それは個人の自由だからです。
首都圏の人が放射能の危険を言葉に出すことでさえ,「福島の人に失礼だ」と言われるのです。
でも,福島の人が一番危険なんですよ。
そして福島だけではなく,もし保安院の言うとおりだとすれば,日本中が本当に危険なのかもしれません。
チェルノブイリ事故の3倍以上の危険があると指摘されているので,当然と言えば当然なのですが。
そんなことを思い,自分の危険を感じつつもこうして記事にしました。
このブログも閉鎖されるのかなー。もし,そうなったら言論統制の証拠ですから,ぜひ覚えておいてくださいね。
さて,皆さんの質問にあるように,担当者の名前ですが,意地でも教えてくれませんでした。
しつこく尋ねたら,電話を勝手に切られたので,結局わかりません。
電話録音を公表する時のコツも教えていただき,ありがとうございました。
しかし,担当者が誰かは問題ではないと思います。
法律論抜きにして,保安院の職員が述べたことは,保安院の発言として考えるのが普通だと思いませんか?
もちろん,従業員が業務中に職務上行ったことはその会社の責任になることから考えても当然でしょう。
たぶん,この記事を書いている間にも次々とコメントが書きこまれていて,「なんで回答しない?」などと言われるのでしょうけれど,そんなに一度にいくつもの作業をできませんから,順番でお願いします。
それから,繰り返しますが,この記事の目的は,少しでも多くの人に現実に起きていることを知っていただき,選択の機会と時間を設けることです。
どうするか,は個人の自由です。
大阪の人が避難するのも自由だし,福島の人が避難しないのも自由でしょう。
チェルノブイリ事故の時だって,避難せずに生活している人はいますから。
でもそれは,真実を知った上で自分の意思で選択した結果ならば誰も文句を言うことではないと思っています。
では今の日本はどうでしょうか?
言われるまでもなく知っていたという方は本当に一部のようです。
その他多くの人は福島原発はもう沈静化したのだと思っていたのではないでしょうか?
テレビで騒がなければもう安心と思っている人が多いのだと思います。
本当に日本が終わるかどうかはわかりません。
もしかして電話に出た人の私見だったとしても,国民からかかってきた電話において「日本は終わり」発言をしただけでなく,それをわかっていて公表しないのは,重大な人権侵害だと思いました。
なぜなら,国民には「知る権利」があるからです。
知る権利
http://www.norio-de.com/kenpou/jinken03/hyougen02.html
しかし海も土も空気も汚染され,その後どうするのだろうというように考えると,放射能の問題を発端にして,国が破産するという意味だったのかもしれません。
直接放射能の汚染で終わっても,二次的な被害によって終わっても,どちらにしても原発は国を滅亡させる危険なものだということがよくわかりました。
<再追加>
先ほどの追加記事を投稿した後, YOU TUBEアップの方法は調べました。
しかし皆さんのコメントを読んで,本日(27日)に再度保安院へ電話をして,「日本は終わり」といった言葉の意味や冷温停止できなかった場合のことを再度確認し,それとともに公表しようと思いました。
その理由は,繰り返しになりますが,この記事が単に保安院が「日本は終わり」と言ったということを知らせる目的ではなく,危険性を国民に知らせていないことを知ってもらうことだからです。
不安を煽るなという意見については,心中をお察しします。
それまで危険だと思っていなかった人にとっては,本当にご立腹される記事かもしれません。
しかし,原発というのは,こういうものなんです。
原発の存在そのものがとても不安なものなのです。
飛行機に乗っていて危ないかというようなコメントを書いた方がいましたが,「飛行機が墜落したら死亡する可能性が高い」ことを知らなかった人がいたとしたら重大な問題だということなのですよ。
あなたみたいに今の原発が危険な状態にあると知っている人ばかりではないのです。
この記事のコメントのように,本当に知らなかった人がたくさんいるのです。
ということで,今日はおしまいにします。
真の意味で国を国民のものに
声をあげないのであれば現状追認ということです
- 真の意味で国を国民のものに (Unknown)
- 2011-04-27 14:52:30
- 日本は民主主義の国です。
首都圏の人、福島県の人
原発で働いてる人、働いてない人
逃げられる人、逃げられない人
マスコミ、読者・視聴者、
情報強者、情報弱者
選挙に行く人、行かない人
政治に関心がないのも一つの意思表示です
それらの人々の総意が現在の状況です。
もしかしたら致命的な状態なのかもしれませんが、
まだ救えるかもしれません。
自分と家族の安全を第一にしつつ
できることをやっていくしかないでしょう。
民主主義は勝ち取るものです。
福島県のことはまず福島県の人々が
声を上げないと動かないのではないでしょうか。
マスコミが危ないと言ったから
行動を起こすという人たちが多いのであれば、
ムーブメントも一過性に思えます。
民主主義の意思決定は多数決が基本ですから
仲間を増やしていくしかありません。
ただ仮にマスコミが福島が危険に晒されていると
報道したとして
それで集まってくる人は
残念ながらあまりあてにならないような気がします。
地道に仲間を増やすとは、なんと悠長なと思われるでしょうが、
戦後65年、「与えられた」民主主義で
ドラスティックには変わらない大衆が
育成されてきたという事実はどうしようもありません。
石原知事は原発推進ですが
東京には原発を作らせないでしょうし、
首都圏の住民も建設はさせないでしょう。
それを福島や新潟に押し付けたと見る向きもあるでしょうが、
福島県の有権者は原発に懐疑的な前の知事を捨てて
プルサーマルを認めた現在の知事を選びました。
物事を変えるのは人々です。
しがらみが、とか、財政が、というのは言い訳です。
声をあげないのであれば現状追認ということです。
手遅れかもしれませんが、
短期的、長期的にできることをやって
変えていきましょう。
福島原発事故から、私の生活は一変しました
毎日怯えながらの生活です
松戸市・アラフォーのママです (さくら)
2011-04-29 20:26:06
若かったころに、チェルノブイリ事故関連の
ニュースや広瀬隆氏の本などで衝撃を受けました。
そして母親となった今、福島原発事故から、私の生活は一変しました。
毎日怯えながらの生活です。
なんとしても子どもを守らないといけない。
できるなら遠くに逃げたい。
しかし二人の子どもの学校のことなど考えると簡単には転校できないのです。
こんなことなら受験などさせるんでなかった。普通の公立でよかったと・・
それでもいまも悩みます。
ホットスポットであると分かってからますます毎日の生活が苦痛でなりません。
貧乏でもいいからどこか安全なところで生活したい。
でも残念なことに夫とは考えが違うのです。
この頃は夫とは会話もありません。
私をおかしいと思っている様子です。
子どものために引っ越すなら・・離婚でもしないと無理かもしれません。
日本の子どもたちの将来、どうなるんでしょうか。涙・・
在独歴14年の者です。
地震が発生した後、津波による莫大な被害。
そしてこの福島の原発事故と各メディアがかなり真剣に報道をしています。
私の住むベルリンでも地下鉄のTV等で逸速く情報を伝えており、
現在でも常に最新の日本の情報が伝えられていると言った状態で、
得に日本政府やメディアの万全では無い報道状態を
かなりパッシングしていると言えるでしょう。
ドイツ政府は福島の事件の後すぐに
日本へプロフェッショナルな人を派遣すると同時に
即ドイツ国内の原子力による発電を停止すると言う措置を取りました。
しかし日本政府はこの援助を断るという
普通ではとても考えられない対応を取り、ドイツ中に波紋を呼びました。
明確では無い報道、
現実逃避したかの様に映ってしまう対応等テプコと
福島という言葉はもとより
日本の政府並びにメディアがかなり悪いイメージとして
こちらの人々に伝わって為まったという状態です。
もはや福島は日本だけの問題では無いと言う事に
早く素直に成るべき!
被害に遭った多くの人々、日本国民が余りにも可哀想すぎる!
という声で一杯と言う事を伝えておきたいと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/x_csv/20923071.html からの情報
日本における放射線リスク最小化のための提言
書き起こし
ドイツ放射線防護委員会
チェルノブイリ原発事故の経験に基づいてなされた本提言の
厳しい内容と比べると、日本政府によって出されてきているさまざまな
指針・見解は、放射線リスクをいかに過小評価したものかが
際立ちます。
本提言は、3月20日の時点で出されたものであり、
また、日本での地域的な違いが考慮されていないなどの
制約があるかと思いますが、
内部被爆を含めた放射線リスクの見直しの一助となることを
心より願います。
ドイツ放射線防護協会と情報サービス放射線テレックスは、
福島原発事故の発生後の日本において、
放射線核種(放射性物質)を含む食物の摂取による
被爆の危険性を最小限に抑えるため
チェルノブイリ原発事故の経験をもとに、
下記の考察・算定を行い、以下の提言を行う。
当面、汚染の可能性のあるサラダ菜、葉物野菜、薬草・山菜類の摂取を
断念されることを推奨する
1kgあたり4ベクレル以上のセシウム137を含む飲食物を
与えないように推奨されるべきである。
また、
成人は、1kgあたり8ベクレル以上のセシウム137を含む飲食物を
摂取しないことを推奨する。
市民団体および基金は、独立した放射線測定所を
設けることが有益である。
欧州においては、日本におけるそのようなイニシアチブを
どのように支援できるか検討すべきであろう。
以下の算定は、現行のドイツ放射線防護令に基づいている。
飲食物を通じた放射性物質の摂取は、原子力災害後、
長期間に渡り、身体にもっとも深刻な影響を
与え続ける経路となる。
54,000ベクレルのヨウ素131が検出されたが、
こうしたほうれん草を100g(0.1kg)摂取しただけで、
甲状腺の器官線量は、次のとおりとなる。
[甲状腺線量]
乳児(1歳未満):20ミリシーベルト
幼児(1--2歳未満):19.4ミリシーベルト
子供(2-7歳未満):11.3ミリシーベルト
子供(7--12歳未満):5.4ミリシーベルト
青少年(12~17歳未満):3.7ミリシーベルト
大人(17歳以上):2.3ミリシーベルト
2001年のドイツ放射線防護令第47条によれば、
甲状腺器官線量の限界値は
年間0.9ミリシーベルトであるが、
わずか100g摂取するだけで、
この限界地を何倍も越えることになる
原発事故の場合、同第49条によれば、
甲状腺線量は150ミリシーベルトまで
許容されるが、これはいわゆる
実行線量7.5ミリシーベルトに相当する。
汚染の可能性のあるサラダ菜、葉物野菜、
薬草・山菜類の摂取を断念されることを推奨する。
したがって、福島原発の燃焼と放射性物質の
環境への放出が止まった後も、
ヨウ素131が当初の量の1%以下にまで
低減するにはあと7半減期、つまり2ヶ月弱かかることになる。
2ヶ月弱後もなお約422ベクレル残存しており、
およそ16半減期、つまり4.3ヶ月(129日)後に
ようやく1ベクレル以下にまで低減する。
長期的に特に注意を要するのは、
セシウム134(半減期:2.06年)、
セシウム137(半減期:30.02年)、
ストロンチウム90(半減期:28.9年)、
プルトニウム239(半減期:2万4,400年)
といった、長期間残存する放射性物質である。
燃料棒内の割合は、セシウム137:セシウム134:
ストロンチウム90:プルトニウム239
=100:25:75:0.5
しかしチェルノブイリの放射性降下物では、
セシウム137の割合がセシウム134の2倍に
のぼるのが特徴的であった。
放射性降下物中のセシウム137と
セシウム134の割合は、現在ほぼ同程度である。
ストロンチウム90およびプルトニウム239の
含有量はまだ不明であり、
十分な想定結果はそれほど早く入手できないと思われる。
福島第一原発の混合酸化物(MOX)燃料は、
より多くのプルトニウムを含んでいるが、
おそらくそのすべてが放出されるわけではないだろう
ストロンチウムは、過去の原発事故においては、
放射性降下物とともに比較的早く地表に達し、
そのため事故のおきた施設から離れるにつれて、
たいていの場合濃度が低下した。したがって、
今回の日本のケースに関する以下の比率は、
セシウム137:セシウム134:ストロンチウム90:プルトニウム239
=100:100:50:0.5 としている。
(追記コメント) つまり、セシウム137が検出されると、
他の放射線がこの比率で含まれていることが想定される、と言っている。
付属文書Ⅶ表1にもとづく平均的な摂取比率として、
1kgにつきそれぞれ100ベクレルのセシウム137と
セシウム134、および50ベクレルの
ストロンチウム90と0.5ベクレルのプルトニウム239に汚染された飲食物を
摂取した場合、以下のような年間実効線量となる。
乳児(1歳未満):6ミリシーベルト/年
乳児(1--2歳未満):2.8ミリシーベルト/年
子供(2--7歳未満):2.6ミリシーベルト/年
子供(7--12歳未満):3.6ミリシーベルト/年
青少年(12--17歳未満):5.3ミリシーベルト/年
成人(17歳以上):3.9ミリシーベルト/年
現行のドイツ放射線防護令第47条によれば、
原子力発電所の通常稼動時の空気あるいは
水の排出による住民一人当たりの被爆量の限界値は
この限界値は、1Kgあたり100ベクレルのセシウム137
を含む固形食物および飲料を摂取するだけですでに超過するため、
年間0.3ミリシーベルトの限界値以内にするためには
次の量まで減らさなければならない。
乳児(1歳未満):5.0ベクレル/kg
幼児(1--2歳未満):10.7ベクレル/kg
子供(2--7歳未満):11.5ベクレル/kg
子供(7--12歳未満):8.3ベクレル/kg
青少年(12--17歳未満):5.7ベクレル/kg
成人(17歳以上):7.7ベクレル/kg
評価の根拠に不確実性があるため、
乳児、子供、青少年に対しては、
1kgあたり4ベクレル以上の
基準核種セシウム137を含む飲食物を
与えないよう推奨されるべきである。
1kgあたり8ベクレル以上の
基準核種セシウム137を含む飲食物を
摂取しないことを推奨されるべきである。