平成24年11月16日
大阪市長 橋下 徹 殿
「大阪おかんの会」
(公印省略)
大阪市における災害ガレキの受け入れに関する公開質問状
私たち、「大阪おかんの会」は、大阪市ならびに近隣市在住で、仕事も頑張りながら、子育て中の母親・結婚を視野に入れた独身女性を中心とした会です。
今回、大阪市が推し進めようとしている災害ガレキの受け入れに関して、遅ればせながら、先月にその情報を知りました。
被災地で体験された方々の話を聴き、独自の勉強を続ける中、安全性に関する懸念とともに被災地から遠く離れたこの地で受け入れること自体が復興に向けた税金の使われ方としても、納得出来ません。
また、東日本の被災地からの避難・移住された方々も関西には多く、ささやかな望みであるはずの「放射能汚染から離れた西日本で、安心して暮らしたい・安心して子育てしたい」という望みが、災害ガレキの受け入れ・焼却によって、根底から覆ろうとしています。
また、被災地で暮らす方々には、西日本産の食材を命綱として、インターネット通販による購入を続ける方々も多数います。
そんな中、私たちの住む、大阪市が明確な安全性が証明されないまま、また多くの市民に周知されないまま、この被災地からの災害ガレキを受け入れ・焼却することは、あまりにも急ぎすぎた判断だと思います。
あのチェルノブイリ事故などの例を思い出しても、放射能が危険であることは誰しもが知るところです。
後々にその結果が出たころには、取り返しのつかないことになってしまっているかもしれないということも想像も出来ます。
全国における、災害ガレキの受け入れには、賛否がある中で、どうして大阪市は十分な周知・検討を行わず、受け入れようとしているのでしょうか?
例えば、札幌の上田文雄市長は、「私には市民の生活環境を保全する責任がある。瓦礫受入れ拒否の判断が後日歴史的に誤りだったとしても、市民の安全は守られ私が批判されれば済む。受入れが間違いだったと分かったときは市民に被害が出ている。私にはそれは耐え難い。」と発言し、受け入れを見送りました。
大阪市におきましても、こういった状況を考慮していただき、再度、慎重なご判断をしていただきたく、本公開質問状を提出させていただきます。
【質問事項】
その1 大阪市各地における説明会開催の要望
災害ガレキの問題につきまして、多くの大阪市民は、知らずに日常を過ごしています。つきましては、此花区だけでなく、大阪市各区におきましても説明会を開催し、情報の周知を行ってください。これまで以上に市民との意見交換が可能な場づくりを行ってください。
その2 大阪府内各地・近隣自治体における説明会開催の要望
焼却を行った場合は、影響が出る範囲は、大阪だけではありません。当然ながら、大阪府内の各市とともに近隣自治体(近畿各県)における、説明会も開催してください。
その3 保育園・幼稚園・学校機関における説明会開催の要望
大阪各地における、保育園・幼稚園・小中高校に子供を通わす保護者向けの説明会を開催してください。
その4 説明会の進行手順について
現在行われている説明会については、一方的な説明に終始しているため、市民の声が反映されていないように映ります。つきましては、両者の話し合いがキャッチボールになるような形式で開催してください。
その5 検査基準について
災害ガレキに含まれる、核種の検査はセシウムだけになっています。福島第一原子力発電の爆発事故から放出された、放射性物質は、その他の核種(特にストロンチウム・プルトニウム)もありますので、検査基準に盛り込んでください。
その6 健康被害が発生した場合の責任の所在
仮に災害ガレキを受け入れ、健康被害が起きた場合はどうするのか?誰が責任を取るのか?どのように補償するのか?明確にしてください。起きない前提ではなく、起きた前提で準備をしてください。
その7 風評被害が発生した場合の責任の所在
大阪は、観光スポットもたくさんあります。受け入れた場合は、観光客の減少など、何らかの影響が予測されます。その際の風評被害については、誰がどのように補償するのでしょうか?明確にしてください。
その8 被災地支援の方法を再検討
こういった安全性が危惧される、災害ガレキの広域処理を国の勧めるままに行うのではなく、大阪市として、全国の地方自治の模範となる独自の判断基準で対応していただきたいと考えます。よって、ぜひ、被災地も含めた安全確保と税金の無駄遣いを見直し、現地での有効利用と思われる、緑の防潮堤や平和記念公園の建設などを支援することを検討してください。
以上、上記質問にお答えいただき、橋下徹市長の見解を是非とも示してくださいますようお願い申し上げます。なお、この公開質問状への回答は、平成24 年11月21 日までに本書記載の連絡先へご一報ください。また、公開質問状ですので、質問内容、及び回答過程については誰もが知ることができるよう、各種メディア、インターネットを通じて公開させていただく予定であることを申し添えさせていただきます。
こどもたちが笑って暮らせる大阪を守っていただきたく、心からお願い申し上げます。
北九州(日明)試験焼却当日の鼻血問題に対する反響がすごい!
http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/02cdb5f96a07d1abfbed3cc221cb69b0 より
2012年08月28日
試験焼却当日に9人の子どもが鼻血を出したという小学校教員の証言をご本人の許可を得て記事にしました。ツイッター上でその記事が拡散したこともあり、アクセス数が、ブログ開始以来最高数になりました。
ネット環境にない山口県、宇部市の人たちにも知ってもらいたいということでチラシにして矢ケ崎さん講演会のときに配りました。
鼻血の原因や放射性物質や化学物質との因果関係はわかりませんが、9人も鼻血が出るということは珍しいので知っておかなければならない事実と思います。
この反響を受けて北九州市役所に電話をした他県の方がいますが、市職員は「鼻血に関して問い合わせの電話は一本もない」と完全否定したそうです。
そんなウソを言ってまで隠蔽しようとする北九州市って、本当に恐ろしい自治体だと思います。
問い合わせ、抗議電話をカウントするように言いましょう。
そして何件かかってきたか聞きましょう。
全国のみなさん、どうか安全な食料生産ができる山口県を守ってください。
バグフィルターから漏れた毒物微粒子が山口の空気や水や土を汚す前に、電話を!!