いろんな会合でモノを口にする時まず乾杯、嫁さんもらう時だって三三九度から、そういえば年の初めも御神酒をいただく、どこぞでごちそうになる時だって食前酒がはじめ、だから?蕎麦食う時は蕎麦前酒、でも飲んじゃったら運転は絶対だめこれ日本の常識。 本来は田舎こそ酒は付きものだったんですが、車社会になって日中は見かけなくなりました。 一方都会は車で昼蕎麦なんて少ないし、高齢化も相まってそば前酒はあたりまえ、真っ昼間からやってます、さぞ蕎麦もうまかんべ。 ただ最低一合(八石?くらい)が注文単位ですので、一人だとそば前酒としてはどうなんでしょう、まぁいいか・・・・・
さて、酒、ビール、酎、その他いろいろで、もちろん好き好きです。 でも一般的には昔からの言葉ですので酒が本流でしょう、ビールはゲップの元ですし、酎だと最近は甲類が多く味がしないし通ぶってそば湯で割ってと思ってもろくなそば湯がない店だとガッカリしてしまいます。 で、やっぱりおちょこ1~2杯くらいがいいと思います。 あとはこれまた好き好きなんですが、そんなにそば屋で銘柄を置いているわけがありませんので、気にする方はまず尋ねてみるのがいいでしょう。 何でもいいみたいなことを言うそば屋でしたら、ガマンするかビ-ルにするか決心が大事です。 ホントは生酒みたいに度数の高いヤツがいいんだそうですがこれは普通無いでしょう。 余談ですが、生酒って分かりますか? 普通生酒ってできあがりの度数は20位なんだそうで、それを水で割って15~16度位の定番の製品にしてるんだそうです。だから生酒のほうが味も香りも引き立つとおっしゃる方がおられます、これまたウソかホントか知りませんが。
問題はホントにそば前酒でそばが美味しくなるかどうかということでしょう。 これは実に奥深そうな話しでありまして、ネットで見ても本なんかで見てもいろいろ語られております。 結論から言いますと正解はヤッパリありませんで、それぞれ勝手にするしかないようですが、一番もっともらしいのが、もともとそば屋なんて時代劇なんかで見るような”夜鳴きそば”や、街角や町外れの”大衆”相手の言うなれば簡単で安いやつ!の専門店。 当然低価格のうえに薄利でなんともならず、知恵を絞って天ぷら一枚とか卵や油揚乗っけて利益拡大! で、めし屋とそば屋どっちか先だったのかは知りませんが”酒”と言うことになり、後はおだてて「通は・・・」てな筋書きをでっち上げ売り上げ拡大利益拡大、納得しようが飲み過ぎて味も香りも分からなかろうが知ったこっちゃない、そんな中からさらに何かを目指して高級店も育ったのでしょうから、、、。 まぁ日本の食文化、こんなんで良いのか悪いのか、わたしゃこんなもんだと思いますが。
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