続・山形そば黄門漫遊記

記載する情報は、一部のそば好きの食べ歩きによる個人的感覚の押し付です。嘘も少しはあるでしょうから文句はご勝手に。

続 山形そば黄門漫遊記 その93     そばまつり

2009年10月17日 | そばの細道

 そばの花の話しをしましたら、何人かからお尋ねをいただきました。 わざわざ県外からお出でになって下さったという方もおられまして、高速道路千円の後押しがあるのかも知れませんが、有り難いことだと思いました。 もっとも今年は『天地人』のおかげで来形なさる方も増えた?ようでして、何度かお話しいたしました”旗”が目立っておりましたので、例えば”もう一つの関ヶ原”と言われる”長谷堂城址”を訪れた方は、時期にもよりますが結構見栄えのする”そば畑”をご覧になられたことと思います。 
 一方山形は今、馬見ヶ崎河畔の『芋煮会』の季節でして、土日や休日ともなりますと、幾十幾百の煙を上げている光景が見られます。 その鍋密度および人口密度のの高さは他県の方には少々珍しいようで、”なにこれ珍百景”ではないですが、車を止めてしばし眺めておられる方を見かけます。 ドジってしまった今年の大芋煮会じゃありませんので、ここは大概”少し余る”はず、ならばそばの旗のように『遠方からお出での方、一杯ご馳走しますよ』の旗でも立てて、残りを見ながら余りそうな分は一杯二杯ご馳走してあげたらいかがでしょうか、これも名物になるように思うのですがどうでしょう。 芋煮会の今昔物語、それこそいろいろありますので、今後折々触れていきたいと思います。
 さて、そばの話しに戻ります。 この数年、いくつものそば屋がいろんな理由で消えて行き、そして開店いたしました。 村山地区であれば、まぁ7~8割は行ってみてると思うのですが、正確には分かりません。 ただ、出来たのを知っているということでしたら、そのくらいは間違いなく知っていると思います。  もっとも、思ったようにはいかなかったのか、比較的早めに撤退した方もおられます。 その一方で”清く貧しく美しく”というのでもないでしょうが、何年経っても頑張っていて、近くを通るたびに「まだやってたのか!」と驚いてしまうところもあります。 こうなると呆れかえってといいますか「しょうがない行って見るか」となるのですが、そこまでとなるお店には「なるほどねぇ」”なにか”を発見することが多いものなのです。
  地元の新聞に『新そば特集』というのが入っておりました。 いくつか”新そば祭り”と書いてあるところがありました。 日程が書いてありましたので参考までに書き出しておきます。  ただし、お祭りといってもせいぜいおかずが一品多いとか、手ぬぐい一本とかそんなもんでしょうから、あまり期待しないで休日のお楽しみというか暇つぶしにフラッとお出かけ下さい。 また、このほかにもそこら中でやっているはずですので、役場や商工会なんかにお尋ねになれば日程などが分かると思います。
 そばは間違いなく美味しいと思います。
 
      10/24~25                  大石田町(役場の向かい)
      10/31~11/3                大蔵村  (ふるさと未来館)
            10/31~11/3              西川町(玉谷製麺所)
      11/7~11/8                谷口がっこそば

やまがたの真っ白だったそば畑が、茶色になってきました。