続・山形そば黄門漫遊記

記載する情報は、一部のそば好きの食べ歩きによる個人的感覚の押し付です。嘘も少しはあるでしょうから文句はご勝手に。

続 山形そば黄門漫遊記 その125 そばの細道-東根・やま田Ⅱ

2013年05月19日 | そばの細道

 前回、小滝のゆかり屋を書いている時、「山菜だったらほかにもどっかあったなぁ?」と感じるところがありました。 何処だったか?なかなか思い出せなかったので、仕方が無く漫遊記を辿ってみました。  ありました、ありました。 東根の やま田 でした。 3年ほど前、御所山にコシアブラ採りに行った帰りに、”こんなところにそば屋がある”と言うことで寄ったのが最初でした。  味も印象も良かったので、続 山形そば黄門漫遊記その104に掲載しましたが、その後たしか1度行ったきりで、コシアブラ採りも別の山へ行くようになったものでしたし、なんかの拍子に仲間を連れて行こうとしたこともあったのでしたが、なぜか天気に恵まれず、結果縁が薄れてしまっていたということでした。 確かご自慢のわさびで、タレに溶かずそばに載せる(塗る?)ようにして召し上がれと”よけいなお世話をノタマワル”オヤジだったと思います。
 そこで今回は東根に行くついでなんですが、はじめから予定に入れて行ってみました。  ちょうどお昼頃、ほぼ満席でしたが入れ替わりで席を確保できました。  山菜の状況を尋ねてみましたら、まぁ予定通りの答えでタラの芽やコシアブラはもう少しということで、今回はふきの葉とギンボの若いところ、オヤジは山にんじんと言ってましたが”なんか?、それに芋やらゴボウやら、揚げ方が上手いというか実にいい香りで大変結構でした。 おそばもこの季節(4月下旬)なのに実に香りよし、歯掛かりしっかり、元気ハツラツのおかぁさんみたいなやつでした。  余談ですが、ここの夫婦は結構”お仲”がよろしいもんで、「おっ、なにが言い合いしったば」、「おっ、カァチャン偉いごど」、なぁ~んて言葉がとなりの席から聞かれることがしばしばありますます。 今回もなんか出したとか出さないとかで、「何がもめっだば」ととなりの席の方が心配なさってました。 「気にすんな、仲がいい証拠なんだがら」とよけいなお世話申し上げたいところだったのですが。 
  忙しいところが一息つきますと、オヤジと話ができます。 割と話し好きで(夫婦とも)そばや山菜、世間話まで、何でもありですのでネタを出していろいろ聞いてみるとみるといいです。 わさびの話なんかだと面白いこと言うかもしれません、なぜタレに溶くのではなくそばに塗すと美味しいというのかなどなど・・・・・・。 
 このあたりは、御所山(船形山)山系の近くで山菜採りに入ったりするところなんですが、おかぁさんに言わせると”こっちの山は石山”でどうしても細いのだそうです。 ご本人の実家のある大江町方面の山の方がいいんだそうです。
  帰り足で、東根の大森工業団地方面へ進むと、いくつか産直がありまして、農協の『よってけポポラ』が一番大きなところです。 そば屋ではもう少しと言っていた”コシアブラ”がもう出されておりました、まぁまだ高いのはしょうがないでしょうということで求めてきましたが、これまたもうすぐ安くなります。 今回のも東根が産地のものでベリーグッド!でありました、地物が一番です

 

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