パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ルオーと日本 at パナソニック汐留美術館

2020年07月29日 | アート・文化
もう既に終了してしまった展示会ですが、書くのが遅くなってしまいました(ネタ切れ?)。
ルオーだから、いつ書いても良いです。お気に入りですから。


19世紀の終わりから、フランスの芸術は印象派の台頭から世界的な芸術に代わりました。その原動力と言えるのがジャポニスム(日本趣味)。日本の浮世絵がきっかけですね。
で、20世紀最大の宗教画家と言われるルオーもどの様に影響されたのか?また逆に、日本はどのようにルオーを本国に紹介・影響されたのか?を紹介した展示会です。

ルオー独特の太い輪郭線は、彼が元々ステンドガラス職人であったから、が定説ですが、ここでは、水墨画に影響されたのでは?と問いかけていました。そうかなぁ?
それはそれとして、ルオーの描いた「武者絵」が珍しかったです。


日本の洋画界の巨匠、梅原龍三郎は「ルノワールに会わなければ、ルオーに師事していた。」と言うほど影響を受けたそうです。そう言われれば、梅原の絵はルノワールよりルオーに近いなァと気づきました。


フランスのルオー財団から作品が来るはずでしたが、コロナの影響で中止に。国内にあるルオー作品のみの展示となってしまったのが残念です・・・が、ルオーなので、何度見ても素晴らしいです。20世紀最大の宗教画家。見ると心落ち着きます。

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project N 79 糸川ゆりえ at 東京オペラシティ

2020年07月25日 | アート・文化
若手作家を紹介する「project N」
今回は糸川ゆりえ
透明色や銀色、パール、ラメなどを用いて、光の効果を取り入れた詩的な絵画が特徴。
自身の日記や書き留めたエッセイ、メモをベースに作品を制作し、そこには星座やボート、植物や人物などのモチーフが繰り返し登場します。

実は、東京オペラシティで開催しているメインの展示会は「ドレス・コード?─ 着る人たちのゲーム」と言うヤツで、実際の服飾展示なのです。
ユニクロで満足してしまうオッサンには、ちと敷居が高すぎた展示会なので、なじみ深い絵画の展示の方が落ち着きます(笑)


「project N」は若手の発掘の場であり、今の若い人の感性を知る良い機会だと思っています。
なので、巨匠の作品ではないからと、軽んじで鑑賞する気はないです。
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古典×現代2020-時空を超える日本のアート at 国立新美術館

2020年07月22日 | アート・文化
巨匠 vs 現代作家
作品の重厚さ vs 軽さ、とも言えるかな?
葛飾北斎や尾形乾山だって、その当時はアヴァンギャルドで、主流の狩野派から見れば軽く見られたのだろうけど、月日が経って重んじられる様になった。現代作家も時間が経てば巨匠扱いされるだろうと。
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Altec Lansing(アルテック・ランシング) iM227 orbit M

2020年07月18日 | アート・文化
激安スピーカーシリーズ。
かつては、JBLと双璧を成した米国産高級スピーカー。
2005年にプラントロニクス社に買収され、現在は携帯音楽プレーヤー用スピーカーのブランドになってしまったとの事(涙)
JBLも1969年ハーマン・インターナショナルに買収されたし。その後ハーマン・インターナショナルはサムスン電子に買収された・・・
ネット評判は良いんだけど、うーん。
中域(ヴォーカル)は聞きやすいんだけど、低音、高音に伸びがないなぁ。
BGMとして聞き流すには問題ないけど。
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いつみても、いつでもラブリー♥ 水森亜土展 at 弥生美術館

2020年07月15日 | アート・文化
この人、何歳なのでしょうか?(笑)
夢を持ち続ける人は、若いですねェ。


それはそれとして、弥生美術館は女性マンガ家をよく企画します。
彼女たちに共通して感じるのは、「ど根性と粘り強さ」ですねぇ。
強い信念を持ち続けないと、良い作品は生まれないと。

展示物の半分は亜土ちゃんグッズ、半分は直筆作品から構成されています。
グッズを見ると、感涙されるお嬢様もいるかもしれません。
オッサンとしては、懐かしいなァと。
直筆作品には「絶対に売らない」と言う油彩画もあります。
不二家のペコちゃんを描いたチョコレートの缶、富士山を描いた屏風、これが気になりました。

70年代に描いた絵が未だに古さを感じさせない、かつウェット感のない絵、それはどこから来るのか?彼女の生い立ち、お母さんとの関係から垣間見れます。
彼女が両手で描ける謎も分かりました。また彼女の喋り方も。
アインシュタイン、チャップリン、ポール・マッカートニー等左利きの人は才能が豊かだと。
お嬢様ばかりが鑑賞していますが、オッサンでも大丈夫です。何故なら、マスクをしているから(笑)
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