パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ほほえみの御仏展 at 国立東京博物館 in 上野

2016年06月29日 | アート・文化
日韓国交正常化50周年記念 特別展です。
左足を踏み下げ、右足をその膝の上に組んで坐り、右手を頬に添えて思案する仏像を「半跏思惟像」と言います。
日韓それぞれの国宝「半跏思惟像」をお互いの国で展示しあう企画展です。

奈良県の中宮寺門跡(ちゅうぐうじもんぜき)に伝わる国宝の半跏思惟像のスキャン画像です。
残念ながら、韓国国立中央博物館所蔵の銅製の半跏思惟像は、ポスターカードの販売がありません。冒頭の画像(チケット)でご容赦を。...
 

日本のは木彫刻、韓国のものは銅像です。

日本のは結構デカイ。人間サイズの2/3ぐらいかな?一方韓国のは、83cm。銅像でこのサイズはデカイ方でしょう。

日本のは、奥ゆかしい微笑み。簡略化したボディシェイプ。清楚で上品。実に日本らしい。


韓国のは、ハッキリと微笑んでいます。で、デコっています。ま、分かりやすい造形ですね。

どちらも体の曲線、この微妙なカーブが美しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チキンバーグ at トミィ in 錦糸町

2016年06月27日 | グルメ
久しぶりにホットケーキの名店「トミィ」へ。
3年近く通っていますが、飽きが来ません。さすがは名店。
あー、マスゴミに知られなくて良かった。(笑)


チキンと言っても、シーチキン。
このお店は、変わり種です。
パンの代わりにホットケーキで代用したサンドイッチ、と言っても良いくらいの品物があります。
そして、ぬるい。食べているウチに冷めます。しかし、美味しさは変わらず。
お塩を少々振りかけると、スイカと同じように、甘さが引き立ちます。


コーヒーとセットだと、アイスクリームが付きます。
しかも、コーヒーは、サイフォンで淹れます。
アイスコーヒーは、何だか分かりませんが。
 

給仕のお姉さんが一人増えていました。
ウーン、昨今のパンケーキブームのおかげか?
それは、それとして、後継者問題は解決したのかな?
店主はかなりのご高齢。もっと食べていたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美の祝宴Ⅲ at 出光美術館

2016年06月26日 | アート・文化
実は、これ、ⅠもⅡも既に観ております。
今までアップするほどのポスターカードが売っていなかった、と判断していました。で、報告もしなかった。
さすがに最終回ですから、しかも今回は、みんな大好き琳派登場ですから。

これは、出光美術館のコレクションの内、ベストな物を展示しています。
特に今回は国宝「伴大納言絵巻」の展示にリキを入れています。
「源氏物語絵巻」、「信貴山縁起絵巻」、「鳥獣人物戯画」と並んで四大絵巻物と言われているそうです。
 

今回は、「江戸絵画の華やぎ」と言う事で、華やぎと言えば、琳派。この美術館は、酒井抱一のコレクションが有名で、江戸とくれば、江戸琳派。展示の後半は、酒井抱一・鈴木其一を中に展示されています。
 
陶器のコレクションも有名なので、尾形乾山も展示しています。

その他諸々。例えば、喜多川歌麿の「更衣美人図」艶やかですな。


ここは、上記のコレクションの他、室町時代、桃山時代の屏風図もあって、歴史的稀少なものも収蔵しています。
これは、ポルトガル船がやって来たところ。もの珍しくて、寄ってたかって来たところらしいです。


出光興産創業者の出光佐三、石油で大儲け、パネェ、と感心しています。
さすがは、「海賊とよばれた男」ですな。

ここ1,2年、琳派がよく展示されています。
多分、なんだかんだ言って、景気が良いせいでしょう。でなければ、こんな派手目な絵、そう易々と受け入れないと思います。
伊藤若冲なんか、良い例じゃないかなァ。と思います。
イギリスがEUから離脱します。不景気が始まります。すると、もう、琳派の展示は遠のくのではないでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近代日本の美人画展 at 講談社野間記念館

2016年06月22日 | アート・文化
講談社の創業者、野間清治のコレクションを展示する美術館です。
横山大観、上村松園、鏑木清方、伊東深水、速水御舟、土田麦僊、等々巨匠達の作品を鑑賞できます。
その殆どが、マスコミに登場していないものばかり。それが個人所蔵と言うヤツですね。だから、新鮮な驚きがあります。


今回は、大正時代からの美人画。
鏑木清方、上村松園、ダダ漏れ。(笑)
これで500円はお徳です。
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Life Photo Scanner 「ToRiZo」

2016年06月19日 | デジタル・インターネット
以前にも書きましたが、「私とスキャナーは相性が悪い」です。
それを解消するべく、購入したのが、BrotherのADS-1500W。今年の2月に買いました。


その後、どうなったか?やはり「相性が悪かった」です。つД`)
私の場合、美術館で買ってきたポスターカードをスキャンして、ブログやFacebookにアップするためにスキャナーが必要なのです。
イレギュラーな使い方は承知の上、ハガキをスキャンできるスキャナーを考えた上で購入したのが、ADS-1500Wでした。しかし、やはりダメだったと。
シートフィーダー型スキャナーはA4サイズの用紙専門、と見た方が正解のようです。
その理由をいくつか。
1)ハガキが丸まる。
 紙送りをすると、丸まってしまします。ローラーに押しつけられるからでしょう。

2)傾き補正が効かない。
 補正するチェックボタンは付いているのですが、効きません。

3)意外と設置場所に苦労する。
 本体は小さいですが、ACアダプタが負けず劣らずデカイ。つまり、本体とアダプタの両方を設置できるほどのスペースが無いといけない。
 引き出しからサッと取り出して、机上ですぐ操作、と言うわけにはいきません。


4)画像が間延びする。
 左の画像が、ADS-1500Wでスキャンしたもの。右が今回購入したToRiZoでスキャンしたもの。
 紙の質、厚さによって、ローラーがスムーズに回らず、こんなことになります。
 全体が間延びするというよりも、一部分が間延びする、という感じです。
 

5)紙詰まりを起こす。
 これが決定的要因。これも紙の質、厚さによって起こります。「まれに」では無い頻度です。


と言うわけで、やはり、フラットベッド型スキャナしかないかと。
しかし、デカ過ぎる。机上で使用するには、取り回しに苦労する。ハガキサイズぐらいの小型なスキャナはないものかと、時間をかけて調べていたら、ありました。それが、「ToRiZo


特徴は、
1)単三電池4本で動く。
 机上での取り回しが便利。

2)右上角にセットするので、画像の傾きの心配が無い。


3)スキャンしたデータは、SDカードに保存する。
 OSに依存しません。長いこと使えそうです。確かに、Wi-Fiは便利ですけど。

4)スキャンした画像は、液晶画面で確認できる。
 ここで、画像を90度ごとに回転できます。


さて、肝心の画質について、です。
まずは、ADS-1500W。300dpiでスキャン。
上から、1/6 ほど下に横縞が発生しています。これは、「4)画像が間延びする。」ためです。


次にToRiZo。間延びはありません。しかし、四角ドットの様なものが。これも300dpiです。


そして、600dpiでスキャンしたもの。


さすがは、有名企業のBrother。300dpiでも鑑賞に堪える画質です。しかし、いかんせん、間延びの問題は如何ともし難いです。
まあ、私のスキャナ利用法が変わっているのであって、メーカーの責任では無い、かな?

Torizoで600dpiだとスキャンに時間がかかります(300dpiだと8秒)。まあ、全てにおいて一長一短はあると言うことですね。
それにしても、このToriz、2014年から発売されているのですね。この業界にしては、割とロングセラーの様な気がします。ニッチ製品の割には。
ニーズがあるんですなァ。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする