パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

加山又造展 at 日本橋タカシマヤ

2017年03月02日 | アート・文化
残り少ない開催日数だったので、取り急ぎ見に行きました。

50年代、日本画は低迷して言いたそうで、色々な試みがあったらしいです。
その当時画壇デビューした加山又造は、キュビズム、シュールレアリスム、未来派等、洋画の手法を採用し、現状打破を試みたと。


足や頭が何本もあるのは、動き・時間の経過を表しています。これが未来派。


草の形がアンリ・ルソーの影響です。


60年代からは、急にオリジナリティを発揮しています。
猫を飼っていて、よく描いたそうです.
 

私が感心したのは、琳派を現代に蘇らせたところです。模倣ではなく、現代に再解釈し直したというか。
   


夜桜も素晴らしいですけどね。
大画面、圧巻です。


悪い言い方ですが、パクっているんですよね。(笑)
右端の絵は、速水御舟の「炎舞」ですからね。


しかし、そうは言っても、当代随一の画家であったことは、間違いありません。
ギリギリ間に合って良かったです。

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