散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

その気になったらいろいろ見えてきました!

2021年06月28日 | 昆虫など

えーっと、その気で探すといろいろ見えてきます!

三年前から「カメノコテントウ」を探していますが、

考えてみると、テントウムシは種類が多いのに

何種も見ることができていません。

少しまじめに探してみようと思って出かけました。

まずは甘い香りのヤブガラシの花からです。

 

あっ!やっぱりいましたね「ヒメカメノコテントウ」

セイタカアワダチソウでは幼虫も見つけました。

 

「オオニジュウヤホシテントウニジュウヤホシテントウ

ヤブガラシの甘い香りにつられてかぶりついています!

*後日イトトンボの同定ができずに悩んでいたところ、

偶然にニジュウヤホシテントウにもオオニジュウヤホシテントウ、

ルイヨウマダラテントウなど類似種がいくつかあるようです。

未だに、小学校の頃の貧弱な図鑑で覚えた種名が頭から離れず、

断定してしまいました。ちょっと怖くなってきました・・・

ハンドブックをよく見れば気付いたはずなのに(´;ω;`)

よほどおいしいのか?

微動だにしません

こちらは草の葉裏で見つけた「オオニジュウヤホシテントウ」

おやっ!草の葉をもりもり食べています。

こちらは草食なのだろうか?

 

で、こいつもニジュウヤホシテントウ?かと思いきや・・・

よく見ると星が少ない「ナミテントウ」でした。

ナミテントウは遺伝型斑紋多型があってややこしい。

全く別種のようで同じナミテントウであったりします。

こいつは星を数えると19星テントウでした。

 

更に、「イチモンジカメノコハムシ」

なぜ、透明なアーマー?をまとっているのか?

なんだか宇宙的で面白い

更には、その幼虫がおぞましい姿!

背中の黒い突起はなんと自分のフンを積み重ねて作るそうです。

「イチモンジカメノコハムシ」は時間差を持って産卵するそうで、

幼虫から成虫まで一度に観察ができます。

 

スイバかな?草の茎に白いケバケバ発見!

おやっ!昆虫のようです

何じゃこりゃっ!

 

ありんこと比べても小さな昆虫

 

ようやく姿をはっきり捕えることができました。

どうやら「スケバハゴロモ」の幼体の」ようです。

 

同じような白いけばけばを見つけました!

こちらはどうやら「アオバハゴロモ」の幼体のようです。

 

足が見えなければ草に付く「カビ」

こんな姿ですが、驚かせると結構な勢いで飛び跳ねて逃げます!

 

ひょっとしたら間違っているかもしれませんが

「アオバハゴロモ」幼体といたしました。

 

桑の葉では「ハリカメムシ」かな・・・

「ホソハリカメムシ」にも見えます。

この形態でしかとれなかったので悩みます。

 

こちらは「シマサシガメ」

 

んっ!!!!

草に付いたホコリかな・・・

 

んっ!

「アワダチソウグンバイ」

文字通りセイタカアワダチソウで見つけました。

 

オヤッ!

 

「チャバネアオカメムシ」の幼体???

そういうことにしようかな??・・・

 

 

こちらも少し成長した「チャバネアオカメムシ」のようです。

以前にも書きましたが「カメムシ」の多様性には脱帽です!

カメムシ多様性のおかげで断定できません。

今回も、ハンドブックや図鑑からの同定です・・・・

間違っていたらごめんなさい!

 

 

 

 

 

 


蜘蛛など

2021年06月27日 | 昆虫など

今日は桑の木にテントウムシを探そうと歩きました。

ヤブガラシでは何種かのテントウムシを見つけましたが、

オオブタクサで、何種かの蜘蛛を見ることができました。

今日はクモの画像をアップします。

クモが苦手な方や、トライポフォビアの方はスルーしてください。

 

フィールドではじめに出会ったのは「オニグモ」(ヤマシロオニグモ?)

夜行性なので草の葉陰で休んでいます。

触ると、ゆっくり足を延ばしますが、すぐにたたんでしまいます。

 

次に、オオブタクサで「チャイロアサヒハエトリ」

 

正面顔がかわええ・・・

前腕の内側が青みどりの金属光沢で美しい

 

見たことが無かったのでいろいろな角度から撮る

 

はじめはデーニッツかと思ったんですけど

調べてみると全然特徴が違います。

 

同定のために多数の角度から撮りました。

「チャイロアサヒハエトリ」の雌としました。

 

同じオオブタクサで「コシロガネグモ」

色彩が美しくお気に入りです。

 

そのすぐそばで「オオシロガネグモ」

 

こちらはその近くで「オオシロガネグモ」のオスだと思われます。

 

更に、とうとう同定できなかった未確認

 

子蜘蛛のコロニー

巣に引っかかったアワダチソウグンバイも見えます。

トライポフォビアの方には苦手な画像となっています。

 

クモの種別までは同定できません。

尚、明日はテントウムシなど

今日撮った昆虫類の画像をアップしますね(^^;

蜘蛛が苦手な皆さんには申し訳ありませんでした。


散歩道DEスナップ

2021年06月22日 | 昆虫など

とにかく暑いですね、(^^;

この趣味を始めたころは

6月にこんな暑さを感じたことはないようなと、

調べてみたら意外にも15年前あたりから

6月の暑さが自分のHPに記載されていました。

(現在はHPはお知らせのごとくありません。)

 

「ベニシジミ」が目立ちます。

今年は蝶が少ないように感じます。

ヌマトラノオにはいつもいろいろな蝶が来るのですが、

今年はほとんど見られません。

 

「キマダラセセリ」

 

「オオチャバネセセリ」

これらのセセリは例年並みに見ることができます。

 

「モンキチョウ」

「モンシロチョウ」も例年並みかな

ヒョウモンチョウやタテハが少ないと思います。

 

「カノコガ」

 

「キハダカノコ」

梅雨時になると目立ってきますね。

 

「カマキリ」ですが幼虫だと思います。

私には同定不可能です。

 

クサギの葉の上でもそもそ動いているのは

「ナナフシモドキ」です。

この写真ではわかりづらいですがよく見ると、

足先や体に赤いダニらしきものが(^^;

 

「ササグモ」

 

待ち伏せて、アブらしき獲物を捕らえて

葉裏で食事中の「ササグモ」

 

こちらは「ドヨウオニグモ」

私は初めてみました。

 

黄色く透き通るような体がきれいです

 

なかなか背中を撮らせてもらえませんでした。

 

「ヒメギス」もだいぶ大きくなりました。

この時期は葉が茂ったこともあって

野鳥はなかなか姿を見ることができません。

あきらめきれずにハシブトガラスに

雛を持っていかれたと思われるツミの巣を見に行きましたが

ハシブトガラスも巣立ったらしく、

周囲は静まり返っておりました。

 

 

 


散歩道のトンボなど

2021年06月20日 | 昆虫など

散歩道でのトンボなど

今日は10Kmほど歩きました・

「ヤナギハナガサ」

レンズを向ける花々も外来種が目立つ

 

「ハンゲショウ」

遠くから見ると白い花が咲いているようだ・・・

 

河原では「クルミ」がたわわに実を付けています。

 

ここの「コマツナギ」はこれからですね。

 

水辺では「シマアメンボ」

彼らは翅を持たないので飛ぶことができない土着の虫です。

きれいな環境にいる虫だそうです。

 

「シオカラトンボ」

未熟のオスかと思われます。

シオカラトンボも生まれたばかりは雌型なのでややこしい

 

「オオシオカラトンボ♂」

 

「アキアカネ」が目立つようになりました。

 

「ホソミオツネントンボ♀」

 

こちらは「ホソミイトトンボ♂」

青いイトトンボはほんとに難しい

同定に時間がかかりました。

はじめて画像に収めることができました。

このトンボもホソミオツネントンボ同様成虫で越冬するとのことです。

 

「アオイトトンボ」

体色は金属光沢のある緑色のうえに

イトトンボの仲間では珍しく翅を開いてとまるので同定しやすいですね。

 

 


大好物「クロハラアジサシ」と出会う

2021年06月18日 | 野鳥

沼辺を歩いていると

目のまえを「Gull Wing」が横切った・・・

良く確認すると「クロハラアジサシ」でした。

冬には、ユリカモメなどに混じって一羽ほどが確認できる程度。

夏場の確認は初めてです。

 

気温が高く、空気は揺らいで画像は不鮮明です。

ですが、腹部がまだらで換羽中だと思われます。

 

私は、ここに来る野鳥の中ではコアジサシと並んで

このクロハラアジサシが大好きです。

なぜかというと、飛翔形態がとにかく美しい。

 

この時期に出会えるなんてハッピー!

 

しかも複数の群れ

 

飛翔している姿が美しくてしばし見とれる

 

杭で休む「クロハラアジサシ」

 

飛翔後、杭にとまったので確認すると五羽の個体が確認できました。

どの個体も腹部がまだらで夏羽へ換羽の途中のようです。

全く期待しない出会いだったのでうれしかった。