散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

どんどん消えてゆく・・・

2022年06月03日 | 昆虫など

そろそろ14歳になろうかという愛犬とまだ出会っていないころから・・・

散歩道ではルリビタキとジョウビタキが縄張り争いしたり、

春にはモズが愛を語ったり、

ネコヤナギの花穂をついばんでくちばしが黄色に染まったキレンジャクがいたり・・・

夕方になるとオオタカが毎日のようにとまっている樹があったり、

サシバが営巣していた針葉樹の林・・・

初夏にはヘイケボタルがあたりがほんのり明るくなるのではと思うほど舞ったことも・・・

そんな景色がどんどん消えてゆきます。

メガソーラーの工事が始まるという看板が立っていました。

あーっ!とうとうここもか・・・

昔、友人と「エコ」について話をしていて、どうもかみ合わない。

彼は「エコノミー」の観点から、私は「エコロジー」・・・かみ合うわけがない。

で、毎度のごとく、話が唐突にすっ飛ぶのですが

アカシジミを見た昔の通勤前散歩道に1週間ほど通いましたが、

とうとう今年は先日の一個体で終わりのようです。

さて、次はミドリシジミだなと河原に出てみたら😢

土手のハンノキも、桑の木も、クルミの木も・・・なーんにもなくなって

都会の公園のように丸裸になった土手が延々と続いていました。

長らく目を楽しませてくれた景色がここでも消えてしまったのでした。

 

ようやく姿を見せた「アオモンイトトンボ♂」

こちらは「アオモンイトトンボ♀」

 

「メスグロヒョウモン♂」

カラスアゲハ、コミスジ、イチモンジチョウ、ダイミョウセセリ

サトキマダラ、コジャノメ、ヒメウラナミジャノメなどなど・・・

今季はウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ミドリシジミ、ウラゴマダラとの出会いはあきらめました。

 

「ナミテントウ」の幼虫かな

 

カマキリの仲間も湧いて出てきた?ようです。

 

愛犬と散歩していて、やたらと目立った「ウズラカメムシ」

 

「アカサシガメ」

私は初めましてですが、相変わらずカメムシの仲間の多様性に驚く。

 

「ホソハリカメムシ」

毎度図鑑とWEBを徘徊して同定していますが・・・

間違っていたら笑って許してください💦

 

ヒメヨコバイの仲間?

茎の下にあるのは脱皮痕かと・・・

 

葉っぱに穴をあけているのは誰かな・・・?

ちょっと失礼して裏返してみたが・・・

わたしには同定不可能

Googleレンズで検索してみたら・・まあいろいろ出て来て余計に混乱。

 

ちょっとおしゃれな奴がいたので撮ってみました。

「シロスジベニマルハキバガ」というらしい。

ハキバガ?命名の由来が知りたい・・・難解

 

「ナミマイマイ」でしょうか?

殻の模様が多様で調べてみましたが、

画像を多く見れば見るほどこれも難解。

「かたつむり」でいいか(^^;

 

「クサグモ」

 

食事中の「コハナグモ」

さあて、こんな景色がいつまで見られることやら・・・

ちなみに、メガソーラーができたことで野鳥がやってこなくなったという声が多い。

上空から見たパネルの反射は野鳥にとって異様な光景に写るのだろう。

とはいえ、毎年楽しみにしていた散歩道でのミドリシジミとの出会いを奪われたのは淋しい。