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なお色の手紙

行ったり来たりのありふれた毎日が、
キラッと光る宝探し、
本能と煩悩のおもむくまま、
語り合えたらうれしいなあ。

悪化中

2012-05-23 10:45:36 | Weblog
調整休暇を本日に変更していただきました。
薬が切れると、じんじん痛みます。
顔の腫れも一際目立っています。
保冷剤をタオルに包み、当てております。


しかし、顔から下はいたって元気。
昨日の夜に、スネ夫がガソリン入れて来るの忘れたから、スタンド行って来ると言うので、
便乗し、痛みを紛らわせる為に、せめてDVDでも見ないと、TUTAYAに連れて行ってもらった。

「あぜ道のダンディ」良かったです。



監督は、『川の底からこんにちは』(2010年)の石井裕也。
キャッチコピーは「見栄を張ってなにが悪い!」

主役の宮田(光石研)、親友の真田(田口トモロヲ)が、良い味出しています。
出番は少ないけど、宮田の同僚:藤原竜也、医師:岩松了、宮田の妻:西田尚美
私の見る作品ではお馴染みの面々が引き立てます。

私達世代には、じーんと来ます。
泣いちゃいましたよ。

先日来、話題にしている「すーちゃん」と通じるものがあります。
川の底から、もそうでしたが、ごく普通の庶民の日常です。

庶民の日常だって、平凡な中にも色んな思いがあるもんです。
自分が子供の頃抱いた、親への思い。
親に成ってからの、子供への思い。

どっちもよく解ります。
大抵の人は、相手が家族となると、不器用な愛情表現に成ってしまいます。


先日、母が、買い物に出かける私に、「あんんたたち、いつも一緒で楽しいっしょ」と言った。
勿論スネ夫とのスーパーへの買い物だ。

「あぁ~そうかもねぇ」
楽しいと言う概念は無かったので、そっかぁ、父を亡くした母は、そう感じるんだな~
と、母の寂しさを感じた一瞬でした。

「連れ合い」と言う言葉がありますが、年を重ねた夫婦にこそ似合う言葉。
この映画の主人公は、妻に先立たれ、親友の方の妻は、出て行ってしまった。
子供二人が東京へ向かった後、俺が居るからと慰め、酒を飲む二人の男。


誰でもいずれ、親を失い、子供は離れ、もしかしたら連れ合いに先立たれる、
そのうち職を失い、健康を失い、これから歳を取ると言う事は、一つ一つ失って行く事なのかもしれないな。
では、最後に何が残るんだろう。

悲観的に生きない為に、何を身につけたら良いんだろう。
結局、心の問題なんだろうな~











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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (みけ)
2012-05-23 16:07:45
 お加減 芳しくなさそうですね
 早くよくなるといいのに
 
 少しでも マシになりますように…


 「川の底からこんにちは」
 だいぶん前にケーブルテレビで録画したままで なかなか観れてませんでしたが
 昨日から 毎日のドラマの合間にちょっとずつ観てます。
 今のとこ 非常につらい状態のとこです

 観てたら タイトルを聞いたダンナが
 何 これ?
 ホラー?
 って聞いてきました。
 確かに ホラーっぽいかも
返信する
そうですね (なお)
2012-05-23 21:53:21
主役の女性は自分を「中の下の女」と自虐的で、
やけくそ気味ですから、そこから開き直って行きます。

私は高木ブーな、感じです。
返信する

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