なお色の手紙

行ったり来たりのありふれた毎日が、
キラッと光る宝探し、
本能と煩悩のおもむくまま、
語り合えたらうれしいなあ。

泣き笑い。

2019-10-28 17:52:51 | Weblog


新しい仕事は、なかなかの体力勝負な面もあると知る。
重い荷物の上げ下ろしや、片手に荷物を抱えながらの作業など。
加えて、緊張感もあり、疲労困憊で金曜に帰宅。


土曜は家事をこなし、日曜に買い出し。
所用があり少し遠出をし、久しぶりに夫婦でモスバーガーへ行った。


おい、オニポテって凄いな、鬼の様にいっぱい入ってるポテトだぞ。

「へぇ〜ポテト美味しいから売れるんだねぇ〜」

おい、違うだろっ、鬼じゃなくて、オニオンのオニだ、なんで間に受けるんだよ。

「えっ、そうなの、鬼ポテってありそうなネーミングだよね」

お前はさ、ジョーダン言ってるのに、突っ込めよ、ほんとアホだな。

そう言ってゲラゲラ笑い、そこそこ楽しい休日に成るはずだった。







日曜の夕方、食卓に置いてあるPCをしばらく使った後、立ち上がろうとしたら腰に違和感。


「あれっ」なんかヤバイかも、と思ったが、その後、大丈夫そうなので、普通に夕食準備を始め、
まな板で野菜をカットして、下の収納からざるを取り出そうと腰を曲げ、立ち上がったら、「ウッ、イタイッ」


やっちまった。
ギックリ状態である。

もうそれからは、立っている姿勢以外無理。
腰が曲げられない。


ソロソロと歩き、なんとか夕食を作ったが、座る事もままならない。
腰痛は、スネ夫の専売特許、大きい湿布を2枚貼ってもらい、スネ夫のコルセットを巻く。


コルセットのお陰で少し動ける様に成ったものの、お風呂に入る為に着替えも一苦労。

どうしよう、明日仕事行けるかなぁ。

「諦めろ」と言うスネ夫。


今、仕事を覚えなきゃいけない時期で、更に月末の忙しさピークな時。
猫の手も借りたい職場で、今休んだら、完全に使い物にならない奴だ。


一日で回復は難しい場合、一体何日休めば良いのだろう。
やだ、やだ、やだ、遅れを取りたくないよ、絶望感で泣きそうになる。


そして、職を失う恐怖が襲う。

「仕方ない、どうしようもないんだ、後は片付けておくから寝ろ」そう言われ、早々と床に着く。
あまり眠れなくて、早めに目が覚めた。


うむ、怯えつつ起きてみたら、相変わらずのめまいと、足が痛い、が、腰はなんとか行けそうだ。
ソロソロと動き出し、湿布を貼り変え、またコルセット着用。


・・・・むむ、これは行ける、行けるぞっ。
不安だったが、なんとか今日一日働けました。


フゥ〜〜首の皮一枚で、繋がった感。
今日も養生して早く寝よう。


「俺だって、いつ使い物にならなくなるか解らないから、その時職を無くすのも覚悟してるぞ、
お前も無理なら、別の仕事を探すしかないんだ」


毎日綱渡りのスネ夫の気持ちが、解った気がした。
主婦のパートよりよっぽど責任が重い仕事、もっと労わらないとなぁ〜と思いつつ。


スネ夫、やっぱり、未だ未だ私を働かせるつもりなんだな、絶対仕事しなくていいって言わないもんな。
キビシイ、国は平気で70まで働け的な事言うが、体が保てばいいが、恐怖しかない。


あと何年働くんだよ〜、私達の様な底辺に、老後は来ないんだね。
常に現在進行形なのか。













コメント (2)
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