なお色の手紙

行ったり来たりのありふれた毎日が、
キラッと光る宝探し、
本能と煩悩のおもむくまま、
語り合えたらうれしいなあ。

いっぺんに

2018-04-01 23:23:53 | Weblog

前編、後編、見ましたよ〜
メカラウロコ・28バックステージ、鮒鮨って、私も食べた事無いです。
ヒーセ、酢飯が無かったのが、不幸中の幸いって、面白かった。




初代ワンコが天に召されて約4ヶ月、未だに思い出せば泣けてしまう。
里親募集を随分見て、一度応募もしてみたけど落選。
スーパーの掲示板なども随時見て、ネットも日々検索。


近所にとても評判が良く、健全なペットショップがありますが、どうしてかそこには行く気になれず。


猫ちゃんがいっぱい飼育放棄されてると知り、次は猫ちゃんもありかと思い始め、動物管理センターのホームページを、
毎日見たりして本当に悩みました。
受け取りや見学は、平日の16:30までなので、気になる子が居ても、直ぐには行けず、そのうち貰われてしまう。


猫ちゃんを迎えるなら、先ずは室内の片付けから始めないと、ヘアスプレーやムースなどかごにまとめて入れたり、
テーブルの上に無造作に載せていた物を、一箇所にまとめたり、3コインショップで蓋つきの収納BOXを買ったり、
そして、先日やっとセンターに見学にも行ったのです。


しかし、そこにいた猫ちゃんは、とてもとても警戒していて、拒絶している様に見えました。
その時によっては、人慣れして自分から寄って来る子も居る様ですが、そういう子は、直ぐに里親さんが
見つかるらしく、その日はシャーシャー猫ちゃんと、フリーズ猫ちゃんしか居ませんでした。
どの子も、可愛いのですが、猫ちゃんを飼った経験が無いので、二の足を踏んでしまい、その日はどの子も決められず帰宅。


スネ夫には、本当に、家族に成りたいと思える子が見つかるまで、妥協はしない方が良いと言われました。
そんなことがありつつ、金曜日に仕事に行った私。

予定が狂い、なんと昼で仕事が終わってしまった。
ん〜〜じゃぁ、映画でも見ようかな、と、天気も良かったのでバスに乗った(調度映画館の前で止まる路線)
しかし、見たい映画の時間まで間があったので、同じ建物の1階にあるペットショップに何気に寄ってみた。


生態展示販売は、批判が多いことを知ってたが、つい子犬に目が行ってしまい、察したショップの方が声をかけてくる。
そこは、コの字型のブースが5〜6区画あり、聞くと、出店している店舗がそれぞれ違うそうだ。


一件目で、初代と同じ犬種が目につき、すかさず手元に連れて来られた子も可愛らしかったけど、心動かず。
見るだけ見るだけと、たどり着いた3件目で、目が離せない子に遭遇、気を取り直しぐるっと見たら、映画を見よう。
そう思ったけど、やっぱり、気に成りその子の元へ戻り、また行き過ぎてまた戻り、ショップの人が話しかけるのも上の空。


もう、そこから一歩も離れられなくなり、手元に抱いた時、私を見上げるその瞳を見た時、もう心が決まってしまった。
この子だ、絶対この子だ、この先10年15年最後の家族はこの子しかいない・・・


ジリ貧だけど、私の色んな欲を捨ててもいいと思った。
そして、お店の人が通りで拾ってくれたタクシーに乗り、もう連れ帰ってしまった。


階段を駆け上がり、「パパ〜パパ〜ごめん、ごめん、許して、ごめん、勝手にごめん」と部屋に駆け込んだ。
奥の部屋に居たスネ夫は、何事かと驚き、「どうした、どうかしたのか」と現れ抱えた子を見て一瞬固まり、直ぐに、
「〇〇〇。〇〇〇。来い、早く来い」と、娘を呼んだ。



それからはもう、皆んな嬉しくて嬉しくて、メロメロに。
スネ夫は「お前、ホント馬鹿だなぁ、ホント馬鹿だなぁ」と呆れつつう満面の笑みで、ここ数ヶ月で見たことのない笑顔に成った。





今まで何もやる気がなく、ため息ばかりだったスネ夫が、その日のうちに速攻新しいゲージを買いに行くと言い、車を出した。
首輪を買おうとしたので、まだ早いよって笑い、おやつも買うとか言い出す。(餌はショップで用意してくれたので)








翌日には、3人掛けの皮のソファーを汗だくでノコギリを使い解体し、家の外に出し、ワンコが走りやすい様にと、マットを敷いた。
ワンコを囲み、家族で笑い語り、こんな過ごし方は何ヶ月ぶりだろう、「天使が舞い降りた」そう思わずには居られない。











コメント (3)
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