JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

JARLの会員増強キャンペーン

2015-10-22 11:28:02 | 無線
 JARL創立90周年記念キャンペーンで会員の増強が4月
から9月30日まで行われました。
 結果は思うほど増強できなくて、引き続き継続するよ
うです。
 入会者を紹介した会員と新しく入会した人には全員USB
メモリーがプレゼントされたようですが、1000個用意し
たのが、半分ちっと余ったそうです。

 現在の会員の年齢による構成表があります。

 見て驚くのは40歳以下がわずか3.2%、50歳以下は
11.9%と極端に少ないことです。
 30歳以下となると0.8%しかいません。
 この数字はいささかショックでしたね。
 携帯電話代を負担に思っている年代です。無線をしてい
る数はそんなに少ないとは思えませんが、JARL会費の
7,200円を払ってまで入会する余裕はないのでしょうか?

 しかしそれ以上に深刻なのは若年層にアマチュア無線を
楽しむという意識がないのではないかと心配します。
 先を考えると若年層をいかにアマチュア無線に振り向け
るかの努力が重要なんではないでしょうか。
 社員総会の折に私の質問に会計課長はいまのままであれ
ばJARLは財務的には50年大丈夫と言いました。
 積立金を取り崩していっても50年はという前に会員にな
るアマチュア無線家がいなくなってしまうことの方が深刻
ではないかと思います。
 JARLがなくなって困るのはまず職員でしょう。
 会員は別に困ることははないでしょう。新たにQSLカード
の転送システムを作れば済むことです。

 JARLはもっと青少年層にアマチュア無線の楽しさをPRする
努力を率先してJARDやJAIAとともにするべきでしょう。
 You TubeをみていますとARRLはアマチュア無線の紹介
VIDEOをいくつか流しています。JARL関係では沖ノ鳥島PEDI
のVIDEOが唯一でしょうか。
 月末の31日にはJARL大分県支部が2回目のラジオ制作講習
会を行う予定ですが、子供たちにアマチュア無線の面白さ
を伝えるリーフレットがあるかと探しましたがJARLにはあり
ませんでした。

 最近はこんなものを作り配布しています。

 裏には和文モールス符号と欧文モールス符号表が印刷され
ています。A5版ですが下敷きにするには小さいし、何に使う
のかはわかりません。費用はいくら要したかもわかりませ
んが、アマチュア無線を紹介するリーフレットなどの制作費
用にしてほしいものです。
 また理科離れが激しい小学生に対策として以前作っていた
DVD「でんぱ教室」

を全国の小学校に配布して、理科の時間で先生を助けるなん
てどうだろうか。 見たことありますか?見えない電波をい
かに見えるかのようにして説明しています。
 そうすれば今は天国にいる親友だったこな爺ことJA3CHSも喜
ぶのでと思うのです。
 
 ここでいろいろ文句をいってもJARLの理事さんには届かない
かと思いますので来年の社員総会で発言してみましょう。
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