太宰治

最近、読むわけじゃなくて、
太宰治の短編の朗読を聞いてます。

その言葉は今聞いても新鮮で、
ビックリします。
それに、今だから良く分かります。
とても面白いです。
嘘だか本当だか分からない分裂した
ような所も魅力です。

俺もこんな職業だし、この歳だし、
同感だと思う事が多々あります。
２０代の頃よりずっと感じます。

「それにしても暑いですね。」
みたいに始まる文章をみた時、
ああ、この人は書きたくないのに
書いてるな、とか、
俺なら書きたくない時
こうなるな、とか思い、
親しみをかんじます。

作家仲間が自殺した時は、
そこまで純粋に
作品に取り組んだ精神に対して、
良くやったと言います。

また、それくらいの奴がもっと居ていい
はずなのに、見当たりませんね。
つまらない世の中になったもんですね。
みたいな皮肉も言ったりします。

、、愚痴じゃん！とか思うエッセイも
あったり色々です。

でも、なんか言葉がスーっと入ってきます。

俺、、ブログ書かなくてもいいんじゃないか、
て思うくらい面白いんですよ。
読んでみてください。