こりんの遊び部屋

愛知県新城市の’こりん’の道草日誌
好きなテニス・釣り・登山・山野草などの話題を不定期に!!

富幕山へ富士山展望を期待して行きましたが? その1(10月29日)

2021-10-31 07:00:00 | 登山

富幕山へ富士山展望を期待して行きましたが? その1(10月29日)

 

今日も朝起きると青空が広がっています。

木曜日も雨生山で富士山を眺めましたが、雨生山より5~6kmほど東の富幕山なら大きく見えて楽しみです。

午後から出かけましたので、当初は陣座峠より奥山コース展望台まで行って富士山を見たら帰ろうと思っていました。

さてどうなるでしょうか?

 

陣座峠の富幕林道ゲート前に駐車して林道を歩いていきます。

林道沿いは、春から秋まで山野草がなにか咲く場所ですので林道法面を注視して行きます。

黄色い花が目にとまりました、ツワブキです。

次に目に入ったのは、センブリの白い花

小さなセンブリが多い。木曜日に行った雨生山ではムラサキセンブリが多く見られますが、

同じ弓張山地で東に5~6kmのここではセンブリのみです。

リンドウは、こちらでもちょうど見頃を迎えていました。

ブーケのようなリンドウ

ヤマシロギクも一杯咲いています。今の時期、どこの山でも見られますね。

こちらは、リュウノウギク

これはキク科らしい葉を付けていて簡単に判別が出来ます。

林道途中の高圧鉄塔線の通過する展望地に来ました。

さて富士山は???残念!!!富士山方面には雲が出ており見えません。

「がっかりです。」今日は、花目当てに歩きましょう。

林道を花を探しながら歩くとこんな花を発見

これは、センボンヤリの閉鎖花です。蕾の状態で受粉がされるようです。

次の画像が閉鎖花が開いた状態、この種を採取して播くと高い確率でセンボンヤリが育ちます。

アケボノソウが1株ありました。余りここでは見かけません。

歩いていると白い小さな花が目にとまりました。良く見るとキッコウハグマです。

木曜日の雨生山では1本も見ることが出来ませんでしたが、ここの林道沿いには多くのキッコウハグマが咲いていました。

こんな富幕林道を奥山コースに向かって歩いていきます。

センブリもずっと咲いています。

センブリは、他の草木が大きくなると絶えてしまいますので、痩せた土地に多く見られます。

初めは、ニガナと思っていましたが違いますね。

ヤクシソウでしょうか。

キッコウハグマ

奥山コースの出合いました。ここを右に登っていきます。

この付近にミカワマツムシソウが多く見られます。

花の時期的には少し遅かったようで、種になっているものが多かった。

富幕林道を歩き奥山コースに入りました。

お目当て富士山は雲の中でしたので花を探しながら歩いていきます。

 

 

 

 


雨生山・比丘尼の丘(丸山)にムラサキセンブリの花を求めて その3(10月28日)

2021-10-30 07:00:00 | 登山

雨生山・比丘尼の丘(丸山)にムラサキセンブリの花を求めて その3(10月28日)

 

反射板のある展望丘で休憩しながら展望を楽しみます。

恵那山が一番奥に見えました。手前は上矢作町の荒峰山1271.8mと大船山付近の風力発電の風車

中央奥に大川入山、右手前は鞍掛山883mと888m峰

左より鞍掛山から棚山高原、右に宇連山929.7m

手前は船着山427.2m

三ツ瀬明神山1016.3m

常寒山482m

南アルプスの塩見岳から荒川岳、赤石岳、聖岳が白く見えます。

荒川岳、赤石岳、聖岳、上河内岳

南アルプス南部の山並み

金山423.6m

金山をバックにムラサキセンブリ

ムラサキセンブリにハチが蜜を求めてとまっています。

ヤマラッキョウも目立ちませんが、たくさん咲いていました。

ヤナギノギク

センブリ?にしては大きい花を付けています。

ムラサキセンブリの白い花のようです。

日が高く上がりリンドウが開いてきました。

展望と花を楽しんだら下山です。来た道を降りていきます。

往きに写していなかった花を探していきます。

ヤマハッカ

アザミの仲間

車を停めた場所付近まで戻りました。

前回来た時は、見頃だったサワヒヨドリですが終わりでした。

ヤマラッキョウも最後まで楽しませてくれました。

富士山と秋の花を求めて雨生山に登りました。

快晴に恵まれて両方ともしっかりと堪能できました。

 

 

 

 

 


雨生山・比丘尼の丘(丸山)にムラサキセンブリの花を求めて その2(10月28日)

2021-10-29 07:00:00 | 登山

雨生山・比丘尼の丘(丸山)にムラサキセンブリの花を求めて その2(10月28日)3回で紹介予定

 

登山道を登っていくと、今日のお目当て一つ、ウメバチソウが咲いていました。

この場所では、一輪のみですが蕾がまだあるのでもうしばらく楽しめそうです。

ここ以外にも、もう1箇所咲く場所があるので咲いているか確認に行きます。

この尾根上も痩せた蛇紋岩地帯でヤナギノギクやミカワマツムシソウが多く咲いています。

ムラサキセンブリ

毎年ウメバチソウの咲く場所に来ると「満開だ!!」

今年も良い時期に来ることが出来ました。

ここのは立派な株になっています。

これも盗掘されない事を祈ります。

背丈15cmほどのミカワマツムシソウ

ケルンの積まれた赤茶けた場所

センボンヤリの綿毛も見つけました。春は白い小さな花ですが、秋は閉鎖花で綿毛を付けます。

アキノキリンソウは少なかった。

雨生山山頂手前の展望丘

左から雨生山山頂313m、吉祥山382.5m、本宮山789.3m

三角錐の山が並びます。

南には、静岡県浜松市の浜名湖

手前の湖が浜名湖の一部の猪鼻湖、その奥が浜名湖本湖、そして中央奥に遠州灘

手前から猪鼻湖、浜名湖本湖、今切口にかかる浜名バイパスの橋と遠州灘

海には、ぼんやりと漁船も見えています。

雨生山山頂に向かって尾根道を歩きます。

左手にはずっと浜名湖が見える。

山頂手前からの山頂、吉祥山、本宮山

標高は、300m程度ですが、いつ来ても展望が素晴らしい。

浜名湖と左に東名高速道路、見えている街は三ヶ日町

私の住む愛知県新城市とは県境を経て隣り合っていますので、仕事や生活で行き来がある街です。

リュウノウギクが1輪咲いていました。比丘尼の丘へ行けば多く咲いているでしょう。

雨生山山頂313mです。

今日ここまで歩いたのは、朝から青空で富士山が見られるかもと思い来ました。

花が目的の時期には、あまりここまで来ることはありません。

山頂から北側に伸びる道に数m歩くと、少し木々が刈り払われています。

この隙間から富士山を見ることが出来るのですが。

「見えた!!富士山!!」真っ白に見えます。

これから寒い時期になれば、度々見ることが出来るでしょう。

今日の大きな目的も達成です。

富士山を見たら戻ります。時間も11時近くなりましたので気になりますが、展望丘付近から見えた南アルプスの峰も気になります。

反射板のある丘で休憩です。

遠くは恵那山から大川入山、南アルプス、鞍掛山、棚山、宇連山、三ツ瀬明神山

近くは、雁峰山、風切山、船着山、常寒山などが一望出来ます。

雨生山山頂で富士山を見て大満足、展望丘まで戻り休憩です。

周りには、ムラサキセンブリやヤマラッキョウなどが咲き乱れています。

その奥には、恵那山から南アルプス、奥三河の山並みがくっきりと。

贅沢な休憩場所です。


雨生山・比丘尼の丘(丸山)にムラサキセンブリの花を求めて その1(10月28日)

2021-10-28 13:20:37 | 登山

雨生山・比丘尼の丘(丸山)にムラサキセンブリの花を求めて その1(10月28日)3回で紹介予定

 

朝起きると快晴です、これならば雨生山山頂313mから富士山が見られるかもしれません。

午後から用事があったので、今日のコースは世界桜の園駐車場から西口丸山道から登り、

金山林道に出て雨生山新城側登山口で尾根へ、尾根道を東に行って山野草を見て西の山頂まで

行きました。帰りは同じコースでのピストンにしました。

 

中宇利地区のから見た左、金山423.6mと真ん中三角錐の山、雨生山313m

愛知県と静岡県との県境の山です。

世界桜の園の道沿いに駐車、9時過ぎに来た時は数台の車でしたが、帰りには13台ほどの車が停まっていました。

この時期、特に人気の山で昨年は休日になれば30台ほどの車が訪れる日もありました。

吉祥山と本宮山、中宇利地区の田んぼは稲刈りが終わりました。

ここに来ると、いつもならば比丘尼の丘を周って雨生山へ行くのですが、

今日は午後からの用事のため、西口丸山道からのピストンにしました。

こちらの道は、雨の後は滑りやすいので注意が必要です。

森を越え、蛇紋岩地帯の痩せた土地に来ると今日のお目当てムラサキセンブリが出てきます。

ミカワマツムシソウも終盤ですが咲いています。

今が最盛期のヤマラッキョウ

こちらは花の終盤のヤナギノギク

前にも書きましたが、この花が私の好きな花の一つです。

ムラサキセンブリは、満開までには後数日かな?

西口丸山道、こんな風景の場所ですが山野草は多く咲きます。

ミカワマツムシソウ

ヤナギノギク

サワシロギクも終盤でピンク色の物が多い。

ドウダンツツジの紅葉

西丸山道を歩いていきます。

足元には、点々とムラサキセンブリが咲いている。

ツリガネニンジンは、もう終わりでした。

オミナエシも終わり

西丸山道から金山林道に降りて、林道を登山口に向かって歩いていきます。

この付近から秋のリンドウが目立ちます。

日陰ですので開ききっていません。

ヤブコウジの赤い実、艶やかな赤

リンドウ、道沿いに沢山咲いています。

センブリ、比丘尼の丘では余り見かけませんが、林道から雨生山登山道には多く見ることが出来ます。

胃の薬として有名ですが、この地方でも減って来ています。大事にしましょうね。

この付近では、イヌセンブリも自生する場所がありますが、残念ながら私は見たことがありません。

雨生山登山口、ここを右に登っていきます。

センブリが目立つ。

この山も蛇紋岩地帯の痩せた山でこんな感じの低木が多い。

世界桜の園付近に車を停め、西丸山道から金山林道そして雨生山登山道を登っていきます。

花は多く写真を撮りながら、天気も良く汗が出るぐらいの快適な日になりました。

 


旗頭山へ山野草を求めて(10月26日)

2021-10-27 07:00:00 | 山野草

旗頭山へ山野草を求めて(10月26日)

 

豊川市江島・新城市八名井地区の境にある旗頭山尾根古墳群。

ここは遺跡も重要な所ですが、山野草も蛇紋岩地帯特有の花が咲く貴重な場所です。

特に秋は山野草が咲き乱れます。

この日も豊川市に用事がありましたので、帰りに寄ることに。

現代のお墓の駐車場に車を停め登っていきます。

この日は浜松ナンバーの車が2台停まっていて1台の磐田市からの方と山野草の話題で話をしました。

ありがとうございました。このブログまた見て下さいね。

周りは、獣避けの柵が設置されていますので開けて入っていきます。

もちろん開けた柵は、しっかりと閉めておきます。

松が生えるぐらいの痩せた土地が広がります。

足元には、ヤマハッカとツリガネニンジン、アキノキリンソウ、ムラサキセンブリなどが咲き乱れていました。

今現在、一番目立つのはヤマハッカ

アキノキリンソウの黄色い花も目につきます。

ヤマハッカ

ヤマラッキョウも一杯咲いている。ヤマラッキョウの数はいつも行く比丘尼の丘より多いかな。

サワヒヨドリの花はもう終わりでした。

ワレモコウも地味ですが咲いています。

青空にツリガネニンジンが映えます。

標高が96.6mですので約70mほど登っていきます。

上に登って行くと途中からムラサキセンブリが目立つようになります。

ムラサキセンブリは、私の知る限り、ここと比丘尼の丘・雨生山にしか生えていないようです。

この時期になるとこの花を求めて遠方から大勢の愛好家が来ます。

ヤマハッカ

ツリガネニンジン

アザミの仲間

古墳と本宮山789.3m

6~7世紀の豪族達が眠っています。

ここが旗頭山山頂96.6m

山頂古墳から見た本宮山

ここへ来ると、1400年前の人間も同じように山や平野を見ていたんだなと思いが起きます。

南西には、三河湾から東三河平野が一望

光っているのが三河湾の豊橋港あたり

北東には、中央奥、霊山鳳来寺山695mとその左に宇連山929.7m

右端奥に南アルプス、冬になれば真っ白な頂きを見ることが出来ます。

ヤマハッカと本宮山

山頂まで来て帰りは、この白花のヤマラッキョウを探して歩きました。

山頂付近でやっと見つけることが出来ました。

山全体には、多くのヤマラッキョウが咲いていましたが、白い花を付けていたのはこれのみでした。

丁寧に探せばまだあったかも?

ツリガネニンジン

秋の山野草は、なぜか紫色の花が多いですね。

アキノキリンソウ

ムラサキセンブリ

夜空の星のようです。

本宮山をバックにムラサキセンブリ

サワヒヨドリ

ヤマラッキョウ

旗頭山尾根古墳の下には現代のお墓があります。

この山は、豊川市や豊橋市方面から道路を走っていても草木の少ない山が見えます。

旗頭山へ秋の山野草を求めて登りました。

ちょうど見頃で秋の青空の下、堪能。