ダブル・ジョーカー柳 広司角川書店(角川グループパブリッシング)
今回は、柳広司『ダブル・ジョーカー』を紹介します。前作の『ジョーカー・ゲーム(私の書評に遷移します)』の続編になるのかな。前作を読まなくても、本作品は楽しめるのではないですかね。最後の章以外は他の人から見たD機関のスパイの活躍が客観的に見られます。好きな章は「ダブル・ジョーカー」ですね。風機関vsD機関という様相でしたね。この章だ . . . 本文を読む
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)米澤 穂信東京創元社
今回は、米澤穂信『折れた竜骨』を紹介します。12世紀末の中世ヨーロッパの世界が舞台。あとがきでいっているように、ファンタジーとミステリーの融合に取り組んだ作品だそうだ。
ソロン島の領主ローレント・エイルウインが殺された。暗殺騎士エドリックが使った魔術により、暗殺騎士の手先になり、暗殺騎士に操られ領主を殺した。として領主を殺した候補者は . . . 本文を読む