女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

仕事の範囲

2017-10-17 | 日記

中村です。

仕事の範囲について考える。

ある会社でのこと。
携帯電話のショップを運営しているその会社では、社員は基本
シフト制勤務。年に一度のキックオフの日以外、一斉に休むこ
とはなかった。

最近になって月に一日店休日を設けることになり、普段業務以
外のコミュニケーションがとりにくいことが気になっていた店長は、
その日を利用して社員間のコミュニケーションを深めようとイベン
トを企画

ところが、出席を渋る社員がいる

それって、仕事ですか


また別の会社では、上司と出張中、お客様から食後のお茶に誘
われて、

「行かなきゃダメですか?」

それって、仕事ですか


大切なお客様の会社の休日イベントに招待され、

「その日は予定が入っているので行けません」

それって、仕事ですか

このような場面で実際にあるいはセルフトーク(心の中の声)で
発せられる


それって、仕事ですか



企業に属し働く以上誰しも担当業務を持っている。「営業」「経理」
「一般事務」「販売」など自分の担当業務を責任持って行うのは当
たり前。

しかし、業務仕事必要条件であって十分条件ではない。


組織はの集まり。お客様との関係もとの信頼関係あっ
てこそ。

担当業務と同じぐらい大切なのは、同じ会社で働く上司や同僚、
お客様とより良い人間関係を築くこと。


声をかけてくれた上司やお客様の気持ち、気持ち良く参加してい
る先輩の気持ち、自分が参加する(あるいはしない)ことの意義や
意味を考えて行動することが大切。

仕事の範囲はグレーであることが多い。どこからが仕事でどこか
らが仕事でないのかはマニュアルには書いてない。仕事終りの
飲み会は?お客様との食事は?二次会は?社員旅行は?厳密
な線引きは難しい。

難しいからこそ、そこに配慮や気遣いが求められる。自らの立場
や周りとの関係性を考慮して、何を選択し何を選択しないのか?

判断が求められる

この判断こそまさに仕事・・・


ワークライフバランスや働き方改革などが叫ばれ、労働者の時間
や権利が尊重されることは良いことだと思う。

ただ、

それが組織人としてではなく個人の都合だけが優先されるような
方向で発揮されないようにと願う。


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