yamanba's blog

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筑後桜めぐり2017

2017-04-11 09:17:09 | 日記

今年はいつまでも気温が上がらず、桜の開花が遅かった。それでも福岡市は3月25日に開花宣言が出され、21日の東京に次いで全国で2番目に早かった。一方、宮崎では今月2日、ようやく開花。4月に入って開花するのは1995年以来22年ぶりだとか。気象庁の予報によると向こう3ヶ月は暖かく気温は高めらしい。このところ季候がはっきりしないが、果たしてどうなることか。

それはさておき、先週末、うちのそばを流れる那珂川沿いの桜は満開を迎えていた。こうなると桜の名所も気になるところ、少し足を延ばして筑後の桜めぐりに出かけた。まずは久留米市、耳納連山の麓にある「浅井の一本桜」。幹周り4.3m、高さ18mのヤマザクラで樹齢100年余。昭和61年、市の保存樹木に指定されている。平成3年の台風による被害で樹勢の衰退が見られたらしいが、地元のご努力もあって現在の姿に回復したという。しかし、残念ながらこの日、花はほどんど蕾の状態で、その華麗な姿を見ることはできなかった。地元の方に聞くと、今年は例年になく開花が遅いとのこと。今週気温が上がれば、週末には見頃を迎えるかもしれない。

次に向かったのは、うきは市の「流川の桜並木」。通称”桜のトンネル”と呼ばれる、おなじみの場所。巨瀬川の川沿い約2kmに続くおよそ1000本のソメイヨシノは見事の一言。こちらはちょうど満開を迎えており、多くの人で賑わっていた。近く(東側)に臨時駐車場が設けてあるので、そこに車を止めてゆっくり散策ができる。少し小高い場所から望むのもまた格別。

最後は、朝倉市杷木町久喜宮(くぐみや)の「夕月桜」。あまりメジャーではないが、高速道路(杷木IC近く)から見えるのでご存じの方も多いのではないだろうか。夕月城跡に夕月神社があり、その鳥居から神殿までの約120mの参道に約200本のソメイヨシノが植栽されている。そばには柿農園もあり、長閑な場所でほっとできる。この日、散りはじめの桜も見られたが、まだまだ十分楽しめる。雨に濡れた桜もまた違う趣がある。とはいうものの、夕月神社では雨がひどくなりやむなく退散。もう少しお天気が良ければ、、

 

 

 

うきは市「流川の桜並木」撮影日:2017.4.8)

見事な桜並木

 

 

 

 

 耳納連山を背景に

 

 

 

 

 

桜のトンネル

 

 

 

 

 

巨瀬川に寄り添う

 

 

 

久留米市「浅井の一本桜」 

樹齢約120年のヤマザクラ まだまだ (咲いているのはソメイヨシノ)

 

 

 

 

 

オタマジャクシが満開!

 

 

 

 

 

ほとんど蕾

 

 

 

 

 

空洞化の跡

 

 

 

 

「流川の桜並木」を上から望む

果樹園が広がる(手前がうきは市、筑後川の向こうが朝倉市)

 

 

 

 

 

ぶどう園と桜並木

 

 

 

 

桜並木の端から

 

 

 

 

朝倉市杷木町「夕月神社の桜並木」(夕月桜)

 

 手前に柿の木が並ぶ   

 

 

 

 

 

鳥居を彩る

 

 

 

 

 

神聖な空間

 

 

 

 

 

 境内にて 紅八重桜?

 

 

 

 

 

 花枝が長い

 

 

 

 

 

艶やかに 

 

 

 

 

《関連資料》

ほとめきの町久留米 浅井の一本桜(ほとめきの樹)

うきは市 巨瀬川沿い2キロ「流川桜並木」など桜名所の開花状況

朝倉市 夕月神社の桜