マドリッドに行って迷ったことは、プラドに行こうか、よそうかということ。
なぜなら、おいらは、絵かき崩れ、に他ならないからだ。
おいらの15歳の予定では、今ごろ、プラドはおいらの作品の収集をはじめ、おいらの展示ブースができているはずだった。
もちろん、世の中そんなことはないのである。
こんな世の中、滅ぼせ!
■で、プラドの前の絵売り屋さんです。
『「こんな世の中、滅ぼせ!」とかくだらないこと言ってないで、好きなことやれば~?!』、
そして、あまつさえ、糊口をしのぐことができればいいのである、
とこのおじさんが言っているように聞こえたのでした。
おすまい。