さすが北陸？

寒い一日でした。
都心で積雪３センチの可能性　２４日未明から降雪の恐れ
北海道にはそうとうレベルの寒波が降りてくるようです。関東は未明に降雪があって、朝のダイヤが乱れるかもとのこと。こちらは白山辺りは降るようですが、平野部は雨になりそうです。しかも朝だけ♪　

昨日の２２日は二十四節気の『小雪』でした。

北陸では雪が平気なのか、へっちゃらなのかというとそうでもありません。
除雪ピンチ！業界から「限界」と悲鳴　　機械操作員不足、若手長続きせず
石川も富山も似たようなもんですよ。除雪って、技術がいるのです。しかも、夜明け前から極寒の中を作業して、道路を通れる状態にします。でないと意味がない。記事にも『積雪が見込まれれば前日夜から待機し、午前２時には点検を始め、遅くとも同４時には作業を始める。日中に降り続けば、交代できない場合もある。』とあります。積雪で車を走らせられない関東の人たちを笑えないんですよ。走れるのは道路を整備してくれる人たちのおかげなんです。

最近の北陸の話題。
北陸新幹線延伸ルート案、試算に疑問点　選定へ聞き取り
まだ３ルートのまま決められずにいます。さすが、日本海側です。誰も物事を決めようとしない。w　彼らが長く議論を続けるのは、誰かに決めてもらうためです。けっして自分で決めるためではありません。決定者になりたくないのです。
石川県議会は早々に米原ルートを推すとすでに議決してしまってて、ＪＲ側が希望している一番優勢な小浜ルート案に乗れずにグダグダしています。米原ルートは滋賀県も希望していまして（小浜ルートだと北陸新幹線が滋賀県内を通らないばかりか第三セクターで湖西線を経営せなあかんようになる。滋賀県は損しかしない）、最速で最安なんですが、新大阪に着くには米原で乗り換えない小浜ルートが一番短時間で、ＪＲによると儲けもあるとのこと・・・・ただ、この見込みも現在あるサンダーバードの旅客より２．４倍増えるというお花畑予想に基づいています。日本は、インフラ建設のために過大に都合のいい予想をした人に結果責任を負わせるようにしないとあかんと思う。ＪＲの希望、京都府の希望、滋賀県の希望、福井県の希望、石川県の希望、大阪府の希望、富山県の希望、何年も前から出尽くしてるのに決まりません。誰も決める人になろうとしないんだもん。皆が賛成する案はないんだから、誰かが決めるしかないのにな。

金沢市民としては、このまま金沢駅どまりが居心地いいんだけど・・・。

要するに北陸新幹線延伸の結果、関西からお客が北陸にたくさんこなきゃ意味がないんでして、北陸経由で東京へ行きたい乗客はよほどの『鉄』でない限り関西にはいないはずなんですよ。関東に人にとって北陸は遠い地方でそれを新幹線が日帰りできるようにしたかもしれませんが、関西の人にはそもそもサンダーバードでも便利に北陸に来れてた。だから、石川と富山がしっかりアピールせんと、逆に関西に人を吸い取られる結果になるでしょう。福井はかなりそういう影響を受けると思う。休日に京都・大阪へ出て行く福井人が多いのはサンダーバードに乗り馴れた人は良く知ってることだ。休日の夕方、乗客がたくさん福井県下の駅で降りる。石川県に入ると列車はガラガラだ。
だから僕は北陸新幹線を新大阪に繋ぐことに反対です。どのルートを通るにしても南に抜けて関空に繋ぐべきだ。北陸の弱点は便利な国際空港がないことだから。海外旅行で旅程を組む時、帰路の空港へ便利にアクセスできる土地が最終日に組みやすいのです。空港へささっとアクセスできると、その土地を最後の方に選ぶ。最後に滞在する土地で一番買い物するんですよ、庶民の旅行者は。

こんなお客も来てくれるかも。
「一生に一度は行きたい国」日本、ロシア観光客数はまだまだ伸びる（SPUTNIK日本）

〈以下引用〉
ロシア観光産業連盟出版部のアレクセイ・チェスノコフ代表は次のように語っている。「日本は外国人観光客のインバウンドアップに非常に力を入れており、ロシアからもたくさん呼び込みたいとしています。モスクワに日本の政府観光局が事務所を開設すれば、作業はすでに別の段階で進むでしょう。 日本は『一生に一度は行きたい国』ランキングで１位を占めており、ロシアでは日本に寄せる関心はあまりに大きいものがあります。観光客の数が増えない原因は日本は遠くて高いというステレオタイプです。でもこれはロシア中央部の人たちが抱くもので、極東のロシア人はずいぶん前に日本観光をものにしています。 ロシアからの観光客が一番どっと訪れるシーズンは春と秋で一番の人気ルートは東京と京都です。日本の物価はモスクワ並み、すばらしいスキーリゾート、天然の温泉のスパリゾートがあることを知っているロシア人の旅行好きはわずかです。

本日のお酒：SAPPORO 冬物語　＋　LOWENBRAU　＋　立山　純米大吟醸　雨晴