遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

次はもっと上だっ!

2010-06-30 23:14:05 | たわごと
本田「グループリーグ敗退も16強も一緒」(読売新聞) - goo ニュース
すばらしい試合でした。情報を十分収集し、戦略を着実に実行できる組織を作り上げる日本のやり方で精一杯の結果を出したと思います。こういう方法では「失点しないこと」はできるんですが、「点を取ること」はできないんですね。サッカーでは敵陣を突破しゴールするのにシステム以外の要素が多すぎです。突出した人間がいないとあきまへん。
今大会で活躍した大阪人の兄ちゃん本田圭祐選手は突出した個性といっていいでしょう。でも、世界レベルではこれからってとこかな。彼の所属チーム、チェスカ・モスクワでは後ろの方でプレーさせられたりしてます。
岡田監督がベスト4を目指すというのに、彼は優勝を目指すと言ってました。プレーヤーとしては当然です。大阪人的といってもいいかもしれません。阪神ファンは、チーム力がどんな年でもタイガースが優勝すると本気で公言しますもん。優勝目指さないのならスポーツの意味ないですからね。「どうして1位じゃないといけないんですか。2位じゃダメなんですか。」なーんてこと言ってると、何千年かけても2流にしかなれません。頂点目指して頑張って欲しい。

PK戦で失敗した駒野選手は残念でしたが、彼もプロですから変ないたわりの言葉なんかいらないでしょう。PK戦嫌いの前監督イビチャ・オシムさんの言葉を記述しておきましょう。
「PK戦は誰かが失敗するまで続くゲームです。失敗者を必ず生み出す残酷なくじ引きです。何も恥じることはありません。」
パラグアイの勝利が決まって、赤いユニフォームを着た選手達が喜びを表現している時にパラグアイのバルデス選手が駒野選手に駆け寄り声をかけたそうです。ネットで拾った情報なのでガセかもしれないが、彼は駒野選手にこう言ったらしい。
「お前が外したゴールは俺がスペインゴールにぶちこんでやる」

スポーツはこういうことがあるから素晴らしいです。

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