日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

小布施の一日

2008-10-30 | 自然・風景
黒姫行の車内で「本焼の翌日に小布施に行く」と聞かされた。
突然のことだけど、行ったことはないからまあ良いか・・

黒姫の山荘から車で30分
ハイウエイオアシスで情報を仕入れ、まずは北斎館の見学
北斎は89才で江戸を発ちこの地の豪農宅に投宿し、浮世絵三昧
お寺やお神輿の天井絵から様々な肉筆画を残す。



北斎館周辺は中高年の観光客で一杯
中心にそびえ立つメタセコイアには始めて見た「実」がぶら下がり(左手)
右手には可愛い火の見やぐら



観光の目的は「蔵部」でお昼を食べ
「栗の木テラス」でモンブラン&ティーの予定が「蔵部」はすでに満席
「席が空き次第携帯に連絡をします」とのことで
先にモンブランとお茶に予定変更
メインストリートを貫く栗の小径を行く



タイルの道に栗の木が大枝を広げるが、あっという間に大通りへ
アールヌーボー風にしつらえてある「栗の木テラス」の店は静かで上品
モンブランはもとより紅茶もGOOD!
食べてしまってから写真に気付いたものの後の祭り



町を散策していると電話が鳴り「枡一市村酒造場」の和食レストラン「蔵部」へ
蔵のお店は高い天井に太い梁が見え、昔の杜氏さんの衣装箱が並べられている。
昼メニューの「牛」「魚」「お刺し身」を各自で注文して一緒に食べるが
一番は「お刺し身」美味しい御飯とかす汁&お漬物
ケーキの後でも全部食べられた。

帰りに「枡一」の売店で酒粕を購入
良く見る白い板状でなく、白い粒入り液体でなく「ゆるい粒入り味噌状」
友人は「混じり物がない本物ね」と



歩道の「栗の木れんが」すり減って角が丸くてひび割れが可愛い・・
町並みに合わせた工事中の家や蔵を意識したお店など
観光客に喜ばれそうなお店が並んでいて
どの店も買い客で賑わっていた。
お土産の栗菓子を買って満足で車に戻ったが
町並みの家々が豊かな風情
栗や菜種油・綿布の生産で財をなした豪農、豪商たちの歴史の町だそうだ。

思いがけずに訪れた小布施、誘われて満足な一日の夜は
お料理得意の友人作、枡一の「かす汁」で終わった。

「蔵部」
「栗の木テラス」

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