日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

旧岩崎邸・嬉し悲し

2007-02-03 | 趣味・遊び
昨日の続き
常々行きたいと思っていた旧岩崎邸の見学が出来た。

上野の山から下り、不忍池を渡り東天紅の横奥
緩い砂利道を上がると正面にド~~ン
日本の邸宅とは思えない規模と威容
明治29年完成、庶民には近寄れるはずも無く
ましてや中に入るなんて夢のまた夢。
岩崎家の人たちは洋館の横の和館で生活をし、
この洋館部分は集まりの時に利用されたとの事
戦後財閥に何があったのか昭和27年国有財産になった。
(財閥解体の波か?)
戦後GHQに接収されたがペンキで汚される事は免れていた。

広い庭園を意識し、窓からの眺めを気に配った設計は
明治の招聘建築家ジョサイア・コンドル
明治39年建築の帝国図書館と似ている所が目に付いた
洋館建築の洋式が既に出来上がりつつあったのか?

部屋にはガスバーナーの暖炉が全てに設置
廊下は温風ラジエターにも飾りが施されている
これらも明治29年にもあったのだろうか?
柱の飾りといい、ステンドグラスといい
過剰に華美は避け、上流社会の品の良さを感じさせながら
「どうだ・・」と見せ付ける。

5時閉館にもかかわらず4時半頃から「終了」のお知らせが響き
なんともいやな気分にさせられる。
でる頃には門が60センチしか開いていなかった。
いくら東京都の管理だからといって「あんまり」な・・
嬉し悲しの見学で、又行かなくては・・
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