日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

歌舞伎座 團菊祭

2017-05-12 | 趣味・遊び
歌舞伎座に行って来た。

    

團菊祭五月大歌舞伎
 合わせて坂東家襲名披露公演
 合わせて尾上梅幸、市村羽左衛門追悼公演



團菊祭とあってはさぞかし派手に
菊之助と海老蔵が出てくると期待は高まった。



今年二回目とあって予算は(?)縮小の3階席
光天井がいい感じだが、席に座ると花道が1/3しか見えない!

襲名記念の緞帳は西原衛生工業はたしか
以前浄化槽でお世話になった会社??

午後4時半からの夜の公演は
「壽曽我対面」坂東家の襲名披露狂言とあって
華やかな宴の席にやって来た、曽我の兄弟
「格式美に満ちた」舞台装置に尾上菊五郎が格式を高める。
物語が終えると、ソコソコと一列に並び襲名の口上が始まった。
たしか以前は「・・叔父さま、とか・・お兄さんとか
言い並べて気持ちが悪かったが、そんな事は無かった。
3才の亀三郎ちゃん、きちんと正座をして、
口上を述べると一段と拍手が響く

二幕目は「伽羅先代萩」
いよいよ尾上菊之助の登場、柳腰の立ち姿を想像していたが
母親で乳人の押出しが強く、子を殺された母の演技が素晴らしかった。
相対する市川海老蔵は悪役の仁木弾生
青白く尖った顔作り(?)は鬼気迫る物がある。
周りの人からは「あの目で睨まれたら怖いね」の声
一つで三幕もある狂言を堪能した。

三幕目は「弥生の花浅草祭」
尾上松緑と襲名した坂東亀蔵の華やかで目出たい踊り
三社祭の山車の場面から舟の漁師の場面
軽やかに踊りが続き
終りは紅白の連獅子
チョット揃わなかったけど、目出たい気分満載。

だが、三幕に團菊の姿は無く
2人に期待してきたのでチョッとガッカリ

それでも友人は「やっぱり歌舞伎はいいね!」
ご機嫌で帰って行きました。
コメント
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