鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

Net4U利用の現状:過去4年間における各職種のアクセス状況の推移

2017-05-15 19:34:54 | 日記
山形県医師会ITフェアで報告した内容です。
  

目的は、Net4Uの職種毎の実質的な利用状況を調査し、課題を抽出すると共に、更なる普及のための対策を検討することです。


方法、2013年~2016年の4年間にNet4Uに蓄積されたデータベースから、ユーザー毎の閲覧数、所見登録、メモ登録、文書登録などのアクセス数を抽出し、職種毎の利用状況を比較・検討しました。




施設別参加数ですが、今回は施設数ではなく、Net4Uのアカウントをもつユーザー単位で、アクセス数、書き込み数などを検討しました。


各職種のNet4U参加数の年次推移です。
医師の内訳は、診療所医師 33(68%)、病院医師 15(32%)です。年々減少傾向ですが、昨年度は増加しました。
看護師の内訳は、訪問看護師 53(79%)、その他 14(21%)です。年々増加傾向にあります。とくに最近大きく増えているの、新規に訪問看護ステーションが数件参入したことにより、地域における訪問看護師の数が増えていることによると思われまます。
ケアマネには、介護福祉士 7名(8%)を含みます。当初より、多くの参加があり、さらに増加傾向にあります。地域の25%程度のケアマネが参加しています。
リハスタッフの内訳は、作業療法士 10名、理学療法士 9名で、 訪問リハ:14名、病院:5名です。これも昨年大きく増加しましたが、新規訪問看護ステーションの増加によるものと思われます。
薬剤師は、すべて調剤薬局の薬剤師であり、著変ありません。
歯科は、まだまだこれからという段階にあります。


平成16年末における参加職種の割合です。ケアマネ、看護師、医師の順となります。


4年前の職種割合と比較すると、看護師が増え、医師が減っていることが分かります。


各職種のNet4Uの書き込み数の年次推移です。
医師の書き込み数は減少傾向にあり、昨年度の著減は、ヘビーユーザーが引退したためです。
看護師、ケアマネ、リハスタッフの書き込みは年々増加しています。


Net4Uを利用した患者数の年次推移です。
書き込み数は、がんの終末期など密な連携事例では増えますので、ここでは患者数で比較しました。
医師、薬剤師は減少傾向、看護師、ケアマネ、リハスタッフでは、年々増加しています。


Net4Uを利用した患者総数の年次推移です。13-15年までは著変ありませんが、16年に減少しています。
これは、ヘビーユーザーの引退によるものです。


Net4U利用者数の推移に関しては、看護師、ケアマネ、リハスッフは増加傾向にあるも、医師、薬剤師、歯科医は頭打ちの状態でした。
参加職種の割合としては、ケアマネ、看護師、医師の順であり、ケアマネの参加率が高い傾向にありました。
所見やメモの書き込み数に関しては、医師を除くと、看護師が高く、次いで薬剤師、リハスタッフ、ケアマネの順であり、年々増加していました。


医師のNet4U利用患者数は減少傾向にあり、医師への利用促進へ向けた対策が必要と考えられました。
看護師のNet4Uへの書き込み数が多く、他の職種への情報発信源となっていると考えられました。
ケアマネの参加率が高く、Net4Uへの期待が大きいことが伺われました。

全体として、徐々にではありますが、Net4Uは在宅医療における多職種協働のツールとして浸透しつつあると言えると思います。


以上、



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山形県医師会ITフェア

2017-05-15 12:05:34 | 日記


山形県医師会主催の県内医療情報システムの研究会的位置づけの会です。

今回は各地域の事例発表後、慶応義塾大学環境情報学部教授 秋山美紀氏から「医療情報ネットワークをめぐる最近の話題」と題し、本邦におけるこれからの情報システムの方向性や課題、欧米のおける医療ITの現状など、興味深い講演を拝聴しました。

医療の情報化で真に利益を受けるのは家族を含む患者自身であるはずですが、日本では、住民は未だにその存在や有益性については知らない、知らされていないという現状があります。今後、価値ある医療の情報化を進めていくためには、住民が主体的にその価値を主導することが必要と感じました。

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山形県医師会ITフェア
日時:平成29年5月13日 14:30~17:30
場所:山形市医師会館 
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1、開会

2、あいさつ 山形県医師会副会長 清治 邦夫

3、各ネットの事例発表

 ・山形大学における地域医療情報連携ネットワーク
   山形大学医学部附属病院医療情報学副部長 佐藤 一俊

 
 ・べにばなネット利用実態調査結果
  元山形大学医学部 医療政策学講座大学院生 堀 陽
 
 ・急性期病院におけるべにばなネットの有効利用を考える
  県立中央病院副院長 熊谷 孝

 
 ・もがみネットの現状2017
  県立新庄病院副院長 板垣 孝知
 
 ・OKI-Netの利用分析とアンケート結果
  山形県医師会情報広報委員会委員長
  公立置賜総合病院副院長 山田 昌弘


 ・医療情報ネットワークの活用指標
  山形県医師会常任理事 
  日本海総合病院院長 島貫 隆夫

 ・Net4U利用の現状 過去4年間における各職種のアクセス状況の推移
  山形県医師会情報広報委員会副委員長
  鶴岡地区医師会理事 三原一郎

 ・本県におけるICTを利用した医療連携について
  県健康福祉部医療統括監 阿彦 忠之


4、特別講演

 「医療情報ネットワークをめぐる最近の話題」
  慶応義塾大学環境情報学部 教授 秋山美紀 

鶴岡とのかかわり
 からだ館健康情報ステーション
 OPTIM
 ほたる
 鶴岡みらい健康調査(メタボロームコホート研究)


保健医療2035提言


効率的に高いヘルアウトカムを実現
 保健医療の価値を高める
 主体的選択を社会で支える
 日本が世界の保健医療を牽引する

背景
疾病構造の変化(生活習慣病)
医療技術の進歩
情報環境の変化(インターネットの情報、SNS)

ICTを活用した次世代型保険医療システム

価値不在の情報化 から 患者・国民の価値主導へ
一人ひとりにより添った保健医療へ
医療IT、成功のための インセンティブとガバナンス
補助金事業の反省点
 原則単年度
  過大な初期投資、
  運用費がでない
 具体的なシステム要件が示されていない
 費用にみあった効果の評価の欠如

海外の事例  

カナダ infoway
 システム導入に際して、コストリスクを減らす
 
ヨーロッパ EuroRec
国境を越えた相互運用、互換性が確保されていることを示す

米国 CCHIT
強制力、meaningful use
政府が定めた
 補助金の効率的、効果的な運用に向けて 
 ガイドライン、
   
自治体の取り組み事例
 ニューヨーク市のプライマリケア情報化プロジェクト
 NY市健康局の事業
  重症化予防(糖尿病、心血管疾患、高血圧、禁煙)を重点に
 財源:30億、市、 ハード&ソフトを提供
 医療機関は40万円/年程度の負担
 州とは、相互接続
 健康政策目標
 1社のベンダーを選定(snall precticeに)
 primary care 医 をおもに対象に
 患者中心アプローチ patient portal
  患者自身がカルテ情報にアクセス可能、
  予約もシステムから可、
 臨床の質の向上
  治療評価の情報を収集
  予防接種の記録学校保健と共有
  他院との比較 (quality meseas)
  市へ情報は送られない
  臨床意志決定サポートシステム
   リスクを伝えたり、処置や処方の提案
  臨床アウトカム 患者のQALY(qualitu adjusted life year)計算
費用対効果分析
 
費用に見合った効果の評価
 日本の遠隔医療の経済評価 :欧米と比べると極端に少ない
 文献:18
  費用便益分析
   緊急性の高い放射線診断
   在宅健康化モニタリング
  費用最小化分析 
   在宅緩和ケア
   皮膚科コンサルテーション
   放射線画像診断
  医療費削減

  日本に研究が少ないのは、補助金制度のためか? 

今後の方向性
 ・データからエビデンスへ
 ・多様な組織を繋ぐ
 ・クローズからオープンへ、データ分析
 
誰がどのようにという しかけ がみえない。
県に期待する 最高責任者の設置?

現場の課題
 価値をどう示すか
 ベンチマーク
 どやったら説得力をもってしませるか

地域の文脈での価値創造を共有 
 住民との価値共有
 地域の暮らしと調和した価値をともにつくり、共有する

地域・市民も役割をもちながら共動

懇親会


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釧路の杉元先生&進藤さん来鶴

2017-04-17 12:14:09 | 日記



釧路の杉元内科医院院長杉元先生と、千葉労災病院に転勤になったけど、
3月まで釧路労災病院副看護部長だった信藤さんが、鶴岡にいらしてくれました。

2年前に釧路でお会いしたときからのお約束が叶いました☺
早速、三原宅で持ちより歓迎会🆕👫🍺

翌日の日曜日は、素敵な一軒家に拡張したみどりまち文庫で、鶴岡と釧路の地域連携意見交換会でしたー👍🍀

熱い志の杉元先生&信藤さんと共に、土田医師会長、中村先生、石橋先生、医師会の遠藤さん、
みどりまち文庫の瀬尾さん🎵icchy &myu で楽しく有意義な時間を共有できました☺

皆様❤ありがとうございました~(^o^)
🌸も咲いて春爛漫です🌸

11月、また釧路にお邪魔することになりました❗夕陽と湿原の空撮も楽しみです🎵

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日本医師会医療情報システム協議会報告

2017-04-17 12:04:18 | 日記


平成28年度 日本医師会医療情報システム協議会報告
鶴岡地区医師会理事 三原一郎

2月11・12日、日本医師会館で開催された、日本医師会医療情報システム協議会に土田会長他4名で参加してきました。冒頭の日医IT戦略セッションでは、日本医師会のIT戦略として、医師資格証の普及、お薬手帳の電子化、かかりつけ医連携手帳、個人情報保護に係る改正個人情報保護法の整備・医療等IDの創設、ビックデータの構築と利活用、日本医師会ORCA管理機構株式会社の創設、医療等分野専用ネットワークなどが挙げられ、地道に活動が続けられているようですが、世の中の急速なIT化に比べると、遅々として進まない感は否めません。

さて、今回の協議会の目玉は事例報告セッションでした。全国から公募した14の事例が報告されましたが、内容的には玉石混淆であり、参考になる事例は少なかったように感じました。当地区からは「Note4U」の報告をしてきましたので、その抜粋を書き留めておきます。

「患者・家族参加型システムNote4Uの運用と課題」

Net4Uの歴史と運用実績
まずは、簡単にNet4Uの歴史について述べます。Net4Uは2000年の経済産業省の事業おいて開発された地域電子カルテですが、2012年にはストローハット社の開発により、「医療と介護を繋ぐヘルスケア・ソーシャル・ネットワークNet4U」としておもに在宅医療における医療・介護連携を目指したシステムとして全面改訂されました。その後、ID-Linkへの対応、今日のテーマである患者・家族参加型システム「Note4U」、また地域連携パスとの連携機能などを順次追加し、現在に至っています。現在、鶴岡以外では富山県、宮崎県、新潟県、長野県など全国の6地域、800程度の施設に導入されています。さらに、Net4UはID-Linkのような広域ネットワーク、地域連携パス、ORCA,訪問看護業務支援システム、Note4Uなどと柔軟にシステム連携を行っています。鶴岡地区の参加施設数は107であり、近年、介護系施設が増えています。一方で、診療所の参加が増えないという課題も抱えていますが、2017年1月末現在での登録患者数は5万人を超え、毎月400人前後の登録があり、順調に運用されています。

Note4Uとは(図1参照)

さて、本題である、患者・家族参加型システムNote4Uについて解説します。在宅医療においては、患者さんと接する時間が多い家族への支援はとても重要となります。そこで、患者・家族がサービス提供側である医療や介護と繋がる仕組みとしてNote4Uが開発されました。Net4Uは医療・介護従事者のための患者情報共有ツールという位置づけあり、セキュアなネットワーク上で機能しています。一方、Note4Uは一般的なインターネット回線を利用し、Net4Uとは別ネットワークで機能します。このNet4UとNote4Uをデータ連携させることで、患者・家族側はNet4Uの検査結果、処方内容を閲覧でき、見守り情報機能を使うことで患者さんの状況を医療者側へ伝えることができます。また、連絡ノート機能を利用することで相互のコミュニケーションが可能となります。なお、Note4Uは操作がより簡便なスマートフォンやタブレットの利用をおもに想定しており、写真の添付や音声入力にも対応しています。

Note4Uの活用事例(図2参照)

Note4Uはおもに在宅医療における家族支援が目的であり、対象が高齢者であることが多く、なかなか実用には至っていませんでした。しかし、最近は活用事例も蓄積されつつあり、ここでは先日経験した事例を紹介します。患者さんは、Stege4の前立腺がんで、多発性の骨転移があり、認知症にも罹患しています。3年前に急性期病院を退院し、以後、在宅療養中ですが、退院直後からNet4Uが多職種連携に導入されていました。徐々に病状が悪化し、抑うつ傾向が顕著となり、家族の精神的ストレスも増大するなかNote4Uが導入されました。導入後は、介護に当たっている妻、長女、また、米国在住の長男が、Note4Uを介して、在宅主治医、訪問看護師、中核病院の緩和ケアチーム、ケアマネジャーなどと病状を共有したり、想いを伝え合うことで、患者側からは「とても勇気づけられた」という言葉も聞かれました。また、米国に在住している長男は、当初帰らないと言っていましたが、2回も帰国し、献身的に介護をしていました。結局、患者さんは病院で亡くなりましたが、Note4Uは家族にとって、また医療側にとっても、想いを共有するという意味で大きな役割を果たしたようです。

まとめ
・在宅医療においては、患者のみならず、家族支援が不可欠である。
・患者・家族支援ツールとして、「Net4U」とシステム連携する「Note4U」を開発した。
・運用例はまだ少ないが、在宅医療における患者・家族支援ツールとしての有用事例が蓄積されている。
・一方で、どんな情報を伝えるべきか、患者・家族の心情に十分な配慮が必要である。
・いずれにしろ、Note4Uを活用するには、サービス提供側と患者・家族とのゴールを共有した信頼関係が前提となる。

さいごに
Note4Uの有用性については、まだまだ検証が必要と考えていますが、本来あるべき患者・家族主体の医療に貢献できるのではとの感触を得ています。今後とも、事例を蓄積し、報告していきたいと思っています。

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地域力を引き出すフォーラム

2017-03-24 09:56:29 | 日記


4月1日から、新たに「介護予防・生活支援総合事業」が始まることもあり、その説明会を兼ねた「これからの地域のあり方」を考えるという趣旨のフォーラムでした。

厚労省東北厚生局と鶴岡市からの行政説明のあと、温海地域(福栄地区、木野俣)での地域での生きがいづくりの活動、鶴岡市の取り組み、医師会からは「ほたる」の活動について、それぞれ15分程度のプレゼンテーションがあり、大橋氏のコーディネートの下で、パネリスト間で意見交換が行われました。

議論は専ら、「住民主体の地域づくり」をどう実現するかというテーマで進められ、

今後、少子高齢化が進み、ケアする人材(家族も含め)が不足するなか、

自助(自らの健康管理、自分ことは自分でなど)、互助(住民の支え合い、ボランティア活動、生きがい就労など)
が重要ということで、議論が集約したように思います。


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地域力を引き出すフォーラム
~ 住み慣れた地域で自分らしい暮らしを ~
 地域包括ケアと介護予防・日常生活支援総合事業のあり方

日時:平成29年3月22日(水曜日)
時間:18:00 ~ 20:50
会場:出羽庄内国際村ホール
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1、開会

2、第1部 行政説明

1、介護保険制度の現状等

 (1)地域包括ケアシステムと介護予防・日常生活支援総合事業の現状と今後の動向
     厚生労働省 東北厚生局 健康福祉部 
      地域包括ケア推進課 課長 内山 徹 氏

  総合事業は地域づくりに移行して終わりではない。
  住民の多様な主体が参画して地域の支え合い体制づくりを推進
  要支援者に対する効果的かつ効率的な支援を可能とするサービスの充実
  地域ケア会議:自立支援を目指した取り組み


 (2)鶴岡市における介護予防・日常生活支援総合事業
     鶴岡市健康福祉部 長寿介護課 課長 菅原 繁 氏

   

3、第2部 パネル・ディスカッション

  地域包括ケアシステムを支える地域の力について、在宅福祉・在宅医療・地域の実践活動の紹介と報告

  コーディネーター:NPO法人 日本地域福祉研究所 理事長 大橋謙策 氏


・住み慣れた地域で自分らしい生活をどうすれば実現できるか
 家族がいない人(一人暮らし)を想定して、考えて欲しい

・介護保険料、使わなければ損という意識(発想)を変える必要がある

・社会参加と介護予防効果の関係
 地域活動は、認知症予防になる

◇元気な高齢者の「ちから」を活かした地域おこし
 事業実践地域代表「福の里」(温海地域)
  事務局長:五十嵐 正直氏
 
 ・地元学としての村の宝探し

 ・鶴岡市単独事業の集落活性化事業による「集落振興ビジョン」の作成
  1)地域コミュニティーの推進
  2)地域資源を活用した生きがいづくり
  3)安全、安心な地域づくり
  4)生活環境の整備

 24-26年 年間50万で事業実施

 ・高齢者の居場所づくり
  -健康相談室の設置と医師の派遣
  -健康器具の設置
  -なり元気の実施(10回)
  -関川地区特産のしな織支援
  -あったか弁当
  -特産品の加工、販売
  -買い物ツアーの実施
  -集落センターを寄り所として開放

 ・より良く継続していくために
  -楽しくやりがいのあること
  -有償であること、ボランティアではなく
  -入会、脱退は自由
  -地域づくりを担っていることの自覚
  -お年寄りならでは知恵の活用
  -他人の悪口を言わない

 ・目指す理念
  -住んでいる人達が、美しく住もうと思って、初めて美し村ができる
  -孤独死のない地域 (地域での見守り)

◇介護予防・日常生活支援総合事業:鶴岡市の取り組み
  鶴岡市健康福祉部 相澤 康夫 氏

 ニーズの増加、
 B型 あるいは C型でなんとかなる
 生活支援コーディネーターなしで B型が機能するのか
 社協との協働を検討してはどうか
 基本チェックリスト(全国一律)が鶴岡に合っていないのではないか
 高校卒で、介護福祉士の資格をもっているひとを活用してはどうか
 難聴とうつ病が関係しているといわれている、

◇鶴岡地区における在宅医療・介護連携推進事業の取り組み
 鶴岡地区医師会 三原一郎
  
 ・ほたるの介護保険制度上における地域での役割について、設立の経緯や具体的な活動事例を示しつつ概説した。

 ・在宅療法支援診療所の数
 ・病院から地域へのコーディネートは誰が担っているのか
 ・口腔ケアは重要だが、歯科医の往診は
 ・ショートステイ空きベット情報の利用率は

  
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地域包括ケアシステムとは何ですか
 ・誰もが住み慣れた家で、誰もが、地域で、安心して暮らし続けられること

地域包括ケアシステムが必要なわけは?
 ・「ふつうの幸せ」を手にするのが難しい時代になり、誰もが「生きづらさ」を抱えた生活を余儀なくされているから
 ・生きずらさの根っこにあるのは<ケア=世話>の問題

ケアの問題とは?
 ・これまで以上にケアが求められる
 ・にもかかわらず、ケアの提供が減っている
 ・この問題を浮き彫りにしたのは、急激な少子高齢化
 ・地域包括ケアシステムを考えるということは、急増するケアにどう対応するかを考えることに他ならない

増大するケアの必要に対して、どうすればいいのですか?
 ・ケアを必要とする状態をむやみに増やさないようにすること
 ・ケアに関わる人を増やして、数多くのケアを寄せ集める方法を考える
 ・寄せ集めケアを、必要としている人に対して効果的に割り当てる
 ・ケアの問題を家族の内部に留め置かないで、地域や社会で引き受ける

どうしてケアにこだわるのか
 ・ケアは、すぐに解決できるものから専門的なものまで一続きだから、



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山形県医師会設立70周年記念講演

2017-03-06 16:03:50 | 日記


「日本医師会の医療政策」
  日本医師会会長 横倉義武 先生

 日時:平成27年29年3月4日

1、社会保障と経済成長


1990年 バブル崩壊後 歳出↑ 税収↓ 
 一方で、国民医療費は伸び続けている

 政府の資産 672兆 

 企業利益剰余金(内部留保) 378兆 を賃金上昇へ
 家計資産1752兆
 社会保障が充実すれば、これら資産が市場へ回ることが期待できる

 消費増税 の見送り、アベノミクスの成果で補う → 難しいのではないか

 日本医師会の政策判断基準
  ・国民の安全な医療に資するか政策か
  ・国民皆保険の堅持ができる政策か

 国民医療費:推計より低い伸びで推移している
  理由:入院単価、入院患者数、病床利用率低下、長期投与など、

 国民医療費の財源
  12%自助、40%公助、48%保険料
  日医の主張:保険料を10%(協会けんぽの料率)まで上げられないか?、
  1兆円の増収、負担の平等 ←経団連が反対

 時代に即した改革、
  財政主導ではなく、過不足のない医療提供ができる医療
  例えば、 糖尿病の重症化予防、COPD,

 社会的共通資本としての医療制度
  社会的基準は、医療にかかわる職業的規律・倫理に反するものではあってはならない

 社会保障がもつ経済的効果
  社会保障と経済は相互関係
  社会保障が継続成長を支える
  老後の不安を社会保障が解消
 
  →社会保障の充実による国民不安の解消

2、平成30年度同時改定に向けて


政府の方針:社会保障の伸びを3年で1.5兆とする、 年間:5000億
  2016年度7200億、2017年6400億 だったが、さまざまな見直しで 自然増5000億に収めた、

 同時改定に向けて
 
 医療機関の費用構造の推移
  人件費が減少傾向、一方で、医薬品・医療材料が増えている、 
  医薬消耗品が技術料に含まれているなど、

 医療機関従事者の現金給与総額は、減少傾向 一方、製造業は伸びている
 医療福祉分野の国内生産額の伸びは高い →医療に財源を投入、→地方での経済成長につながる、地方創生への貢献が期待される


3、薬価制度改革


 日医のスタンスは、安全性・有用性が確認された医薬品は速やかに収載すべき
 公的医療保険制度を維持しつつ、高額医薬品を必要とされる患者に使用していく
 後発医薬品の使用促進

4、健康寿命の延伸


人口減少 と 高齢化

 ・地域包括ケアシステムの推進
 ・かかりつけ医を中心としたまちづくり
 ・所得や資産に応じた負担
 ・医療ITの活用

 健康寿命の延伸がもたらすもの、
  生涯現役社会の実現(雇用延長) → 税収増、社会保障財源の確保
  健康な高齢者の増加 → 医療費・介護費の伸びを軽減
  若い世代から予防・健康づくり → 雇用拡大、経済成長、税収増、社会保障財源の確保

  健康寿命延伸に向けて、 医療等IDによる統一した管理

  糖尿病重症化予防 データベースの構築と分析、アウトカム向上の研究
  糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定
  日本健康会議 活動指針 健康なまち・職場づくり宣言2020
  COPD対策推進会議の都道府県等への拡大
  禁煙推進に関する日本医師会宣言

5、かかりつけ医を中心とした地域包括ケアシステムの構築・推進


 日医かかりつけ医機能研修制度
 地域包括診療加算・地域包括診療科にかかわるかかりつけ医研修会
 認知症高齢者の運転免許更新に関する診断書作成の手引き
 かかりつけ医と総合診療専門医
  総合診療専門医:あくまで学問的見地からの評価による
 専門医制度整備指針改定にあたっての日本医師会の要望

6、医療に係る控除対象外消費税問題の解決に向けて


7、医療に係る事業承継税制について




山形県医師会設立70周年 記念祝賀会




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鶴岡みらい健康調査セミナー

2017-03-06 09:47:29 | 日記


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鶴岡みらい健康調査セミナー
糖尿病予防最前線

日時:2017年3月5日:13:30~15:45
場所:鶴岡メタボローム レクチャーホール
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<基調講演>

大規模調査で分かった糖尿病の予防と治療の最前線
新潟大学医学部内科 曽根 博仁 氏

課題は、平均寿命ではなく、健康寿命の延伸
糖尿病は戦後に急増、生活習慣の変化が大きな要因
 糖尿病の増加と、自動車登録台数が一致、
 糖尿病の増加と、脂肪摂取量の増加が一致、

糖尿病で怖いのは合併症、
 視覚障害、
 腎透析
 足壊疽
 冠動脈疾患・脳卒中のリスク 3-4倍

早期に発見し、治療の継続で合併症を防ぐことができる!

糖尿病の早期発見には、健康診断しかない! HbA1c

HbA1c 7%以下 なら 合併症はおきにくい

インスリン不足の原因、 
 ・インスリン分泌量低下(遺伝と加齢の影響が強い)
 ・インスリンの利きめが悪い(インスリン抵抗性)、高インスリン血症(生活習慣の影響が大きい)

血糖値の上昇 →インスリン分泌刺激 →肥満の助長 →インスリンの効きめめ低下 (悪循環)

食事療法 →肥満の助長を抑制
運動療法 →インスリンの効きめ低下を抑制

独居男性は糖尿病の可能性が高い
 実は、過体重、喫煙、運動習慣なし というリスクを抱えている人が多いから

糖尿病に関連する遺伝子は多くあり、それが多いほどなりやすいが、それも10程度で頭打ち、
体質は乗り越えることができる

運動(早歩き30分以上)は、糖尿病の死亡、脳卒中のリスクを半減する

信用できる文献は少ないが、世界的にみても、上記は証明されている

20分/日の運動で、心血管疾患リスクを10%低減

運動療法に対する処方箋はない(保険でカバーされていない)
 →自分でやるしかない

運動で 全身持久力(体力) が上がる 
オリンピックメダリストは長寿 とくに持久力系の競技者

どこまでも歩けますよ、程度の体力で十分

体力は 血圧やLDLコレステロールと同程度のリスク

青少年期の心血管疾患のリスク

体力検定を受けた女性510名 観察期間64年 生存状態を調査した
青少年期に体力がない人は、70歳以上で死亡率があがる、寿命が短いことが分かった

食事療法の基本は、量とバランス!、太らないように (炭水化物は関係ない)

医療機関に毎月受診すると、A1c1%以上改善、
 :定期的な通院は糖尿病を改善(薬だけではなく、モチベーションを維持することに意義がある)

30代の糖尿病患者のイベントリスクが高い(50代のリスクと同程度)→ 若い人の糖尿病は要注意

<鶴岡みらい健康調査 最新報告>

 登録:11002人、同意率:89.2%

 2015年にフォローアップ調査(72%)


 糖尿病関連では、
  正常値だった人の約4割が、「糖尿病前症」に進行。
  糖尿病前症だった人の1割が、「糖尿病」に発展。
  糖尿病前症だった人の1割が、「正常」へ改善。


半数が予備軍
+10 今より10分多く運動
 アミノ酸(バリン濃度):よく運動している男性は低く、座位時間が長い男性は高い

<パネル討議>

 テーマ:地域の糖尿病を考える

 進行:原田 真弓 氏
 パネリスト:
  曽根 博仁 氏 (新潟大学 内科)
  佐藤しおり 氏(フィットネス協会会長)
  長島 早苗 氏(宮原病院 内科医)
  児玉 奈美 氏(鶴岡市保健師)


長島
 治療の目標
 合併症の予防
 糖尿病:地域連携パス(6年間の運用)
 
児玉
 鶴岡市の糖尿病予防の取り組み
  回報書
  食事関連セミナー: スマート・ランチ
  ヘルスアップセミナー

佐藤
 座ってできる!運動実技

質疑
 ・内服治療を始めたらやめられないのではないか
 
 ・予防に効く、食べ物はあるのか
   特定のものはない、量とバランス
   食べ方の注意

 ・運動したいが、足腰が痛い
 
 ・長続きするためのコツ

 糖尿病の名医はいない、いるのは、名患者である(曽根氏)。

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庄内プロジェクト活動報告会

2017-02-27 12:28:34 | 日記
毎年年度末に行わなわれている庄内プロジェクトの活動報告会が行われました。

来年度の庄内プロジェクトの活動は、連携WGの活動がほたるを事務局とした事業へと移行するなど、組織の大きな変革が行われます。

連携WGについては、庄内プロジェクトのおもな目的である「緩和ケアの普及」という枠を超えた活動を行っていることから、
むしろ、在宅医療、多職種連携、地域包括ケアシステムの普及を目指した「ほたる」の下で活動することが、より自然であり、実効性があると考えたからです。
これに伴い、庄内プロジェクトでは、WGを廃止し、アクションプラン毎のグループ制によるよりコンパクトな活動に変わります。

組織にとって、「変わる!」ことは進歩だと思っていますので、さらに充実した活動に発展していくことを期待したいと思います。

パネルディスカッションでは、ある意味成熟した庄内プロジェクトという活動を
今後どう広げていくのか、というテーマで活発な意見交換が行われました。




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庄内プロジェクト活動報告会
日時:平成29年2月25日 15:00~
場所:鶴岡市先端研究産業支援センター レクチャーホール
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1、開会あいさつ:
南庄内緩和ケア推進協議会会長 土田兼史




2、来賓あいさつ:
  鶴岡市健康福祉部長 相澤 康夫



3、WGの活動報告

1)緩和ケアサポートセンター鶴岡・三川

 
 緩和ケアを学ぼう会 2回
 つるおか健康塾 6回
 がん患者・家族会「ほっと広場」5回
 ストーマ患者と家族の会「ぷちたみ」2回
 緩和ケアコンサート


2)医療者教育WG (鈴木)

  
  ・緩和ケアスキルアップ研修会
   アドバンス・ケア・プラニング
   緩和ケアにおける患者・家族への意思決定
   医療用麻薬について~おさらい編~
    地域の医療者による講演
   がん患者さんの口腔ケア
  課題
   医師の参加が少ない
   ある程度知識が得られたためか?
 
  ・キャンサーボード鶴岡
   診療所医師の参加が少ない
   症例の検討ではなく、報告会になっている
   参加者数:平均25.8名
  
  ・緩和ケア症例検討会 10回
  ・看看連携研修会 1回
  :出張緩和ケア研修 1回
   温寿荘 参加者26名、講師:釼持氏

3)市民啓発WG


 ・出張講演会
 ・facebook・タウン誌・広報誌
 ・緩和ケア市民公開講座 

4)地域連携WG


 ・南庄内在宅医療を考える会
 ・医科歯科連携を考える会
 ・医療と介護の連携研修会
 ・南庄内栄養と連携を考える会
 ・つるおかネットワーク
 ・ふらっと

4,パネルディスカッション ~庄内プロジェクトの明日を考える~

コーディネーター:土田 兼史 氏

基調報告 庄内プロジェクトの目的、アクションプランの目標 鈴木 聡 氏




次年度以降の庄内プロジェクトについて

目標: 
 スキル・マインドの醸成
 連携の推進
 市民啓発

あらたな組織:WGを廃止、アクションプランに沿ったグループ制とする

 1、地域症例検討会グループ
 2、看看連携グループ
 3、スキルアップ研修会グループ
 4、学ぼう会グループ
 5、市民講座グループ


 緩和ケアコンサート は、病院の事業へ移行
 キャンサーボード鶴岡 活動休止

 委員には、企画だけでなく運営への参加も期待
 他の委員会へも積極的な関与

ディスカッション
 
 志のある限られた人材による活動をどう広げていくか?
  強制力 と 自然発生的 があるが、ある程度の強制力は必要なのではないか
  市民も含め他分野の人の参加はどうか?
  グループの名前をもっとインパクトのあるものにしてはどうか
  患者さんのためになるという情報発信はどうか (例えば医師会から)

  庄内プロジェクト が継続していることが自体すごい、と外の人は評価している

  がんばっている人がいると 他の人はがんばらないとう法則がある、
  一方で、がんばらなかった人が集まると、その20%の人はがんばる

  義務付けられているとか、なんらかなメリットがないと研修会には参加しない人が多い、

 強制力を発揮させるとう意味では、 
  新規のメンバーを参入させる工夫をしてはどうか
  緩和ケアに関わる在宅主治医が限定されいるようだが、あらたな人材を積極的に発掘する努力が必要では
  荘内病院PCTの地域活動がみえない、

 PDCAサイクルが回っていない、PDサイクルで終わっている
 
 地域カンファレンス プロジェクト当初の温泉カンファレンスのような身のある議論が必要ようなのではないか、
 それには、外からの第3者の意見が有効なのではないか

以上、

懇親会では、パネルディスカッションの余韻を残しながら、さらに議論を深めました。



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鶴岡地区医療情報ネットワーク協議会

2017-02-23 11:59:38 | 日記
この会は、鶴岡地区の医療情報ネットワーク(ちょうかいネット)の運営を協議する会で、年2回開催されている。。

ちょうかいネットの鶴岡での運用は、5年が経過し、それなりに運用されてはいますが、
診療所からの閲覧施設は限られており、活用されているとはいい難い状況にあります。
これは全国的な傾向と思いますが、ここからが踏ん張りどころと思っています。

鶴岡地区では、Net4Uという地域電子カルテが、ID-リンクネットワークの開示施設にもなっており、
全国でも唯一(多分)のネットワークを構築していますが、
残念ながら、ID-リンクを介して、Net4Uを閲覧する事例は極めて少なく、
医師会では、公開サーバーの更新を見送ることとなりました。

病院の電カル、Net4Uのような地域電子カルテ、診療所の電カルなどが、
ID-Linkなどの広域ネットワークを介し繋がることで、
1地域1患者1カルテの理念が、現実のもとになる可能性があっただけに残念です。

結局、課題はシステム側にあるのではなく、使う側(とくに医師)の意識にあるのだと思います。

これ以上普及させるには、何らかの強制力が必要なのでしょう。

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鶴岡地区医療情報ネットワーク協議会
日時:平成29年2月22日 19:00~
場所:荘内病院 201 会議室
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1、開会

2、あいさつ

3、報告

1)運用状況報告

・医師会登録分

  28年度登録数:759件(27年度:928件)
   荘内病院:579、日本海総合病院:176、庄内余目病院:136

 
・荘内病院登録分
  28年度登録数:1549件(27年度:1481件)
 
 日本海病院との連携数:404件
  300人程度が 日本海病院から荘内病院の閲覧
  100人程度が、荘内病院から日本海病院の閲覧
  日本海病院通院患者の多くが荘内病院のIDを持っている
  診療科別では外科が増加

 地域連携パス
  例年通り

 アクセスの内容内訳(2017年1月のデータ)
  プログレスノート(診療記載)>画像>処方>検査の順だが、ノートが圧倒的に多い
 荘内病院の閲覧元施設:
   診療所:11(内酒田2)、病院:5、介護施設:4、訪問看護ST:2、薬局:1
 荘内病院からの閲覧施設 
   診療所:10(酒田2)、病院:5、介護施設:4、訪問看護ST:2、薬局:1、
  

2)事業報告
  協議会、意見交換会などを4回開催
  酒田地区との担当者会議を3回開催
  庄内地域医療情報ネットワーク研究会
   テーマ:ITを活用し地域で支える「医療連携・介護連携」 
   平成28年10月29日、14:00~17:05
   参加:91名、(庄内以外:28名)

3)ネットワーク協議会担当者会議
  全県全域での担当者会議を3月3日開催予定
 
4、協議

1)県立中央病院のちょかいネット参加(開示病院として)
  
  承認

2)医師会のサーバー更新に係る諸課題について

  ちょうかいネットを利用したNet4Uのデータ閲覧(4年間)を調査したが、
  医師からのアクセスは極めて少なく、コストに見合わないとして更新を断念することとした

3)来年度の事業
  
  ・医療情報ネットワーク協議会
   
  ・研修会
   連携利用推進に関する研修
   操作、セキュリティに関する研修
  
  ・利用状況調査
    実地調査、アンケート
  
  ・庄内地域医療情報ネットワーク研究大会(酒田)

  ・検討委員会
 
    システム検討委員会:ちょうかいネットにおけるNet4Uの活用、診療報酬加算、
    地域連携検討委員会:健診データの活用、医療・介護連携、
     
   議題案について意見交換を行った、
   合同で行っても良いのではという意見もあり、事務局で検討することとなる

4)パンフレット

 開示施設として
  県立中央病院、やまがた健康推進機構庄内検診センターを追加



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Net4U説明会

2017-02-21 12:13:56 | 日記


久しぶりになりますが、Net4U説明会を行いました。

Net4Uは、おもに在宅医療の分野で、在宅主治医、訪問看護師、ケアマネ、薬剤師、療法士などとの間での多職種連携に活用されていますが、
参加医療機関が少なく、訪問看護師からは医療機関がもっと増えれば連携がとりやすいのにな~という声が挙がっています。

そんな背景もあり、参加施設を増やしたいとの思いもあり、活用事例を中心とした説明会を開催しました。

イントロとして、三原から、Net4Uの歴史、機能、ちょうかいネットとの違い、職種別の利用の現状、診療報酬上の加算について、ざっと説明させて頂きました。

次いで、運用の実際として、中村内科胃腸科の中村先生とハローナースの斎藤典子さんからNet4Uの活用事例を中心にお話をして頂きました。

中村先生のところでは、Net4Uでの連携患者数は延べ3591件に及ぶそうで、病院、診療所、訪問看護ステーションのみならず、薬局、介護系事業所、歯科などとも連携しておられ、その活用ぶりは私にとっても驚きでした!また、診療開始前に、Net4Uのホーム画面で、自分の患者さんの他の施設での状況を確認するなど、Net4Uを利用した「ネット回診」を行っているそうです。事例紹介では、Net4Uを使った、さまざまな施設、職種との連携を紹介して頂きました。Net4Uは、単に便利なツールだけではなく、質の高い(在宅)医療を実践する上で、不可欠なツールであることを再認識しました。

斎藤さんからは、ケース報告を通して、従来の電話、FAX、連絡ノート、メール、会議などと比較し、
Net4Uが優れたコミュニケーションツールであることが示されました。

また、スタッフの声として、以下の意見が挙げられたそうです。

・患者の状態の変化を予測しやすくなった    
・小さな気づきを共有しやすくなった            
・ステーション内でも情報共有がしやすくなった
・主治医への相談や連絡など、やりとりがしやすくなった
・過去の記録、検査データ、処方内容などもすぐに確認できる
・スキントラブル時の画像添付により指示が確認しやすくなった
・経時変化が分かりやすくなった
・ショートステイ利用中(みずばしょう)の状態が確認できた
・相談したいことを「メモ機能」で入力、相談することで主治医より返信を頂くことができた
・他サービス利用時や、往診時の状況など患者の反応が確認できる  →→→患者・家族対応の説明やケアの統一

結果として、より質の高いケアとつながります!

とのことでした。

一方、『もっとこのような使い方ができればいいのになぁ』として

・参加機関がもっと増えれば連携がとりやすい
 (参加機関に入っているが、実際にNet4Uを活用している機関は少ない)
・主治医の往診の内容(治療方針や患者や家族への説明とその
 反応など)の詳細があると、訪問看護でも継続した関わりへ
 つながる
・ハローナースのみの入力で一方通行の情報提供になってしまうので、
 チームとしてより多くの機関で情報共有していきたい
・脳血管疾患の方のMRI、骨折の人のCT画像(荷重制限、骨融合の程度、骨
 粗鬆症の程度)など、今後もちょうかいネットと併用しての確認がより多
 くできるようになればよい

などが挙げられたそうです。

質疑として、精神科の開業医から、精神疾患を知られたくない患者が多いが・・という質問がありました。

Net4Uは、登録しても、自分しかみれない。
紹介状や招待機能で相手が同意した場合にのみ、双方で閲覧が可能となる仕組みであることを説明しました。

Net4Uは、患者さんにとっても、また、地域の医療の質の向上にとっても、とても有用なツールであることを
多くの医療・介護関係者に知ってもらうという意味で、今回の説明会は、有意義だと感じました。

このような啓発・勧誘活動は今後とも続けて行くべきだと思っています。、

Net4U説明会を通して少しでもNet4Uへの理解が深まり、参加施設が増えることを願っています。


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