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河内長野市長選:元高校教諭の芝田啓治氏が初当選

2008-07-28 19:33:48 | Weblog
河内長野市長選:元高校教諭の芝田啓治氏が初当選 2008年7月28日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080728k0000m010109000c.html
 河内長野市長(大阪府)27日投開票。元高校教諭の芝田啓治氏(58)が初当選。元市議会副議長の島田洋行氏(44)▽市民団体代表の駄場中光氏(67)▽不動産管理会社社長の三村文男氏(67)▽元中学教諭の高橋正明氏(66)を破る。投票率は46.25%。
 確定得票数次の通り。
当15477 芝田 啓治=無新<1>
 13266 島田 洋行=無新
  9072 駄場中 光=無新[共]
  4390 三村 文男=無新
   761 高橋 正明=無新



 現職が出馬せずに、新人同士の争いとなった選挙といえば、河内長野市(人口約11.4万人)の市長選も3期勤めた現職が引退を表明し、5人の候補者が争う激戦になりましたが、『「足元から改革することで無駄を省き、子や孫につけを残さないことが必要」とし、「子どもやお年寄りはセーフティーネットで守らないといけない。行政改革を行い、安全安心のまちづくりを進める』と抱負を語った芝田氏が、『市長退職金の廃止や市役所内部の若手職員・女性職員の登用』を公約にあげた島田氏、『千早赤阪村との合併白紙や、国保料や介護保険料の負担軽減、小学校6年生までの医療費無料化、中学校の学校給食』を訴えた共産党が支持する駄場中氏、『堺市への直結道路の整備、高速道路の乗り入れ』を訴えた三村氏ら他の4候補を破り初当選しました。
 河内長野市といえば、財政が非常に苦しいことでも有名だったため、この5人の中では市の職員としての実績もあり、市長の退職金の廃止を訴えるなど、具体的な財政削減を訴えた島田氏が有利かな…と個人的には見ていたのですが、出馬前35年間私立高校の教師として働き続け、政治家としての実績が全くない方が、それも10万人を超える規模の市で当選するとは(芝田氏とその関係者には失礼な言い方になりますが)正直予想外というか何と言うか…。
 こちらも、4年後の選挙では、対立候補も候補者を絞ってくることが予想されるだけに、4年間でどれだけの実績を残すことができるかが勝負になりそうです。


1 コメント

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市長選 (そのだ)
2008-07-29 16:52:31
河内長野市民です。
今回は財政難や合併の問題もあり、後が無い形の河内長野。さすがに市民の意識も変化があるだろうと期待しましたが、あの投票率。
残念ですね。
結局は自公の組織票という事で終わったのだと思います。
予想された方、当選された方、共に面識や多少の情報を持っております。
その上で、この4年間が長野にとってさらに厳しくなる事と危惧しております。

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