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大相撲大麻疑惑:北の湖理事長が辞任…露鵬、白露山は解雇

2008-09-08 16:17:34 | Weblog
大相撲大麻疑惑:北の湖理事長が辞任…露鵬、白露山は解雇 2008年9月8日
毎日夕刊 http://mainichi.jp/select/today/news/20080908k0000e040052000c.html
産経夕刊 http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/080908/mrt0809081359011-n1.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/sports/update/0908/TKY200809080118.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20080908-OYT1T00402.htm
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080908AT1H0800Q08092008.html
 大相撲のロシア出身力士の一連の大麻事件を巡り、日本相撲協会の北の湖理事長(55)=本名・小畑敏満=が理事長職を辞任することになった。関係者によると、北の湖理事長は8日、東京・両国国技館で開かれた理事会で「責任を取って辞任する」と話した。露鵬、白露山の両力士は解雇が決まった。
 北の湖理事長は02年に理事長就任。今年2月の理事長選挙で4選を果たしていた。理事長の不祥事による任期途中の辞任は、1957年5月に、協会の相撲茶屋(現国技館サービス)の不明朗な経理問題で割腹自殺を図った出羽海理事長(元横綱・常ノ花)以来51年ぶり。
 北の湖理事長は北海道出身。現役時代、24回の優勝を飾り、70~80年代に一時代を築いた名横綱。85年初場所限りで引退。96年の理事選挙で初当選し、理事は現在7期目。指導普及部長や事業部長を経て、02年に時津風理事長(元大関・豊山)に代わり、9代目理事長に就任した。
 しかし、昨年の時津風部屋力士暴行死事件、朝青龍のサッカー騒動による2場所連続出場停止処分など、協会の体質を問われる事件や騒動が噴出。今回も8月に若ノ鵬が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕され、今月に入っては露鵬と白露山の兄弟が、日本相撲協会の抜き打ち尿検査で陽性反応が出る事態に発展。これに対し、北の湖理事長は、あくまで両力士の言葉を信じる姿勢を崩さず、協会内に理事長の指導力や資質に疑問の声が上がっていた。



 大麻疑惑の2力士の処分ですが、当然といえば当然だと思いますが、解雇処分が下され、北の湖理事長も辞任しました。もっとも疑惑力士の片方は裁判に訴える可能性も示唆するなど、相変わらず強気な態度を崩していないようで…(汗
 それにしても、私などは、北の湖理事長と言えば、横綱時代の圧倒的に強かった頃のイメージがあまりにも強かっただけに、なぜここまで2力士に肩入れするのか理解できず、今回の言動にも非常に困惑していたのですが、この一連の騒動を見ていると、一人の人間としては決して悪い人間だとは思いませんが、咄嗟の時の判断能力など、一プレイヤーとしては非常に優秀でも、指導者としてはクビを傾げざるを得ない言動も目立ち、『優秀な選手(社員)でも優秀な指導者(会社を運営していく社長や管理職)になれるとは限らない』ということをつくづく思い知らされますね…。
 後は、露鵬が所属する大嶽部屋の親方の責任がどうなるかですが、こちらは外国人力士を部屋あたり1人しか預け入れられないという内規があるそうですから、北の湖理事長から頼まれて預かっていたというのが実態のようですし、彼については、減俸あるいは来年度の新人受け入れ自粛あたりで収まるのでしょうか…。個人的にはこちらもトップの入れ替えくらいは行わないと、相撲ファンからの不信は解けないと思いますし、内部管理体制を整えるための再建人の受け入れは最低限必要ではないかと思います。


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