ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

沖縄 宮古島市長選:現職の下地氏が3選 防衛省の陸自配備に信認

2017-01-23 17:24:52 | Weblog
沖縄 宮古島市長選:現職の下地氏が3選 防衛省の陸自配備に信認 2017年1月23日 沖縄タイムズ
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/80930
 任期満了に伴う宮古島市長選は22日投開票され、保守系無所属で現職の下地敏彦氏(71)=自民推薦=が9587票を獲得し、3期目の当選を果たした。
 大型建設事業整備による経済活性化など2期8年の実績を強調。これまで築き上げてきた政府・自民党とのパイプを生かして財源を獲得し、今後予定する大型事業の着手で「さらなる発展へ」との訴えが支持を得た。陸上自衛隊配備は「容認」で、自身の当選が「配備容認の市民の意思表示になる」としており、防衛省は計画に信認を得た格好となった。

現職下地氏が3選 宮古島市長選、経済政策訴え浸透 2017年1月23日 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-431749.html
 任期満了に伴う宮古島市長選は22日開票され、現職の下地敏彦氏(71)=自民推薦=が9587票を獲得し、いずれも新人で前県議の奥平一夫氏(67)=民進推薦、前市議の真栄城徳彦氏(67)、医師の下地晃氏(63)=社民、社大推薦=を破り、3選を果たした。奥平氏との接戦となったが、375票の僅差で退けた。
 現職として2期8年の実績や経済政策の訴えが評価されたほか、争点の一つとなった陸上自衛隊配備計画についても、昨年受け入れを表明した現職の判断に有権者が理解を示す結果となった。
 投票率は68・23%で、選挙戦があった前々回の71・20%を2・97ポイント下回った。

★沖縄県宮古島市 市長選挙結果
当 9587 下地敏彦 無現
  9212 奥平一夫 無新
  6545 真栄城徳彦 無新
  4020 下地晃 無新

 沖縄県宮古島市は、2005年10月に平良市と伊良部町・上野村・城辺町・下地町の5市町村が新設合併して誕生した人口5万人程の市で、市長選は現職で自民が推薦する71歳の下地敏彦氏、前市議で67歳の真栄城徳彦氏、前県議で67歳の奥平一夫氏、医師で社民や社大が推薦する63歳の下地晃氏、の4人による争いとなりましたが、
 「宮古島をもっと豊かで明るくしたい。この島の経済を一緒に支えていこう」と訴えた現職の下地敏彦氏が9587票を獲得して
 「命の水を守るため、一過性の経済振興に頼った自衛隊配備は絶対に許さない」と訴えて9212票を獲得した奥平一夫氏
 「市政の継続か、刷新かが争点だ。力を結集し、市長に押し立ててほしい」と訴えて6545票を獲得した真栄城徳彦氏
 「現市政の隠ぺいと暴走に待ったをかけ、市民の手に市政を取り戻す」と訴え4020票を獲得したた下地晃氏 を振り切って3選を決めました。

 自衛隊の配備問題も絡んで現職を含めた保守から2人、翁長陣営からも2人出馬する混戦は、しかも泡沫候補もいない中、結局が現職が翁長陣営が擁立した候補らを僅差で制する形で逃げ切りましたが、この規模の市で4人の争い。
 自民党としては自衛隊配備計画に反対する候補が選ばれなくてほっとしていると思いますが、市議会もそれぞれの候補を推す意見が対立した状態でしょうし、市長は市議会をどうまとめるか大変そうです。


コメントを投稿