2019年、広島カープのキャッチフレーズ
太陽系の惑星にたとえたもの
歴代のキャッチフレーズを振り返る
(中國新聞 2018年11月24日)
「水金地火木(すいきんちかもく)ドッテンカープ」
広島カープの来年、2019年のキャッチフレーズである。
今朝の中國新聞を手にして、しばし凍りついてしもうた。
「カープさん、最近お遊びが過ぎとりゃしませんかの?!」
「水金地火木ドッテンカープ」には、どんな意味が込められとるんじゃろ?
広島カープのホームページには、次のように説明してあった。
小さな子どもから年配の方まで世代を超えてみなさんが口ずさんだことがあり、時が流れてもずっと頭の中にあるフレーズ「水金地火木土天海」をアレンジしました。
様々な特徴を持ちながらも同じ方向に公転する太陽系の家族である惑星、カープも「家族」のようなチームワークで戦ってまいります。デザインには、キャッチフレーズをリズムよくラップで刻むキャラクターを採用しました。リズムよくセ・リーグ4連覇、そして日本一を達成できるように突き進み、太陽系で1番輝くチームを目指します!
ファンの皆様にもラップを刻むように口ずさんでいただければと思います!!
「2019年チームキャッチフレーズ決定!」広島東洋カープ公式サイト
太陽系の惑星について習うとき、「水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)」って覚えるよのう。
算数の九九のように。
わしらの年代では「水金地火木土天海冥」と、太陽系の一番外側にある惑星・冥王星(めいおうせい)も含まれとった。
残念ながら、冥王星は2006年に惑星の分類から外されてしもうたが…。
野球は9人の、いろんな特徴を持った選手でやるもの。
太陽系の惑星も、いろんな特徴を持った8つ(かつては、冥王星を含めて9つ)の惑星からなる。
9人の選手をひとつの「家族」にたとえて、「家族」のようなチームワークで戦っていく。
そして、太陽系で1番輝くチームを目指していく、という意味が込められとるんじゃの。
なるほど、「水金地火木ドッテンカープ」というキャッチフレーズが納得できた。
ここで、最近の広島カープのキャッチフレーズを振り返ってみると…、
2012年「破天荒(はてんこう)」
2013年「剣砥挑来(けんどちょうらい)」
2014年「赤道直火(せきどうちょっか)」
2015年「常昇魂(じょうしょうだましい)」
このあたりまでは、文字で見て、耳で聞いてみると、言いたいことが理解できた。
ところが…、
2016年「真赤激(まっかげき)」
2017年「カ舞吼(かぶく)!」
あたりから、「ちょっと待ってや」「なにが言いたいん?」という感じになってきた。
そしてトドメが、今年の「℃℃℃(ドドドォー!!!)」。
この「℃℃℃(ドドドォー!!!)」を超えるインパクトを持ったキャッチフレーズは出てこんじゃろ、と思うとったら、「水金地火木ドッテンカープ」ときた。
「水金地火木ドッテンカープ」が与えるインパクトに勝るものはないじゃろう。
広島カープが3連覇を果たした2016年~18年にかけてのキャッチフレーズは、最初は「なんじゃ、こりゃ?」というとまどいと、軽い拒否反応があるが、ファンの間に少しずつ広まっていくのが特徴かもしれん。
ということは、来年のシーズンが始まるころには、「水金地火木ドッテンカープ」と、当たり前に口にしとるんじゃろうの。
太陽系で一番輝くチームを目指して、そして来年のセ・リーグ4連覇と、日本一の達成を目指してがんばってほしいもんじゃ。
…以下、余談。
太陽系の惑星について簡単なおさらい。
太陽系の惑星を大きくわけると、
地球よりも太陽に近いところを公転する内惑星。
地球よりも太陽から離れたところで公転する外惑星。
小型で密度が大きく、金属や岩石でできている地球型惑星。
大型で密度が小さく、主に気体でできている木星型惑星。
それぞれの惑星でみていくと、
水星…太陽にもっとも近い。一番小さい。
金星…二酸化炭素の厚い大気でおおわれ、温度が高い(約500度)。
火星…赤く見える。過去に水が存在したと考えられている。
木星…太陽系でもっとも大きい(直径が地球の約11倍)。大赤斑と呼ばれる模様がある。
土星…氷でできた大きな環をもつ。
天王星…自転軸が横だおしになっている。
海王星…太陽からもっとも遠い惑星。青っぽい色で観測される。
という具合に、いろいろな特徴がある8つの惑星が集まって太陽系ができとるんじゃの。
今日は、来年の広島カープのキャッチフレーズ「水金地火木ドッテンカープ」について話をさせてもらいました。
ほいじゃあ、またの。
太陽系の惑星にたとえたもの
歴代のキャッチフレーズを振り返る
(中國新聞 2018年11月24日)
「水金地火木(すいきんちかもく)ドッテンカープ」
広島カープの来年、2019年のキャッチフレーズである。
今朝の中國新聞を手にして、しばし凍りついてしもうた。
「カープさん、最近お遊びが過ぎとりゃしませんかの?!」
「水金地火木ドッテンカープ」には、どんな意味が込められとるんじゃろ?
広島カープのホームページには、次のように説明してあった。
小さな子どもから年配の方まで世代を超えてみなさんが口ずさんだことがあり、時が流れてもずっと頭の中にあるフレーズ「水金地火木土天海」をアレンジしました。
様々な特徴を持ちながらも同じ方向に公転する太陽系の家族である惑星、カープも「家族」のようなチームワークで戦ってまいります。デザインには、キャッチフレーズをリズムよくラップで刻むキャラクターを採用しました。リズムよくセ・リーグ4連覇、そして日本一を達成できるように突き進み、太陽系で1番輝くチームを目指します!
ファンの皆様にもラップを刻むように口ずさんでいただければと思います!!
「2019年チームキャッチフレーズ決定!」広島東洋カープ公式サイト
太陽系の惑星について習うとき、「水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)」って覚えるよのう。
算数の九九のように。
わしらの年代では「水金地火木土天海冥」と、太陽系の一番外側にある惑星・冥王星(めいおうせい)も含まれとった。
残念ながら、冥王星は2006年に惑星の分類から外されてしもうたが…。
野球は9人の、いろんな特徴を持った選手でやるもの。
太陽系の惑星も、いろんな特徴を持った8つ(かつては、冥王星を含めて9つ)の惑星からなる。
9人の選手をひとつの「家族」にたとえて、「家族」のようなチームワークで戦っていく。
そして、太陽系で1番輝くチームを目指していく、という意味が込められとるんじゃの。
なるほど、「水金地火木ドッテンカープ」というキャッチフレーズが納得できた。
ここで、最近の広島カープのキャッチフレーズを振り返ってみると…、
2012年「破天荒(はてんこう)」
2013年「剣砥挑来(けんどちょうらい)」
2014年「赤道直火(せきどうちょっか)」
2015年「常昇魂(じょうしょうだましい)」
このあたりまでは、文字で見て、耳で聞いてみると、言いたいことが理解できた。
ところが…、
2016年「真赤激(まっかげき)」
2017年「カ舞吼(かぶく)!」
あたりから、「ちょっと待ってや」「なにが言いたいん?」という感じになってきた。
そしてトドメが、今年の「℃℃℃(ドドドォー!!!)」。
この「℃℃℃(ドドドォー!!!)」を超えるインパクトを持ったキャッチフレーズは出てこんじゃろ、と思うとったら、「水金地火木ドッテンカープ」ときた。
「水金地火木ドッテンカープ」が与えるインパクトに勝るものはないじゃろう。
広島カープが3連覇を果たした2016年~18年にかけてのキャッチフレーズは、最初は「なんじゃ、こりゃ?」というとまどいと、軽い拒否反応があるが、ファンの間に少しずつ広まっていくのが特徴かもしれん。
ということは、来年のシーズンが始まるころには、「水金地火木ドッテンカープ」と、当たり前に口にしとるんじゃろうの。
太陽系で一番輝くチームを目指して、そして来年のセ・リーグ4連覇と、日本一の達成を目指してがんばってほしいもんじゃ。
…以下、余談。
太陽系の惑星について簡単なおさらい。
太陽系の惑星を大きくわけると、
地球よりも太陽に近いところを公転する内惑星。
地球よりも太陽から離れたところで公転する外惑星。
小型で密度が大きく、金属や岩石でできている地球型惑星。
大型で密度が小さく、主に気体でできている木星型惑星。
それぞれの惑星でみていくと、
水星…太陽にもっとも近い。一番小さい。
金星…二酸化炭素の厚い大気でおおわれ、温度が高い(約500度)。
火星…赤く見える。過去に水が存在したと考えられている。
木星…太陽系でもっとも大きい(直径が地球の約11倍)。大赤斑と呼ばれる模様がある。
土星…氷でできた大きな環をもつ。
天王星…自転軸が横だおしになっている。
海王星…太陽からもっとも遠い惑星。青っぽい色で観測される。
という具合に、いろいろな特徴がある8つの惑星が集まって太陽系ができとるんじゃの。
今日は、来年の広島カープのキャッチフレーズ「水金地火木ドッテンカープ」について話をさせてもらいました。
ほいじゃあ、またの。