通じゃのう

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宮島言葉のいろいろ その11 「ほいじゃけん」

2012年05月09日 05時00分00秒 | 宮島
「宮島の町屋通りに飾ってある「宮島言葉のいろいろ」を紹介するこのシリーズの、今日は第11回目です」

「第11回目の今日は「ほいじゃけん」じゃ」




ほいじゃけん…それだから
(撮影日:2012年1月4日)




「「ほいじゃけん」は、「それだから」という意味じゃね」

「「ほいじゃけん」とか「じゃけん(=だから)」は、日常でもよく使うよのう」

「このブログでは、「じゃけん」じゃのうて「じゃけぇ」と表現しとるけどね」

「個人的には、「じゃけん」よりは「じゃけぇ」のほうが実際の発音に近いと思うて、そういう表現をしとります」

「「じゃけん」といえば、広島東洋カープの前田健太(まえだ けんた)投手のブログも『じゃけん まえけん 絶対負けん!!』になっとるよね」



↓マエケンのブログについては、こちら↓

じゃけん まえけん 絶対負けん!!広島東洋カープ 前田 健太 Powered by Ameba





【今日の宮島言葉】

ほいじゃけん

意味/それだから






「今日は、「宮島言葉のいろいろ」で「ほいじゃけん(それだから)」について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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さとうわきこ絵本原画展 ひろしま美術館

2012年05月05日 23時00分00秒 | 広島市
「おとつい、5月3日(木)は、約1カ月半ぶりに休みが取れたんじゃ」

「毎日、毎日、お疲れさまじゃったね。久しぶりに休みが取れた日、この親父が何をしたかというと…」

「朝一番で、さとうわきこ絵本原画展を見に、ひろしま美術館へ行ってきたんじゃ」

「「さとうわきこ」でピンと来ない方には、「ばばばあちゃん」の作者と言ったほうがわかるかもしれんね」




ばばばあちゃん


せんたくかあちゃん


おつかい


原画展の入口
(撮影日:2012年5月3日)




↓ひろしま美術館については、こちら↓

「さとうわきこ絵本原画展」公益財団法人ひろしま美術館





「で、どうじゃった?」

「さとうさんは、絵本の原作・絵とも手がけられとってんじゃが、今回は原作の方を中心に見てきたんじゃ」

「どの話が面白かった?」

「『よくばりすぎたねこ』かの」

「『よくばりすぎたねこ』か、何となく結末が読めるね。で、どんな話なん?」

「ヒヨコを捕まえたネコが、ヒヨコを食べようとした瞬間に、ふと考えたんよ。まてよ、今このヒヨコを食べるんじゃのうて、このヒヨコを大きくしてから食べたほうがええじゃん!」

「ふんふん…」

「ネコは次に、こう考えたんよ。大きくなったヒヨコがタマゴを産むまで待ったら、大きくなったヒヨコの丸焼きとタマゴ焼きの両方を食べられるじゃん!!」

「ネコの欲が、だんだんと深くなってくるんじゃね」

「さらに、こうも考えるんじゃ。大きくなったヒヨコはたくさんタマゴを産むはずじゃけぇ、そのタマゴからかえったヒヨコを大きくしたら、もっとたくさんの鳥の丸焼きを食べられるじゃん!!!」

「ネコがどんどん想像、というか妄想(もうそう)を膨らませていくんじゃね」

「で、結末はというと…、それはこの本を読んでのお楽しみじゃ」

「「取らぬ狸(たぬき)の皮算用(かわざんよう)」のような話じゃね」

「自分の思い描く妄想に、思わずニタ〜ッとしてしまうネコの表情がえかったのう」

「ほかには?」

「同じくネコが主役の『ねずみのなるき』じゃの」

「ねずみのなるき?」

「「ねずみのなる木」。つまり「ねずみが生えてくる木」を手に入れたネコの話なんじゃ」

「ネズミが生えてくる木なんかあるんかね?」

「そんな木が本当にあるかどうかは置いておいて…。ネズミを捕まえて、さあ頂こうかというとき、ネコはネズミからこう言われるんじゃ。「お願い、食べないで! その代わり、ネズミのなる木の種をあげるから」」

「ネコとしては、ネズミのなる木があれば、言うことなしじゃもんね」

「「こりゃええ話じゃ」と、ネコは思わずニンマリしてしまうんじゃの」

「で、ネコはその木を種から育てるわけ?」

「さっきの『よくばりすぎたねこ』でもそうじゃが、話に出てくるネコは結構マジメなんじゃの。ほいじゃけぇ、ネズミのなる木の種を一生懸命に育てるんじゃ」

「へぇ…」

「風が吹いて木の実が飛ばされても、小鳥についばまれても、懸命に育てるんじゃの。その甲斐があって、残り1個になった実は、大きく育つんじゃ」

「ネコとしても、大満足なわけじゃね」

「この実の中には、ネズミがぎっしりとつまっているはずじゃ、と思い込んでの」

「ネコは自分の思い描く妄想に、満足してしもうとるんじゃね」

「妄想というか、勝手に大きな期待をしてしもうとるだけなんじゃがの」

「ほいで、実の中から出てきたのは…」

「この話の結末も、この本を読んでからのお楽しみじゃ」

「うちは、このネコがちょっとかわいそうに思うたね」

「どっちの話も、読み手の期待を見事に裏切ってくれたところが、気に入っとるんじゃ」





↓さとうわきこについては、こちら↓

「さとうわきこの作品一覧」絵本ナビ





「今日は、ひろしま美術館で開催中のさとうわきこ絵本原画展について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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花の総合パレード フラワーフェスティバル2012

2012年05月04日 23時00分00秒 | 広島市
「昨日から、第36回ひろしまフラワーフェスティバルが始まったんよね」

「今年のテーマは「笑顔咲く 未来を照らす 希望の花」じゃ」

「今年も、うちの子どもがパレードに出させてもらいました」

「雨が降るかどうか心配じゃったんじゃが、降らんかったけぇ、えかったのう」

「昨日1日だけで、66万6000人の人出があったんじゃね」



↓ひろしまフラワーフェスティバルについては、こちら↓

2012ひろしまフラワーフェスティバル





「今年のパレードには、朝鮮通信使(ちょうせんつうしんし)の行列も参加されとったのう」

「テレビで観たけど、色鮮やかな衣裳がえかったねぇ」

「全部で380人おられたそうじゃ。ちなみに今年は、呉市制110周年と、蒲刈町で朝鮮通信使の再現行列を初めて10周年にあたるんじゃと」

「すごいねぇ。ところで、「朝鮮通信使」って何じゃろか?」

「朝鮮通信使は、江戸時代の1607〜1811年の間に、12回ほど朝鮮から日本を訪れた外交使節団のことじゃの」

「どんな時に来られたんかね?」

「日本の将軍の代替わりや、慶事(けいじ)、おめでたいことなどがあったときに、朝鮮王朝からの国書を携えて江戸に来られたそうじゃ」

「江戸時代のことじゃけぇ、船で瀬戸内海を通って行かれたんじゃろうね」

「その通信使一行を、安芸広島藩では呉市下蒲刈町(しもかまがりちょう)で、備後福山藩では鞆(とも)の対潮楼(たいちょうろう)でもてなしたんじゃの」

「余談じゃけど、お父さんの本籍地は下蒲刈の大浦(おおうら)になるんよね」

「親父が蒲刈の出身じゃけぇの。余談ついでに言うと、上蒲刈(かみかまがり)は東側、つまり京都に近い方で、下蒲刈は西側、京都から遠い方になるんじゃ」

「今は、電車で上り・下りというと東京が基準になるんじゃけど、そのむかしは、京都が基準じゃったんよね」

「その話はさておいて、蒲刈でのもてなしは、通信使から「安芸蒲刈御馳走(ごちそう)一番」と絶賛されたそうじゃ」

「「御馳走一番」か。すごいね」

「ここでいう「御馳走」は、料理だけじゃのうて、接待全般を指すそうじゃ」




大邱(テグ)の大太鼓



「韓国の大邱市いうたら、広島市と姉妹都市なんじゃね」

「写真の大邱の大太鼓は、1998年(平成10年)に贈られたものなんじゃの。大太鼓は韓国の一番古い楽器で、むかしは宮中の儀式などに用いられとったそうじゃ」



↓「蒲刈」でのもてなしについては、こちら↓

「御馳走一番と絶賛された「蒲刈」のおもてなし」



↓韓国大邱市についての関連記事は、こちら↓

広島市と姉妹都市提携している韓国の都市は?





「NHK大河ドラマ「平清盛」の一行も、2つの花車に乗ってパレードに参加されたそうじゃ」

「へぇ。どなたが参加されたんかね?」

「清盛の正室(せいしつ。正式な妻のこと)・平時子(たいらのときこ)役の深田恭子(ふかだ きょうこ)さんと、時子の妹・平滋子(たいらのしげこ)役の成海璃子(なるみ りこ)さんのお2方じゃそうな」

「そりゃ、盛り上がったじゃろうね」

「そのほかには、広島県知事や広島市・呉市・廿日市市の市長も乗っておられたそうじゃ」

「呉市は清盛が切り開いたとされる音戸の瀬戸があるし、廿日市市(はつかいちし)には宮島があるよね」




パレードで使われた花車



↓平清盛パレードについては、こちら↓

「パレード最後に「清盛」登場」中国新聞 2012年5月3日





「ステージでは、北広島町の「壬生の花田植」もやっとったのう」




壬生の花田植
カーネーションステージにて




「壬生の花田植は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されたんよね」

「去年の11月にの」

「なかなか覚えられんけぇ何回も聞くんじゃけど、「壬生」と書いて、何って読むんじゃったかいね?」

「「みぶ」と読むんじゃ。お袋が千代田の出身じゃけぇ、わしゃ小さいころから知っとったがの」

「「みぶ」か…。そんな読み方があるんじゃね」




壬生田楽団(みぶでんがくだん)
(「壬生」と書いて「みぶ」と読む)




「さっき出てきた平清盛の関係で言うと、そのむかし、このあたりは「壬生荘(みぶのしょう)」いうて、厳島神社の領地でもあったそうじゃ」

「へぇ…。ほいで、今年の「壬生の花田植」はいつあるんかいね?」

「6月3日(日)じゃの。ユネスコの無形文化遺産に登録されたこともあって、今年はいろんなグッズが売り出されとるそうじゃ(2012年5月3日の中国新聞より)」

「たとえば?」

「むすびのむさし、どんぐり村豊平店では「花田植むすび」が売り出されるそうじゃ」

「むさしは最近では、「清盛むすび」も売り出しとってよね」

「もみじ饅頭まで入っとるよの。あとは、キューピーに早乙女(さおとめ)と飾り牛の衣裳を着せたストラップが売り出されるそうじゃ」

「キューピー人形も出るか…」

「1000個ずつの限定じゃそうな。その売上げの一部は、花田植の保存活動の費用として寄付されるんじゃと」



↓むすびのむさしについては、こちら↓

むすび むさし



↓キューピー人形については、こちら↓

【楽天市場】キューピー/スヌーピー/ミッキー/キティ… 結婚祝い/出産祝いにもどうぞ!:キューピー人形のハピコレ





「最後になったが、今年もピースフラワーがあったんじゃ」



「こうやってみると、広島平和記念資料館から原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)、平和の池から原爆ドーム(旧広島県物産陳列館)が一直線上にあることがよくわかるよね」





↓ひろしまフラワーフェスティバルについての関連記事は、こちら↓

花の総合パレード フラワーフェスティバル

第35回ひろしまフラワーフェスティバル 準備中






「今日は、ひろしまフラワーフェスティバルについて話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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宮島言葉のいろいろ その10 「ほぼろをうる」

2012年04月05日 05時00分00秒 | 宮島
「宮島の町屋通りに飾ってある「宮島言葉のいろいろ」を紹介するこのシリーズの、今日は第10回目です」

「第10回目の今日は「ほぼろをうる」じゃ」




ほぼろをうる…あそびにいく・実家に帰る
(撮影日:2012年1月4日)




「「ほぼろをうる」とは、「あそびにいく・実家に帰る」という意味じゃね。とかいいながら、初めて聞く言葉なんじゃけど」

「わしも、2年くらい前に広島のローカル番組でこの言葉を取りあげとって、その時初めて知った言葉なんじゃ」

「使わんし、聞くことが少ない言葉じゃね」

「「あそびにいく」と「実家に帰る」とじゃ意味が大きく違うてくるんじゃが、「実家に帰る」という意味で解説してある本がほとんどじゃの」

「うちも、何度「ほぼろを売ろう」と思うたことか…」

「ほいなら売ってこいや。今どき、そがぁなものを買う人なんかおりゃあすまぁで(=それなら売ってきなさい。今どき、そんなものを買う人なんかいないよ)」

「ところで「ほぼろ」って何じゃろか?」

「竹で編んだかご(篭)のことじゃの。女性が摘んだ草花や野菜などを入れるのに、腰から下げて使うとったそうじゃ」

「ほぼろって、女性というか、主婦として必要なものじゃったんじゃね」

「それを「売る」ということは、主婦業を放棄するということになるんよの」

「ほいじゃけぇ、「実家に帰る」ことを「ほぼろをうる」と言うんじゃね」





昔のほぼろ売りは前後に高くほぼろを担いだので、あと先見ずに走る意だとか、嫁がよもぎ摘みをするかのようにほぼろを振りながら家を出て姿をくらましたからだとか、あるいは嫁が川に洗濯に行くかに見せかけてほぼろとともに見えなくなったからだとか諸説あるが、ほぼろのふちをかがるには4目(よめ)いっては竹しべを返し返しするので、「ヨメいってかえる」のしゃれから出た言いぐさだったというのが当たっているようである。

(略)

大家族制時代は、嫁しゅうとめの仲が円満を欠きがちだったところから、嫁が「ほぼろを売る」例は珍しくなかったので、どこでもよくこの言いぐさは聞かれたが、核家族化が進行しだしてからは次第にこの言いぐさは実際感の乏しい耳遠いことばとなりつつある。

(「ほぼろをうる」『広島県大百科事典』中国新聞社 1982年)






「ほぼろを振りながら実家に帰ったところから、「ほぼろをふる」という言い方もあるそうじゃ」

「腰から下げとるけぇ、ほぼろを振り振り帰ることになるよね」

「そのほかにも、「ほぼろをこかす」や「ほぼろをころがす」、単に「ほぼろをした」という言い方もあるんじゃと」





【今日の宮島言葉】

ほぼろをうる

意味/あそびにいく・実家に帰る

例文/「ホボローウッタラ コワンニャー ナルマー ガ。(=ほぼろを売ったら、必ず買いもどさなければいけないだろう。)」



参考文献:
町博光『ひろしまべん100話』渓水社 1999年






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宮島言葉のいろいろ その9 「みてみいや」

宮島言葉のいろいろ その8 「みてる」

宮島言葉のいろいろ その7 「もちったあー」






「今日は、「宮島言葉のいろいろ」で「ほぼろをうる(あそびにいく・実家に帰る)」について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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宮島言葉のいろいろ その9 「みてみいや」

2012年04月03日 05時00分00秒 | 宮島
「宮島の町屋通りに飾ってある「宮島言葉のいろいろ」を紹介するこのシリーズの、今日は第9回目です」

「第9回目の今日は「みてみいや」じゃ」




みてみいや…見てごらん
(撮影日:2012年1月4日)




「「みてみいや」とは、「見てごらん」という意味じゃね」

「言う方は「(面白いから)見てごらん」というくらいの意味で使うとるんじゃが、言う人の口調と聞く人によっては、「(強制的に)これを見ろ!」というような意味にとられることがあるけぇ、気をつけんといけん言葉かのう」

「そりゃ、お父さんが言うたら、そういう意味にとる人もおってよねぇ」

「ほっとけ!」

「そんな時は、「みてみんさいや」と言うと丁寧に聞こえるよ」

「「みてみんちゃいや」とかの」





↓宮島言葉のいろいろについての関連記事は、こちら↓

宮島言葉のいろいろ その8 「みてる」

宮島言葉のいろいろ その7 「もちったあー」

宮島言葉のいろいろ その6 「もとおらん」







「今日は、「宮島言葉のいろいろ」で「みてみいや(見てごらん)」について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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