カープロード２０１４（その４）

「前回まで、カープロードに飾られている、野村監督以下、倉、廣瀬、石原、東出の４選手を紹介してきたんじゃけど…」

「今日は、バリントン、永川、木村、迎、中東の５選手を紹介していきますけぇの」





【４２　Ｂ．バリントン（ＢＲＹＡＮ　ＢＵＬＬＩＮＧＴＯＮ）】



１９８０年９月３０日生まれ。
１９３ｃｍ・９７ｋｇ。
ボールステイト大、アメリカ出身。

開幕投手を務めた昨季、前半は好投しながらも援護に恵まれず、後半に入ると調子を落とした。
それでも地道に白星を重ねて、１年ぶりの２ケタ勝利。
球団歴代外国人投手の通算勝利数を更新した。
試合をつくれる投手だけに、今季もローテの中心として、昨年以上の数字を期待したい。





【２０　永川勝浩（ながかわ　かつひろ）】



１９８０年１２月１４日生まれ。
１８８センチ・９８キロ。
亜細亜大、広島県出身。

内転筋を故障して以来、フォームが安定せず、一昨年は登板ゼロとなっていた、かつての守護神。
常にセットポジションから投げるフォームとスライダーを軸とした投球にチェンジして見事に復活。
ＣＳ出場の原動力となった。
今季もセットアッパーとして１年間活躍できれば、優勝も現実味が増してくる。





【６６　木村　昇吾（きむら　しょうご）】



１９８０年４月１６日生まれ。
１８２ｃｍ・７８ｋｇ。
愛知学院大、大阪府出身。

骨折で戦線離脱した堂林に代わってサードに入り、安定した守備とつなぎもできるバッティングで活躍。
後半戦だけで６２試合、打率．３２５とがっちり穴を埋めて、信頼を厚くした。
今年で３４歳を迎える中堅選手として、今季こそスーパーサブ返上でポジション獲得へ。
本気の勝負に挑む。





【４４　迎　祐一郎（むかえ　ゆういちろう）】



１９８１年１２月２２日生まれ。
１８０ｃｍ・８１ｋｇ。
伊万里商高、佐賀県出身。

飛躍が望まれた昨季だったが、チャンスをものにできずポジション獲得はならなかった。
ホームラン０、打点２と、持ち味の長打力を発揮することなくシーズン終了。
同様のタイプの天谷、赤松らと比較しても、迎のパンチ力は魅力なだけに、結果を残すことでアピールしてほしい。











【００　中東　直己（なかひがし　なおき）】



１９８１年１０月５日生まれ。
１６８ｃｍ・７３ｋｇ。
東亜大、広島県出身。

昨年は５月にプロ入り初ホームランをマークするなど、前半戦はバッティング好調。
スタメンにも名を連ねたが、中盤以降は出場機会が減り、不完全燃焼に終わった。
どこでも守れて、代打も代走もこなせる貴重なユーティリティープレーヤーとして、今季も重要な役割をはたしてくれるだろう。








「ここにあるのが、荒神陸橋（こうじんりっきょう）」







訪問日：２０１４年３月２日





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「今日は、カープロードに紹介されている、バリントン、永川、木村、迎、中東の５選手について話をさせてもらいました」

「次回は、栗原、赤松、天谷、キラ、ミコライオの５選手を紹介する予定じゃ。ほいじゃあ、またの」