日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

京急蒲田駅高架化工事の仕上げポイント、平和島駅。

2012年09月24日 | Weblog

10月にこの高架化工事が完了して、京急のダイアも大幅に革新される。主体は羽田行きの大増発で、わが駅にも停まる急行が10分おきと便利になる。京急蒲田駅の大構造も完成しており、あとは平和島駅の至近で最後の高架切り替えがされるだけのようだ。

その場所は既に高架で運行されている上り電車から確認できるのだが、高速の快速特急に乗ることが多く、きちんと見たことがない。それでもどうやら平和島駅だなと気が付いていた。誠に偶然ながら大学OB合唱の練習会場が平和島駅そばの大森スポーツセンターになり、早めに出かけてその場所を確認しようともくろんだ。

あいにくの土砂降りの天気、上大岡で特急に乗り換えると平和島にも停車する。駅に着いてホームの駅員に切り替え地点はホームから見えますかと尋ねると、怪訝そうに答えるも、こっちの言うことが分ると、にっこり笑いながらこのホームの端から見えますよ、でも雨が降ってますねと答えてくれた。

さっそく行ってみると、成程なるほど念願の切り替え地点がばっちり見える。それにホームの端まできちんと屋根がついており、駅員さんの心配は杞憂。階段がついていて、降りられるのがちょっとした誘惑であったが、看板に禁止とあり、騒ぎになるのもまずいし、危険だし踏みとどまった。完成してしまうとどうと言うことなく上下線が運行されて気にもならなくなるものだが、この時点でこの工事の最後の仕上げを観察できたことは子供じみているが、実にうれしい(笑)。

大森スポーツセンターの小ホールで自分の大学単独練習の午前中、午後は国立四工大OB会の練習、そして、夜は平和島駅付近へ戻り、大懇親会。飲み放題の二時間をおしゃべりと、各大学の学歌にいつもの愛唱曲を歌い、大いに楽しんで酔っぱらった。

写真の一番左が現在はここから地上へ降りてゆく下り線。一番右側が既に高架化された上り線。そして、その横には蒲田駅からここまで完成している下りの高架線。もうレール一本分くらいの長さをつなぎかえれば高架が完成することが分る。10月のダイヤ改正にむけて直前の深夜になされるであろう工事のドキュメンタリー番組などどっかで企画しないものかと思う。その夜には同時に現在は高架の下り線の上にはみ出して運用されている駅のホームの撤去をする途中駅もあり、大変な工事の夜になる。

中央線の高架化はドキュメンタリー番組で見たことがある。京急も自分でPRするような番組を提供しないかなぁ?なんとなく鉄ちゃんになりきった一致日でもあった(笑)。