日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

市街地にクマ出没、どんぐりの不作。

2012年09月20日 | Weblog

御殿場のゴルフ仲間の話でも自分の住む町で100キロのクマが捕獲されて驚いたということを聞いた。札幌では街中にきて食い物を荒らす映像が流れた。原因として、動物と人間の緩衝地帯であった里山が崩壊してクマにも人里が至近距離になったというレポートであった。

山の中に開発されたゴルフ場では昔から、猿、鹿、猪などを見ることがたびたびあった。それでもそのようなゴルフ場は人里から更に奥に入ったところにある。札幌市の映像の説明では今年は猛暑の関係でどんぐりの不作で、数年前のどんぐりの豊作の時に生まれたいわば熊の団塊の世代が成長したのに食べ物がないという事情らしい。

数年前の海岸で撮られたぷくぷくとしたぬいぐるみの様な映像と比べると確かにがりがりに痩せた貧相な熊の姿である。その位に食糧事情が悪いらしい。餓死したくはないので、熊さんも中間帯の里山を乗り越えて民家まで餌をあさりに来るらしい。そこで、残飯やごみを食べると習慣化する。それを断ち切るには、捕獲して鼻に唐辛子を練り込み、匂いの記憶を消去して森へ戻すのだそうである。

つまり捕獲しても現時点では種の保存を優先して殺さない。共存を目指している。

それに比べると、日中の小島の領土権争いは実に無駄極まりないと思う。背景は色々あろうと、無理難題で力ずくの中国はGNP世界2位の大国。許されない暴力行為だと言いたい。

そろそろ、国連も見直しの時が来ているのではなかろうか?戦勝国に名を連ねる権利もない中国がなぜあそこにいるの?日独伊を排斥しておきながら、日独に依存する世界経済。アンフェアの極みだろう。そろそろ見直しをしないと中国の恥ばかりが際立つことになる。ODAによる資金援助、技術移転、人材育成、搾取するばかりの白人国家と違い育成を基本として国の独り立ちを進めてきた日本を中韓両国とも国民には厳秘にして反日教育を徹底してきた罪は重い。真実を知るときの個人の絶望感に思いが至らないのだろうか?

まあ、期待はしないが、人心のレベルはどちらも低い。守るべきは暴力装置をもっても守るべきだろう。

写真:この通り、どんぐりは不作です。もっと実るかと構えていたかしのみがとうとう一つ二つでお仕舞らしい。期待していた鳥やリスもショックだろう。ほかの色々が被害を受けるかも。