平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い104 過去最高の防衛費予算5兆円超の概算要求と集団的自衛権

2015-08-28 09:07:56 | 日記
平和の希い104 戦後70年 
    過去最高の 防衛費予算5兆円超の概算要求と集団的自衛権、

 新聞報道によると、来年度防衛費予算の概算要求額は、過去最高の5兆911億円とのこと。
集団的自衛権成立を見込んで、自衛隊の任務が拡大することや中国の海洋進出・北朝鮮のミサイル攻撃などを
想定しているようです。
集団的自衛権を含む安保関連法案が成立すると、国連平和維持活動(PKО)で武器を使って治安を維持するなど
の新任務を認めることになります。陸上自衛隊幹部は「新任務のために性能を高めた防弾チョッキや輸送防護車が
より必要になる」と話しています。米軍との平時からの協力を高めるため、中期防で3機調達するとした米軍の無人
偵察機「グローバルホーク」をもっと増強する必要があるとの声もあるようです。
中谷防衛相は、「(中国の)島しょ部への攻撃に対する安全確保を中心に、(陸海空の)統合機動防衛力の構築に
向けた事業を計上している」と説明。具体的には潜水艦を監視する哨戒ヘリ「SH60K」17機、オスプレイ12機など
まとめて調達することが盛り込まれています。

膨大な赤字を抱える国家財政は益々危機状態になります。当然、福祉などへ回す予算を制限せざるを得なくなります。
厳しい財政状態の中で、人を殺すための近代兵器を増強して「積極的平和」を論じている安倍総理、本当に国民の
ための政治と言えるのでしょうか?
仮想敵国に武力で威嚇して本当に平和が実現できるのでしょうか?抑止力と言ってますが、抑止力のスパイラルで
人類の危機を招くだけで、世界平和は遠のくばかりです。

武力による紛争解決を放棄している日本国憲法に違反している「集団的自衛権」が防衛費増大の根源です。
戦争やテロに巻き込む憲法違反の「集団的自衛権」を含む安保関連法案を廃案にするべきなのです。
孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも。膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも。


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