平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1313 元徴用工問題

2018-10-31 06:21:44 | 日記
     平和への希い1313 戦後74年  
   元徴用工問題  2018.10.31.

昨日30日、韓国の最高裁は、第二次世界大戦中に強制労働をさせられた元徴用工へ、新日鉄住金などに
対して、損害賠償するよう判決を下した。
「最終的かつ不可逆的解決」の筈だった「慰安婦問題」同様、政府は1965年の日韓請求権協定で解決済み、
と、国際司法裁判所に訴えると、またまたスタートラインに逆戻り。

日韓請求権協定と、個人の賠償請求権は別、との判断のようだ。
国民の皆さんは、日本占領下の屈辱を思い出して、「慰安婦問題」同様、「そうだ、そうだ」と心が一致する。
それほど、日本政府・軍部が、占領時に行った諸々の屈辱行為を心底憎み、忘れてはいけない、と肝に銘じて
いるのでしょう。

安倍総理のお爺ちゃん(岸信介)達、東條内閣が起こした戦争の結果がもたらした「悲劇・慰安婦問題」、
「強制労働をさせられた元徴用工問題」。
韓国の人々の国民感情は、「不可逆的解決」だ、「日韓請求権協定で解決済み」だ、なんて許さないのです。
安倍総理・政府は、「正当な交渉を経た」と言えば言うほど、韓国の皆さんは、「頭にきている」のです。
「不幸を招いた『戦争』を、二度と絶対しないから許して」という気持ちを解って貰えるように、真摯に努力を
積み重ねるしかないのです。

おじいさん達の失態を早く拭って、靖国に凱旋したいでしょうが。
ウォーキング中に出会った花々です。

10月31日、「今日は何の日カレンダー」より
世界勤倹デー(国際貯蓄銀行協会1925)、ガス記念日(日本瓦斯協会1972)、ハロウィン、そばの日(毎月)
▲横浜でガス灯が点灯され、日本のガス事業の幕開け(1872)▲自由民権運動を弾圧する政府に対し、
旧自由党員が中心になり、秩父で 大規模な反乱(秩父事件)(1884)▲初の外国野球チーム招待試合(1907)
▲東京のダンスホール閉鎖(1940)▲日本記者クラブ結成(1969)▲昭和天皇在位50年で初の公式記者会見。
「原爆投下は戦時中でやむを得ぬと思う」と発言(1975)

平和への希い1312 新しい世界秩序

2018-10-30 08:52:26 | 日記
    平和への希い1312 戦後74年  
   新しい世界秩序  2018.10.30.

ドイツ・メルケル首相が、任期終了後に引退するらしい。
EUを引っ張って来た、難民保護を主張してきた重鎮が、居なくなる。
ポピュリズム(大衆迎合主義)、ヒトラーのような極右勢力が台頭するわ、イギリスがEUを脱退するわ、
で、これまで築いて来たEUの秩序が崩れかかっているように見える。

米・トランプ政権は、「米国第一主義」で、「自分さえ良ければ」が世界を席巻。
習近平1党独裁政権は、民主主義国家の混乱に乗じて、米国に代り、覇権を目指している。
自由主義諸国が、自由、民主、人権を標榜してきた民主主義は、ポピュリズム(大衆迎合主義)、ヒトラーの
ような極右勢力の主張をも否定しない、むしろ、否定できないことで混乱している。

この混乱の中から、新しい世界秩序が生まれることになるのだが、自由、民主、人権を守ることだけは、
はずさないで欲しい。

チャーチルは、
民主主義は最悪の政治と言える。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」
と言って、逆説的に「民主主義は最良の制度である」と言っています。
民主主義の実際の制度としては、多数決が基本となっている。
選挙や、国民投票で、国の方向が決められる。
民主主義が最良の制度となるには、国民世論の多数派が健全な判断を下せることが前提なのです。
多数決で決せられるのが民主主義とは言え、私達国民は「多数派の暴走を許してはいけないと言う良識」を
持ち合わせていないと、とんでもない方向に引きずり込まれて行ってしまうのです。

新しい世界秩序を築くために、平和憲法を掲げる日本の役割は大きい筈。
トランプ政権や、習政権などの恫喝に、「毅然とした」安倍政権であって欲しい。

ウォーキング中に出会った花々です。

10月30日、「今日は何の日カレンダー」より
みその日(毎月)
▲ロンドン島で火災(1841)▲教育勅語発布(1890)▲尾崎紅葉、没。36歳(1903)▲歌舞伎座焼失。再建工事落成は
1924年(1921)▲GATT(関税・貿易に関する一般協定)調印(1947)▲シュバイツァーにノーベル平和賞(1952)
▲モハメド・アリ、チャンピオンに返り咲く(1974)▲写真週刊誌の元祖「FOCUS」が創刊。同スタイルの週刊誌
が創刊ラッシュ(1981)▲インディラ・ガンジー首相暗殺(1984)

平和への希い1311  イジメ41万人

2018-10-29 09:26:02 | 日記
     平和への希い1311 戦後74年 
   イジメ41万人   2018.10.29. 

昨日のニュースで、全国の小中高校などで平成29年度に認知されたいじめが、前年度から9万件以上増加し
41万4378件と、過去最多を更新したことが
25日、文科省の発表でわかった。
このほか小・中の不登校児童 生徒数は14万4031人で前年度より約1万人増え、過去最多だった。
2013年のいじめ防止対策推進法で、いじめの定義が変わったことが大きな要因だ、とのこと。
昨年度からはけんかやふざけあい、暴力行為なども児童の被害性に着目して認知し、いじめとして計上するよう
になったことで、認知件数が増加していると言うのだ。
イジメを苦に、自殺者が次々に出る異常。
イジメをする相手を殺すつもりだが、家族に迷惑掛けるので、迷惑が掛かる家族を殺してしまえば、メイワクを
掛けなくても済む、と家族を殺害する事件が起きる異常。

相撲はじめ、スポーツ業界などのいじめ事件、モリカケ疑惑で、トカゲのしっぽ切りみたいな「イジメ」。
どうも、日本人の「イジメ体質」は、学校ばかりではない。
少子化の中での、「イジメ」問題は、深刻だ。
一人一人が、「自分を大事に思うように、他の人も大事に思う」、「日本人の良き心情」がどうしたら根付くのか。
家庭での、教育現場での見直しが必要なんて、格好つけても・・・。「困ったもんだ」とタメ息が出るばかり
ウォーキング中に出会った花々です。

10月29日、「今日は何の日カレンダー」より
肉の日(毎月)
▲自由党解党(1884)▲スエズ運河条約成立(1888)▲早・慶・明3大学野球リーグ成立(1914)▲トルコ共和国
成立(1923)▲閣議、「支那」を「中華民国」と呼称することに決定(1930)▲第1回宝くじ発売、1枚10円、
1等賞金10万円、売上は2500万円(1945)▲千葉県船橋市で日本初のオートレース開催(1950)
▲イスラエル軍シナイ侵入。スエズ戦争勃発(1956)▲人工甘味料チクロ使用禁止に(1969)▲酒田大火(1976)
▲「防衛計画の大綱」で防衛費の総額をGNPの1%以内にすることなどを決定 (1976)

平和への希い1310 思わく?打算?

2018-10-28 09:31:21 | 日記
      平和への希い1310 戦後74年  
   思わく?打算?  2018.10.28.

尖閣問題以降冷え込んでいた日中関係が、ここに来て、日中首脳会談が開催され、外交に強い安倍総理の本領
発揮?と満面の笑みを浮かべる安倍総理。
米中貿易戦争で、一帯一路で、苦戦中の習政権は、これまで「鼻にも掛けなかった」安倍政権に秋波を送り、
習政権の行き詰まりを打開したい思惑が見え見え。

北朝鮮核問題では、米・トランプ大統領のお先棒を担いでいたが、米朝首脳会談で梯子をはずされ、日米貿易
戦争で、譲歩を迫られる、ロシア・プーチン大統領からは、4島返還抜きの平和条約を突き付けられ、
外交に強い安倍総理もカタナシ。習政権の秋波は、渡りに船の安倍総理。

安全保障や歴史認識、資源開発など先送りして、先端技術協力や農産品規制緩和などお互いに「実利」を優先
して、それぞれ、国内にアピールし、それぞれの政権維持を目論む。

狂騒馬トランプ号が、中間選挙を勝つためになりふり構わず、暴れまくっており、世界の1強だった米国時代
が終わった。
安倍総理に、世界経済、世界平和のために、日本はどのように貢献しようとしているのか、見えないのが残念。
目先の思惑や打算で落とし穴にハマらないように、お願いしたい。
ウォーキング中に出会った花々です。

10月28日、「今日は何の日カレンダー」より
速記の日(日本速記協会)、日本ABCデー、にわとりの日(毎月)
▲大内義弘挙兵、応永の乱(1399)▲信長、京都妙光寺で茶会を催す(1575)▲ハーバード大学創立(1636)
▲廃藩置県さらに進み、府県改置へ(1871)▲山口で萩の乱(1876)▲田鎖式速記の考案者・田鎖綱紀が東京で
日本初の速記講習会を開催(1882)▲上野不忍池で初の競馬(1884)▲アメリカ独立100年祭を祝い、仏米間友好の
ため、フランス国民の募金で作られた自由の女神像が贈呈(1886)▲日本最大の内陸地震、濃尾大地震(1891)
▲日中国交回復記念に康康(カンカン)と蘭蘭(ランラン)。公開後の1年間で入園者は900万人を突破(1972)
▲木曽の御岳山爆発(1979)▲ロッキード事件丸紅ルート公判で榎本三恵子が「蜂の一刺し」証言(1981)
▲W杯サッカーアジア地区予選最終日、ロスタイムでイラクに得点され引き分け、「ドーハの悲劇」(1993)

平和への希い1309 「大往生」

2018-10-27 11:08:18 | 日記
     平和への希い1309 戦後74年  
  「大往生」  2018.10.27.

10月2日のNHK「ラジオ深夜便明日への言葉」で、医療法人社団慶成会会長大塚宣夫医師がお話しされて
いました。
「大塚先生の『大往生』とは?」、と聞かれて、
1.それなりに長生きした
2.周囲(まわ)りの人に惜しまれながら
3.穏やかな顔で
4.残された人に、ローソクが消えるような最後で良かった、と思ってもらえる
最後を迎えられることかなあ
、と。
残された人に感動を与える死、ローソクが消えるような「厳かな死」、とおっしゃっていました
大塚先生は、高齢化が進みつつあった1970年代、独自の発想で、終末期のための病院をゼロから作り上げ
育てて来られました。
「豊かな最晩年」の実現を目指し、「人に寄り添う医療」を追い求め続けていらっしゃいます。
医療は、これまで、どうやって命を救うか、に真剣に取り組んできた。治療が不可能になったら延命するしか
ないから、延命のために手を尽くす。
大塚先生は、発想を大逆転したのです。先生の目指した病院は、
先ず医療ありきではなく、先ず生活ありき」を大切にする病院なのです。
治療目的の病院ではなく、高齢者が人生の残された時間を出来るだけ苦痛がなく、家族と穏やかな時を過ごす
終(つい)の棲家としての、療養病床中心の病院なのです。

「医療と介護が、どう寄り添ったら、人は幸せな最期を迎えられるか」ということに一生懸命な病院を目指して
いるのです。

リハビリに励む人、映画を見る人、ジグソーパズルに興じる人、新聞を読む人、まるで自分の家で時間過ごして
いるように。夕暮れにはお酒を楽しむ人もいるようです。
経済的に、このような病院に入ることを望むべきもないが、大塚先生の「発想」をお借りして、幸せな「最期」
を迎えられたら良いなあ、と感じ入った次第です。

ウォーキング中に出会った花々です。

10月27日、「今日は何の日カレンダー」より
読書週間●古本祭(東京千代田区・神田古書書店街)
▲空海、死後弘法大師の名をおくられる(927)▲徳川家康、大坂城で秀吉と会見(1586)▲寛政の改革、書籍出版
取締令に及ぶ(1790)▲安政の大獄で吉田松陰ら刑死(1859)▲秋月の乱(1876)▲横浜で日本初の近代的上水道水
開始(1887)▲浅草・凌雲閣に日本初のエレベーター設置。12階(1890)▲東京中央放送局、初めて海外に電波を
送る(1930)▲渡辺選手、小児マヒ克服し国体出場(1969)▲日刊ゲンダイ創刊で駅売り夕刊ブーム到来(1975)
▲ ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の呼びかけで欧米、アジア 、アフリカ、南米、ソ連、東欧からあらゆる宗教
代表者約100名が、イタリアのアッシジへ 集い、それぞれの宗教儀礼で「平和の祈り」を行った(1986)
▲南アフリカのネルソン・マンデラ氏初来日(1990)