平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1341 被爆地・長崎で「賢人会議」

2018-11-30 10:32:59 | 日記
      平和への希い1341 戦後74年  
    被爆地・長崎で「賢人会議」  2018.11.30.

外務省は、昨年11月開催に続き、11月14~15日、核保有国・非保有国双方と、被爆者を含む有識者、
10カ国の17人を招き、核軍縮を実質的にどのように実現して行くかという提言のために、3回目の
「賢人会議」を、被爆地・長崎で開催しました。
核軍縮については
核保有国中心に、「核拡散防止条約」(日本は、アメリカの核の傘に守られている、ということで参加)と、
核非保有国中心に、「核兵器禁止条約」(昨年のノーベル平和賞は、「核兵器禁止条約」の成立に貢献した
「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に授与された。日本は不参加)
の、2つの条約が、国連で議論されている
この2つの条約に参加している国々の「思惑」には、「深い溝」があり、外務省としては、ミゾを埋める
「橋渡し」が出来れば、との思いなのでしょう。
15日には、以下のやり取りも。
高校生の平和大使山西咲和さんは、「核兵器使用がもたらすのは破壊と絶望だ」と訴えた。
これに対し、米国の委員は、
「通常兵器のみで安全は守れない。人道法に触れない範囲で核兵器をつかうことも考えられる」

この米委員に反論したカナダ委員は、
「(核兵器使用は)たとえ法に触れなくても、市民の倫理、国際規範に触れる」
この会議結果は、来年四月の核拡散防止条約(NPT)関連会合に向けた提言としてまとめられるようだ。
核保有国側に立っての日本が主催して、果たして、信頼される会議結果を得られるのだろうか?
日本が不参加の「核兵器禁止条約」は、核兵器を使ってはいけません、ということが狙い。
世界に散在している、15000発の核兵器を「使ってはならない」となれば、核兵器を保有している意味が
無くなるのです。世界の全ての国がその気になれば、核廃絶は実現できるのです。

どちらの条約が、核廃絶実現に繋がるか、明明白白。
核兵器が、無分別のテロ集団や独裁者の手に渡らない為にも、核廃絶は絶対必要なのです。
ウォーキング中に出会った花もご覧ください。

11月30日、「今日は何の日カレンダー」より
カメラの日、みその日(全国味噌工業協同組合連合会1982 毎月)、そばの日(日本麺業団体連 毎月末日)
▲初めての対等条約、メキシコとの修好通商条約を締結(1888)▲北里柴三郎、福沢諭吉の援助を得て芝公園内に
木造2階建ての「大日本私立衛生会伝染病研究所」設立(1892)▲日本ラグビー協会設立(1926)
▲東京都首都圏衛生局、初めてのスモッグ警報(1965)▲金田正一引退(1969)▲32年ぶりにアメリカ軍立川基地を
返還(1977)▲世界初自動焦点カメラ「コニカC35AF」発売(1977)▲日本学術会議で初の女性会員誕生(1980)
▲キャプテンシステムが実用化になる(1984)▲オランダで世界初安楽死法成立(1993)

平和への希い1340 公約のためなら  

2018-11-29 10:26:21 | 日記
    平和への希い1340 戦後74年  
  公約のためなら  2018.11.29.

トランプ大統領は、GMのリストラに、「補助金停止」をチラつかせ、威嚇している。
GMが、米国内の3工場の生産を止める、とのリストラ計画を発表したので、GMに噛みついたのだ。
中国やメキシコの工場のリストラせずに、米国内の工場だけリストラする。
トランプ大統領が掲げた「雇用創出の公約」が破られる、と憤慨しているのだ
前にも、米国外へ生産移転を表明した二輪車大手のハーレイダビッドソンに対して、露骨な介入をした。
軍需産業の雇用創出のために、日本政府は、米国から1兆円超のF35戦闘機購入を検討しているらしい。
トランプ大統領の要求に配慮してのことらしい。

メキシコとの国境に押し寄せた移民集団に、軍隊を派遣して、「絶対入国させない」と強権発動。
イスラエルの米国大使館をエルサレムに移したり、サウジのジャーナリスト暗殺事件で、皇太子関与をウヤムヤ
にして、サウジが米国から購入予定の12兆円の武器の方が大事なのだと、解りやすい行動。
あれもこれも、選挙公約実現のためには、なりふり構わず、大統領権限を振り回す。
リストラしなければならなくなったGMの事情など、「知ったことじゃない」と。
GMは、中国との貿易戦争など、各国との貿易摩擦によるコスト上昇で、「売れなくなった」とは言い出せない。
「関税とは関係ない。車が売れなからだ」と、トランプ大統領に気を使っている心情を斟酌しようとしない。
公約のために大統領権限を振り回せるアメリカ。
世界各国が、「自国中心」のアメリカ版を目指し始めていることに、戦争への「きな臭さ」を感じ、背筋が寒い。
平和をぶち壊すことだけは、止めて欲しい。

ウォーキング中に出会った花。

11月29日、「今日は何の日カレンダー」より
初議会開設記念日、いい服の日、肉の日(毎月)、三りんぼう
▲新島襄、同志社英学校を創立(1875)▲東京電灯会社が市内配電を開始(1887)▲第1回帝国議会開催(1890)
▲南極探検隊出発(1910)▲日本で「第九」演奏(1924)▲日本ラグビー協会が設立(1926)
▲日本初アメリカン・フットボール試合を神宮で開催(1934)▲熊本・大洋デパート火災。死者104人(1973)
▲第一回世界女子柔道選手権開催(1980)▲川崎市で金属バットによる両親殺害事件(1980)▲同時多発ゲリラに
より通信ケーブルが切断され、国鉄がマヒ(1985)▲金賢姫らによる大韓航空機爆破(1987)

平和への希い1339 無駄な長饒舌

2018-11-28 10:07:58 | 日記
     平和への希い1339 戦後74年  
   無駄な長饒舌   2018.11.28.

日ロ平和交渉に関する、国会審議で「成る程」と思った風景。
野党は、平和交渉に臨む政府の意志、特に、「4島返還」に対する基本姿勢を正しておきたいので、安倍首相
に詰め寄る。
政府首相側は、国会での論議が、交渉に悪影響となるので、言及を避ける。
「4島返還という基本方針を後退させてするつもりなのか」旨の野党質問に、
安倍首相、
「交渉に影響するので、話すわけにはいかない。けれど・・・・」とグタグタ言い出した。
野党議員、首相の答弁をさえぎり、  
「話せないなら、結構です。」
安倍首相は、
「答弁しているのに、失礼じゃないか・・・・」とうろたえて、質問者を非難。

モリカケ偽惑でも、関係無い方に議論を持って行って、誤魔化そうとして、品性下劣振りを国民に晒した安倍
首相、懲りずに、核心をボカす長饒舌を振り回したのだ。

無駄な饒舌で、外国人就労に関する入国管理法などの野党質問時間を減らし、衆議院を通過させた。
無駄な饒舌を無くし、入国管理法をもっと詰めるなど、議論すべきところに時間を掛けるべきだった

野党議員の、安倍饒舌さえぎりを、今後の審議の仕方にどんどん取り入れて欲しい。
ウォーキング中に出会った花です。

11月28日、「今日は何の日カレンダー」より
税関記念日(大蔵省1952)、太平洋記念日、親鸞聖人忌、にわとりの日(日本養鶏協会1978 毎月)
▲浄土真宗の開祖、親鸞上人没。90歳(1262)▲マゼランが、 マゼラン海峡を通過して太平洋に(1520)
▲ハワイ独立(1843)▲徴兵令の詔書(1872)▲1859年に長崎、神奈川、函館に設置された運上所が「税関」と
改称される(1872)▲北海道初の鉄道開通(1880)▲わが国初の洋式社交クラブ・鹿鳴館開館(1883)
▲高柳健次郎、日本初のテレビの公開実験(1982)▲富士山で東慶日大生が雪崩で集団遭難、死者15人(1954)
▲東北・上越両新幹線起工式(1971) ▲国鉄分割民営化法成立(1986)

平和への希い1338 「それが、米国第一主義」

2018-11-27 10:29:04 | 日記
     平和への希い1338 戦後74年
  「それが、米国第一主義」  2018.11.27.

トランプ大統領は、サウジアラビア人記者殺害について、ムハンマド皇太子の関与をウヤムヤにして、幕引き
を謀ろうとしているようです。
何故か?
サウジは、米企業から12兆円の兵器購入を約束していること
イランへの経済制裁に伴う世界の原油不足を、サウジが増産に協力的であること

だから、
サウジとの協力関係を維持することが、米国の国益だ。
それが、米国第一主義というものだ。と豪語。

米国第一主義のためには、なり振り構わない、このトランプ政治。
これが、民主主義のリーダーとして世界秩序を主導してきたアメリカか、と目を疑う。
トランプ大統領は、人権問題よりは、膨大な武器取引を優先、武力抗争を商売のタネにする、平和なんて商売に
ならない、と悪魔の形相でまくし立てているように見えます。まるで、「死の商人」。

閻魔さまにお願いしている暇があるのだろうか。無力感に「じっと手を見る」思いです。
ウォーキング中に出会った花です。

11月27日、「今日は何の日カレンダー」より
ノーベル賞制定記念日
▲シェークスピア、18歳で結婚(1582)▲東大名物の赤門、徳川家斉が嫁いだ娘の邸がすぐわかるよう建て
させる(1827)▲東海道四谷怪談の著者、鶴屋南北死去。75歳(1829)▲ベスビオス火山噴火(1926)
▲日本ヨット協会創立(1932)▲新聞夕刊紙、5年9か月ぶり復活(1956)▲皇太子と美智子さん婚約決定(1958)
▲日米安保改定阻止統一行動で、デモ隊が国会構内の突入(1959)▲福岡で第一回国際マラソン選手権。後に
福岡国際マラソンとなる(1966)▲横綱千代の富士が千秋楽で大乃国に破れ、連勝記録は53でストップ(1988)
▲英国首相にメージャー蔵相(47)が選ばれる(1990)

平和への希い1337  防衛予算は必要?

2018-11-26 10:57:25 | 日記
    平和への希い1337 戦後74年  
   防衛予算は必要?   2018.11.26.

来年度予算を編成するシーズンがやってきた。
トランプ大統領は、同盟国に「GDPの4%を防衛費に回せ」と、NATO目標の「GDPの2%」の2倍
と、応分の負担をさせ、米国の負担を少なくさせたい意向だ。

ストックホルム国際平和研究所によると、2017年の防衛費の上位15か国で、GDP比1%未満は、日本
だけ。米国が3.1%、仏2.3%、英1.8%、独1.2%だった。

日本政府は、旧軍人遺族への恩給(2371億円)や国連のPKО分担金(482億円)など、NATO基準
に合わせて、広義の防衛費に組み替え、防衛費のGDP比を大きくして、米政府と話し合うつもりのようだ。
中国の国防費急増や、宇宙・サイバーでの脅威から、従来の防衛費も一段と増えるらしい。
防衛費は、敵国を想定して、対抗手段や抑制効果のために、どんどん膨らむ。
かつて、日本は軍縮会議の結果が気に食わないと脱退、結果経済制裁の包囲網に会い、満州など自力で資源
確保せざるを得なくなり、満州から撤退すべきと国際連盟から突き付けられ、国際連盟を脱退、真珠湾奇襲の
太平洋戦争に突入し、惨憺たる戦禍を国民ばかりでなく、世界にばら撒いた。
防衛費は、中国がかつての日本のように、武力侵攻してくることを想定して、膨らんでいる。
2度の世界大戦の反省から、国際連合が出来、戦争しないで、話し合いで揉め事を納めようとした筈。
それでもフセインのように狂気の侵略者も出て、国連軍で抑えてきた。
確かに、強大な国防軍を持つ中国に、狂気の指導者が現れたら、人類滅亡の大戦争になるでしょう
狂気の指導者と言えども、自らだけの、自国だけの「生き残り」を掛けて、戦争をしかけることは難しい筈。
核兵器や大陸間弾道弾など、兵器は80年前の第2次大戦時と、比べ物にならない。世界が吹き飛ぶのだ。
抑制のための軍拡競争は、「使えない兵器」中心の軍備拡張で、国家予算を圧迫する。
世界各国は、必要最小限の自衛のための防衛費にとどめるべきなのだ。

防衛のための防衛予算を止めて、当面は、現状維持、徐々に縮小することこそ、政治家の仕事ではないか。

ウォーキング中に出会った花。花屋さんで撮った花。
11月26日、「今日は何の日カレンダー」より
ペンの日(日本ペンクラブ,1935)、ふろの日(東京ガス,1985 毎月)
▲白河天皇、善仁天皇(8歳)を皇太子とし、即日譲位。上皇となり、院庁で政務をみる(院政始まる)(1086)
▲南満州鉄道会社が設立(1906)▲英考古学者カーター、ツタンカーメン王の墓発見(1922)▲北伊豆地震(1930)
▲日本ペンクラブ結成。会長に島崎藤村(1935)▲ハル米国防長官が日本側提案を拒否し日本側の中国撤退を
求める強硬新提案(ハル・ノート)を提示(1941)▲横綱・双葉山引退(1945)▲プロ野球が2リーグ制に(1949)
▲世界一の水道用貯水池、小河内ダム完成(1957)▲新宿西口広場完成(1966)▲田中角栄首相辞意表明(1974)
▲公労協、スト権スト開始。国鉄全線8日間ストップ(1975)