『いいですね、そのようにやってください。価格については、集散所の方と折り合いをつけてくれるようにと客の方へ伝えていただければよろしいです』
『そのようなわけで営業を行うについて、当集散所よりのマリアの集散所あてに紹介を願いたい、その紹介状をいただければいいのですが』
『解りましたよろしいです。紹介状を書きます。イリオネス殿、いつマリアへ出航されますかな?』
イリオネスはオロンテスに声をかける。
『オロンテス、俺のところの暦で8月6日というと集散所暦で何日だ?』
『8月4日です』
『8月4日に出航したいと考えています』
『解りました。集散所として駅伝制度を持っています。その駅伝でもマリアの集散所へ連絡をします。そういうことで、マリアにおける営業の件よろしく願います』
『ハニタス殿、私らが建造に着手している戦闘艇の仕様図面組です。当集散所の営業活動に役立ててください。マリアの分については私らが持参いたします』
『いただきます。これがあると営業活動がやりやすいのですな』
『私らとしては、船舶の舵構造が新舵構造になっていくと考えています。新舵構造の普及のために船舶の改造、修理の仕事を引き受ける作業部門を発足させました。集散所としての仕事の斡旋
をしていただければ幸いです。何卒よろしく願います』
『ほう、それは都合がよろしいですな。修理受注について、どのような船でなければという制約があるのですかな?』
『いえ、それはありません。集散所ガ窓口となって注文を受けていただければよろしいのですが』
『解りました。その業務引き受けます。それは船の持ち主が喜びます。早速、私らもその件の告知と受注に力を尽くします』
『ありがとうございます』
『イリオネス殿、いろいろといい話をうかがいました。今日はいつごろまで、こちらにおいでになりますかな?』
『今日は、パン売り場の業務が終わるまではと考えています』
『解りました。それまでには紹介状を整えて、売り場の方へ届けます』
『ありがとうございます。よろしく願います』
彼らのマリアにおける営業展開と業務に関する打ち合わせが終わった。
『イリオネス殿、船舶の営業に関することの話に夢中になって、飲み物を進めることを忘れていました。のどが渇いたでしょう。許してください。一服しましょう』
『トミタス、飲み物を準備してくれ』
彼らは、トミタスの準備したぶどう酒でのどを潤した。一同の雑談が続いた。
『イリオネス殿、今日は私どもの業務に関していい話をうかがいました。ありがとうございました。私らも、この業務に専念していい結果を出すように努めてまいります。よろしく願います』
『ありがとうございます。私らも鋭意この業務を推進させていきます。よろしく願います』
イリオネスとハニタス、二人は締めの言葉を言い交わして手を固く握り合った。
『そのようなわけで営業を行うについて、当集散所よりのマリアの集散所あてに紹介を願いたい、その紹介状をいただければいいのですが』
『解りましたよろしいです。紹介状を書きます。イリオネス殿、いつマリアへ出航されますかな?』
イリオネスはオロンテスに声をかける。
『オロンテス、俺のところの暦で8月6日というと集散所暦で何日だ?』
『8月4日です』
『8月4日に出航したいと考えています』
『解りました。集散所として駅伝制度を持っています。その駅伝でもマリアの集散所へ連絡をします。そういうことで、マリアにおける営業の件よろしく願います』
『ハニタス殿、私らが建造に着手している戦闘艇の仕様図面組です。当集散所の営業活動に役立ててください。マリアの分については私らが持参いたします』
『いただきます。これがあると営業活動がやりやすいのですな』
『私らとしては、船舶の舵構造が新舵構造になっていくと考えています。新舵構造の普及のために船舶の改造、修理の仕事を引き受ける作業部門を発足させました。集散所としての仕事の斡旋
をしていただければ幸いです。何卒よろしく願います』
『ほう、それは都合がよろしいですな。修理受注について、どのような船でなければという制約があるのですかな?』
『いえ、それはありません。集散所ガ窓口となって注文を受けていただければよろしいのですが』
『解りました。その業務引き受けます。それは船の持ち主が喜びます。早速、私らもその件の告知と受注に力を尽くします』
『ありがとうございます』
『イリオネス殿、いろいろといい話をうかがいました。今日はいつごろまで、こちらにおいでになりますかな?』
『今日は、パン売り場の業務が終わるまではと考えています』
『解りました。それまでには紹介状を整えて、売り場の方へ届けます』
『ありがとうございます。よろしく願います』
彼らのマリアにおける営業展開と業務に関する打ち合わせが終わった。
『イリオネス殿、船舶の営業に関することの話に夢中になって、飲み物を進めることを忘れていました。のどが渇いたでしょう。許してください。一服しましょう』
『トミタス、飲み物を準備してくれ』
彼らは、トミタスの準備したぶどう酒でのどを潤した。一同の雑談が続いた。
『イリオネス殿、今日は私どもの業務に関していい話をうかがいました。ありがとうございました。私らも、この業務に専念していい結果を出すように努めてまいります。よろしく願います』
『ありがとうございます。私らも鋭意この業務を推進させていきます。よろしく願います』
イリオネスとハニタス、二人は締めの言葉を言い交わして手を固く握り合った。