ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

きっと頭が固くなっている…

2013-01-29 21:47:54 | 日記
 残念な話から。
 明日の対局を石橋幸緒女流四段が辞退するそうな。
 経緯がほとんど分からないので、論評は避ける。ただ、将棋が指されないことが本当に悲しい。
 将棋指しはいい将棋を指すことが存在意義だ。何があっても将棋指しは将棋で表現しなくてはならない。それによって私たちは感動するのだから。
 そして、これは重要なことだけれど、ほかの芸術やスポーツや娯楽と比べて、碁打ち将棋指しは「いなくても困らない」度合いが高い。将棋が見られなくなったらひげめがねはもちろんとても悲しいが、そんなひげめがねだって将棋がなくても生きていけると思える。まして、あの大震災をこえて、棋士の存在意義を棋士1人1人が考えたのではないか?
 この問題が今後さらに紛糾しないことを、見る将棋ファンとして祈念いたします。

 さて、将棋つながりですが、ここからは自虐日記です(笑)。
 将棋世界2月号の付録は「中田章道 短編詰将棋作品集 39+1」。最近は将棋で負けるのも、詰将棋が解けないのも嫌という「戦わないチキンな将棋ファン」になってしまったひげめがねであるが、先日、枕元に置いてあったこの付録の表紙を少し眺めてみた。表紙には詰将棋が載っている。
 何となく解いてみた。
 …
 …
 …。
 解けない。20分くらい考えてみたが解けない。
 仕方ないので寝た(笑)。

 昨日、4日ぶりにまた、枕元の付録の表紙が目に付いた。
 考えてみた。
 …。
 …。
 …。

 30分くらい考えてみたがやはり解けない。
 著作権の関係でここには掲載しないが、とにかく手の狭い初形図である。初手の王手は2種類しかない。にもかかわらず解けないとは!

 仕方なく諦めて答えを見てみた。
 3手目を1秒も考えなかった。まあ、1秒でも考えれば、解けていたんだけど。
 しかし、たったの5手詰に50分考えて解けないとは。
 常識に目に奪われて落ちている素晴らしいものを、現実世界でも見逃しているのではないか、と大いに反省する次第です。仕事の際には部下からしっかり突っ込みを入れてもらわねばなりませんね。とか書くと、さっそく明日部下にいじめられそうな…(苦笑)。