故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

コードを抜いたらゴミが

2024-03-24 10:55:24 | よもやま話

絵のタイトルは、「遊びご心」です。
一本芯が通っていれば、それでよし。
細かいことは、気にしない。


美人とは 夜目に遠目で 傘のうち

今日のタイトルは、「コードを抜いたらゴミが」です。
文字通り、掃除を終えて掃除機のコードを抜いたら、ごみを見つけます。
皆さんは、どうされますか。
私は、ごみをとらずに放っておきます。
静電気かなんかで、コードや掃除機本体へくっついていたゴミが落ちたのです。

棚の汚れを取ったら、次なる汚れが見つかります。
相対的にきれいになると、気づかなかった汚れが目立ってきます。
きりがない仕事の連鎖です。
汚れたままだろうなと思うと、台ふきんでも拭きます。
それで、妻に台ふきんが汚れると怒られます。

良いほうに気持ちが向いているときは、ほどほどにできます。
落ち込んでいるときは、隅っこを詮索するようにエスカレートします。
最悪なケースは、人のせいにしたり、自分を追い込むことです。

汚れていても死ぬわけではありません。
だけど、あらためてやろうとすると、大仕事です。
毎日やっていれば、短時間でそこそこきれいです。
毎日働いているときは、まとめてやろうと決めていました。
定年後になると、いつでもできると高をくくりやりません。
ゴミの部屋が増えるばかりです。

ほんの些細なことで、人生が変わります。
場外馬券売り場で、「久しぶり」と馬券師に後ろから肩を叩かれました。
一瞬のことで、過去に会ったであろう誰かと間違いました。
常連らしく馬主に知り合いがいると、10万円単位の馬券をちらつかせます。
持ち金全部を預けました。
馬券を買いに行ったまま、彼はどこかに消えました。
冷静に考えれば、馬鹿なことをするなとセンサーが働くはずです。

ゴミは、掃除をするごとに出てきます。
身体についている埃をまき散らし、隅っこにおとなしくしていたゴミまで吸い出します。
根を詰めることはないのです。
いい加減でよい。
どこかに、なにかに集中すると、忘却のるつぼにはまるだけです。

2024年3月24日
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