今年の「すいか」 ダブルパンチを喰らってＫＯ寸前

昨年は40個以上のスイカを収穫した。

今年は、日照り続きだったのに気温が上がらなかったせいで受粉や着果が悪かったと思っていた。夏の「スイカ三昧」は、わずか14個で辛抱するしかないと自分に言い聞かせていた。

なのに、今度は雨続きの日々となったせいで収穫目前のスイカが実割れする事態となった。少量の水で肥大化していたところに、タップリの水を急に吸い込んだせいで実割れが始まった。今は、残った9個に「頑張って！」と励ますしかない。

まさに、ダブルパンチを喰らった今年のスイカ。露地栽培だから自然の影響をモロに受けるのは仕方のないことと思いつつ、猛暑を「スイカ三昧」で乗り切る目算が崩れた。今年は、豊作の「バナナ瓜三昧」で辛抱して猛暑を乗り切るしかない。

＜写真：収穫寸前に雨続きで実割れし、廃棄したスイカ＞

束の間の晴れ 除草剤を散布 新たな給水栓で戸惑った

梅雨や台風で雨ばかりの日々が続くと、果樹や野菜とともに雑草も伸び放題。今日は久し振りのエエ天気。電池式肩掛け噴霧器で除草剤散布することにした。

軽トラに水汲み用のポリ容器を積み、新しくできた耕作者所用の「給水栓」に水を汲みに行ったが、初めてなので戸惑った。あーでもない・こーでもないと触ってみて、以下の手順で給水できた。

①ヒモで繋がっているゴムレンチで下段のバルブを開け、②上段のレバーを引くと水が出た　③給水が終わり、レバーを戻しバルブを閉めた

途中、アチコチでミカン農家がカッパを着て農薬散布しているのをみかけた。久し振りの農作業、2～3時間も作業すると汗が噴き出るわ、なまった体がヒーヒー言うわで挫折しそうになったが、農家の頑張りに負けまいと気力で乗り切った。