小泉氏にシッポをつかまれた(?)青木幹雄氏 7月29日

横浜の中田市長は、郵政民営化に賛成なんだ!政府案に基づいて民営化を進めるべきだと、参考人質疑で述べたそうだ。もともと、都市部の人々は「賛成」傾向にある。やっぱり、首長ともなると、自分の街のことで頭がいっぱいなんだなあ。当然、中山間地域の首長も招致しなくちゃ公平性に欠ける。

他に重要課題が山積しているのに、郵政ばかりにエネルギーが集中される今国会は、税金の垂れ流しにも近い状態が続いている。そもそも、「郵政民営化」を公約に掲げた小泉氏を総裁に担いだ自民党が、いかに浅薄であったかということだ。今ごろ片山虎之助参議院幹事長が頭を抱えても、実はもうはじまらない。

道路公団の談合問題は、内田副総裁が逮捕されたことによって新たな局面を迎えている。島根県を車で走ったことのある人なら、直ちにピーンとくるはずだが、尻切れトンボの中途半端な高速道路は、明らかに無用の長物。島根県は、いまだに青木利権の牙城なのだ。内田副総裁逮捕の陰に、青木幹雄氏あり。そのことを切り札に、小泉総理は、参議院での郵政民営化法案「可決」を、青木氏に委ねている。肝心なところで、小泉総理に足元を見られるなんて、青木氏の「実力」も言うほどでもないなあ。

自民党参議院執行部としては、「継続審議」に持っていくことに必死だろう。でも、そうなっても、きっと秋の臨時国会で、小泉総理は「解散」しちゃうんだろうな。しかしっ、夏でも秋でも、どっちにしても、民主党は非常に高い確率で、政権を奪取できる!


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