最近、北斎がブームになっているらしい。
いつもなら、静かに鑑賞できる太田美術館。
鑑賞する人が列をなしている。
これほどこの美術館が混んでいるのは初めて、
それも、北斎の富嶽三十六景が一度に見られるから。
今回の発見は、黄緑色の鮮やかさ。
そして、広重ブルーと呼ばれるベロ藍をベースの絵の素晴らしさ
藍の冷たい感じが、風景の寂しさを見事に演出しているのです、
そして、萌黄色と言うのでしょうか
一段とあざあやかに輝いています。
そして、忘れてならない、応為ことお栄さんの
「吉原格子先之図」
幾度見ても光と影の対比が素晴らしいのです。
大混雑の館内ですが、
皆さんなぜか列を作って鑑賞されている。
ところどころ人が途切れているところがあるから、
そこを狙って、ゆっくり鑑賞できるのに、とても不思議。
順序立ててみるものでもないと思うのですが、、、