KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

まさか・・彼女も認知症?

2024年03月04日 | 俳句
天気 晴

免疫療法の点滴から5日、ちょうど副作用の最盛期?へ入る時期。その時にもよるが、今月はチトきつい。色々あっても膠原病の症状なのか化学療法の副作用なのか、自分でも解らない。化学療法室の看護師さんに話したら私のような患者は他にも居て、どちらなのか判明しないのは医師も同じだと言っていた。
ともかく、足指の痛みは膠原病の強皮症からくる血行の悪さからの炎症、頭痛は点滴のせい。病院で処方してもらった痛み止めを目いっぱい飲んでいる。鎮痛剤はクセになりそうで余り飲まないようにしてきたが、明け方の3時4時くらいに足がズキズキ痛むと眠れない。今日は内科医の診察日で聴いてみたら「そのための薬なので気にしないで飲んだ方がいいですよ」と。
ドクターの言うことは、自分の都合の良い方にとるのが得策だ。

さて、食堂のテーブルの、私の隣の席は2ヶ月くらい空いていた。4人座れるテーブル、窓際で、介護の不要な3人がずっと占めていたのだ。
10日ほど前、新しい人がやってきた。90歳を過ぎていて、手押しのカートか杖を使えば何とか歩ける、あまり介護の要らない人だったので安心した。補聴器をきちんと使っているので会話も出来る。私の向かいの人は耳が少し遠くて、私は彼女に話しかけるとき声量を一段上げねばならない。が、彼女は私の苦労をあまり知らないようで「さっきの話、聞こえなかった」とケロリと言う。声を大きくしているのに・・とムッとすることがある。そろそろ補聴器でしょ!
でも、今度のお隣さんはその苦労はないし、頭もしっかりしているし・・と安心していたら・・
1週間前から、彼女の愛用の手押しのカートがなくなったのだという。仕方ないので、事務所に話して施設のものを借りているのだと。使い慣れた前のカートの方が良かった、名前をあちこちに貼ってあったのに何処へいったやら・・と、介護士にも話すし、事務室へも「捜索願い」を出していたようだ。廊下に放置されてもいないらしい。私も気になって廊下のカートの名前を確かめたり。「誰かが間違って自分の部屋へ持っていったのかしら?」などと言っていた。

それでも何処にもないのは変。で、私が屈んで「事務所で借りた」という新品のカートを見たら、車軸部分に彼女の名前が書いてある。もしかして・・と。今日、自分の用事のついでにケアマネさんに聴いてみたら、入所時には、古いものではなく今使っている新品を持ってきたそうだ。そういえば彼女、前日に話したことを又、繰り返すことがよくあるし。ま、そんなことは私にもある話だが、広島からここへ直接入所した、という話も辻褄の合わない内容だったりで眉唾になってきた。まさか、と思うが、彼女も初期認知症? 
もう、疲れる。自分が認知症になってしまった方が楽かもしれない。

鴉悠々杉花粉飛ぶ空を  KUMI
コメント (4)
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