KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

いつまで続く菜種梅雨

2024年03月25日 | 俳句
天気 雨

桜が咲けない気温の日々ばかり。都心ではほつほつ咲き始めたらしいが、何しろ冷たい雨。冬と春の空気の攻防が続いてているのだろう、私の体調には最悪の戦いだ。桜の咲く時期って、案外とそんな日が多い。だから「花冷」という季語も出来た訳で。
今日は寒いけれど、桜が咲いていなくては「花冷」とは言えない。まさに菜種梅雨だ。私の大嫌いな気候で、今日も最悪状態。でも、最悪状態にも慣れてしまったようで、ゆっくり動けば目眩も我慢出来る。

去年のブログを見たら、3月22日に国立へ行って駅前から満開の大学通りの桜を満喫していた。体調が良かったらしい。桜は去年が早過ぎたのだが、このところ、毎年3月中には咲いた。多摩の桜は都心よりも数日~1週間遅い開花。なので、都心が散った頃にこちら方面へ来れば、大混雑のない花見がゆっくりと出来る。外国人観光客も、まだ新宿から西にはあまり大挙して来ることもない。
上の写真は、昭和記念公園。ここも、今年は解らないが外国人は地元の横田基地関連の人たちくらいだ。国立の桜も、去年、外国人は若い人が多かったので、多分地元の大学の留学生?外国人にあまり荒らされたくはないが、都心のあの混雑した花見の名所をテレビで見るたび「多摩の桜が一番ですよ」と言いたくなる。
外国人ではなくても、日本人観光客もソメイヨシノをゆっくり見たいなら、新宿からちょっと西へ足を延ばしてみてくださいね。駅から歩いて行ける場所に桜の名所の多いのも、多摩の良いところ。


などと書きながら、以前のように桜を見に行きたい・・と思わないのが不思議だ。理由はたった一つ。以前の元気な自分ではない今の状態での花見なんて、楽しくないから。無理して行く気にはならない。通院途中の窓から、見慣れた桜を眺められればそれでよい。
元気なときにあちこちと吟行を兼ねた花見をしてきたので、悔いはない。

ふるさとの潮の香届く花菜畑  KUMI
コメント (4)
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