KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

大晦日

2022年12月31日 | 俳句
天気 晴

来年は兎年で、キャラクターとしては十二支の中でも可愛いし楽しい。
で、どこかで「ウクライナの干支では来年は猫年になる」と見た覚えが。東南アジアでは猫年の国があると聞いたことが・・。ウクライナに猫年があってもおかしくなない。ということで、猫のお目出度い塗り絵があったので完成させてみた。でも、これが出来上がってからネットで調べたら、ウクライナの猫年説がどこにも出ていない。確か、テレビで見た記憶があるのに。
ま、いいか、幸福を招く猫の縁起絵。招き猫は日本には一年中居る。来年こそは、戦争ではなく平和が来るよう、猫さんがんばって。

一年前の大晦日のブログを見たら、ドライアイが酷くて点眼薬が切れていたらしく、ブログを書いていない。
こんな所で暮らしていたら、大晦日だからといって何もある訳ではなく・・でも年越し蕎麦は昼食に用意してくれたので、有難く頂きました。贅沢に海老天付き。大好きな茶碗蒸しも付いていた。あとは、とくになし。
施設によっては、まだ面会制限の厳しい所もあるようだが、ここは自由過ぎて大丈夫? と心配している。無論、人数とか時間とか部屋での飲食禁止とか基本的なことはあるものの、あとは外出外泊も届ければ自由。なので、正月に自宅や子供の家へ外泊する人がちらほらと。う~ん、大丈夫かな、コロナやインフルエンザをお土産にして帰ってくることはないのかな、と心配になる。ま、介護士と毎日接触しているのだから同じこと、と思ってみても、そろそろクラスターが起きそうな。かといって、キビシイ面会や外出制限はもうゴメン。
せめて、館内のマスク着用をもう少し拡大して欲しい。私は、ノーマスクの人と接触しないよう極力避けているので、軽度の認知症の人たちには変な人、と思われているかもしれない。
ともあれ、何とか生きて今年を終わることが出来そうだ。

最後かもしれぬ年越し蕎麦啜る   KUMI
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小晦日

2022年12月30日 | 俳句
天気 晴

昨日の午後は、いつも何かと助けてくれる後輩が遊びに来て、楽しい時間を過ごせた。一昨日のブログに「ストックが一種しかなかった」と書いたら、それを見て花屋で捜してくれたという。でもやはり、ストック(写真の右端)はなかったので、と豪華な色の蘭を2本、持参してくれた。南国の輸入品で、日本の冬の彩りにはない色だから鮮やかで正月向きかも。
職場で何年か共に働いた後輩、いつも色々と気づかってもらえて、本当に有難いこと。

そんなことで、後輩との会話をブログの話題にする訳にはいなかい。
昨日はブログをお休みにしたが・・夜、池上さんのTV番組を見始めたら面白くなって最後まで見てしまった。
常識の見直し=上書きが必要、という時事問題の話。
その中の東京の評価について、なるほど、と納得した。
世界一治安の良い首都、と言われてきた東京、今もネットで見る限りは東京ほど治安が良くて清潔で・・とにかく暮しやすい、という評判は世界一だ。ん?東京の治安が去年から突然世界5位になったってなぜ?

解りました。サイバー対策の低さ、なのだそうです。
つまり、例えばの話、パソコンなどが街のフリーWiFiに接続したりすると簡単にウィルス攻撃されてしまうことが多いのだという。日本人は、まだまだインターネットさえ使えない人が先進国ではいちばん多いらしいので、普通の人(私もそう)は、そういうことに無関心。サイバー攻撃は知っていても、自分が攻撃されることには無防備。それが、「街の治安」の一つとしてカウントされているということなのだ。大阪は以前は一桁だった治安の良い都市の筈が17位になっていた。
要するに、インターネットなど全く関係なく暮らすなら、東京はやはり世界一安全な街。そうはいっても、どの施設も企業もネットにつながる時代、やっぱり「治安」の要素の一つになるのだろう。

今、日本は韓国や中国よりも経済的には下になっている、数字で言えば。
でも思う、日本の良いところをもっと自覚しなくては。
サッカーW杯で日本人サポーターがスタジアムを去るときに掃除をしたことが、今回も話題になった。もし日本国内だったらあんまり話題にもならないことだ。修学旅行生が東京の球場で試合見学したあと、支給された弁当の空箱は足元には捨てない。そんなの当たり前。公園の遠足の子供たち、ゴミを残して帰る子は居ない。無論、すべて大人が指導するからだ。でも、子供の時から「ゴミをその辺に捨てるな」と言われ、人の嫌がることはしてはいけない、と教えられて日本人は大人になり今を生きている。たかがゴミ、されどゴミ。日本人だってルールを守らない大人はゴマンと居る。それでも、殆どの人は「悪いことをしている」意識で、こっそり捨てていく。
欧米のある国の小学生は、教室の床に紙を丸めて捨てて平気なのだそうだ。「清掃員の仕事だから」と。せめて、そういう子供に育たないようにせねば、と思う。隣の国では、高層マンションからゴミが降ってくるという。とくにコロナで封じ込められた街では、頻繁にあったそうだ。東京でも、同じことが起こらないとは言えず・・隣国は今、安くなった東京の高層マンションを片っ端から買っているとか。

ともかく、日本の治安の良さと、ゴミの少ない街と、トイレの清潔さと、チップなしのサービスの良さなど、すべて世界一、と思い日本に誇りを持とう。私の生きている間は大丈夫。

塗り絵アプリの中に、こんなタッチの絵もあった。


充電の未だ終らぬ小晦日(こつごもり)  KUMI 
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仕事納めの日に

2022年12月28日 | 料理
天気 晴

塗り絵作品のウサギさん。あまり良いデザインではないのでトップにはしなかった。線だけの絵から選ぶので、時々失敗する。来年の干支、もっと可愛いのを見つけなくては。


28日に買わねばならないもの・・仏壇の花がある。東京都の卸売り市場は今日は仕事納めになる。花屋の卸し元は解らないが、この花屋、29日以後にはまともな花はもうないのだ。他の物はすべてネットスーパーに頼んでしまったので、他に買い物はない。人の多いスーパーには行く気になれないし。花だけ抱えて帰ってきた。
何とか買った花、ストックが一色しかなかった。昨日のテレビのローカルニュースで、房総のストックの出荷状況を映していたけれど、こちらまでは廻ってこなかったようだ。何だか寂しい色になってしまった。

中国のコロナ感染がとんでもないことになっている。3年前の春節からのコロナ拡大を思い出してしまう。政府は規制強化する、と言っているものの、そう簡単に防げるものではない気がする。おまけに、風邪薬などをドラッグで買い占めていくだろうし・・何だか恐ろしい結果になりそうな。

今日は、出勤する筈の日勤の職員が突然2名も欠勤ということになり、朝から手薄になった。人間だから突然休むことがあっても仕方ない。でも、コロナとインフルエンザ感染の拡大中の今、2人も休むということは・・と疑ってしまう。介護士が感染者だったら、必ず要介護の入所者が感染している筈だ・・などと、悪い方へばかり考えが向く。何しろ、ノーマスクの入所者増加中なのだ。免疫力の殆どない私は、自己防衛以外に方法なし。
昨夜の食中毒症状も、結局は免疫療法の副作用の延長なのだろう。いつもは、下痢止めの薬を飲んでいたが、それに頼り過ぎていた時イレウスになってしまった。その薬とは関係はないだろう、と医師は言っていたが・・とにかく、ちょっとした刺激でも病気併発する状態であることは間違いない。

良き知らせ一つもなくて年詰まる  KUMI
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Stay Home と言われて

2022年12月27日 | 俳句
天気 晴

何だか、ステイホーム、も懐かしいことばになってきてしまった。今更何のことかというと、わたくし、のこと。

昨夜、寝る準備をしていたら突然のひどい下〇。化学療法の副作用が抜けきっていないのでそのせいかと思いたかったが、そんなものではない。新幹線並で、眠るどころではない。おまけに珍しく吐き気まで。これは副作用でも経験がない。とにかく、ひどい目に遭い、体じゅうの水分がなくなってしまった感じだった。お腹が痛くはないので、イレウスではなさそうだった。夜勤の介護士さん、気心の知れた女性の介護福祉士で良かった。慣れない人だと、訪問医にすぐ連絡し、簡単に救急車呼んだりする。
ということで、原因は何だかわからないまま、朝になって看護師が出勤、発熱もないし血圧も正常、腸もおかしくなさそう・・でも念のため、今日一日は部屋に居ていただきたい、〇〇ウィルスということもあり得るので・・という、ステイホーム。はいはい、いいですよ。どうせ眠れていなくて頭はフラフラ、食堂へ行くのも辛い。午後は買い物に行こうと思ったけれどこれでは面倒。ホーム側からStay Room と言われれば、食事は部屋へ運んでくれてサービス代(一回500円)も無料。食堂まで行くのが最近はめんどくさくなっているので、嬉しいこと。

何であんなに嘔吐したのか不明のままだ。昨日は夕食に久しぶりにおでんが出て、大好きな大根と、はんぺんと卵が入っていて、美味しくいただいた。部屋へ戻ってからは、珍しく夜食は食べなかった。おでんでお腹いっぱいで・・
ということは、おでんの食べ過ぎだった?というほどの量は出ていない。
ともあれ、後遺症もなく今は普通の胃腸になっている。やっぱりおでんかなあ・・もう、どうでも良いけれど、又体重が減ったかと思うとぞっとする。これ以上減ったら、幽霊もびっくりの体重になってしまう。

Stay Home で少し退屈し、新しい塗り絵が出来た。一盛の苺。急に苺が食べたくなったが、買い物に行けない。
今年最後、とネットスーパーをおもい立った。苺・井村屋のどら焼きその他、注文した。3000円以上の注文がないと配達してくれない。苺は今年は随分高くなっていた。仕方ない、石油代高騰なのだから。苺も、かなりの贅沢品になってしまった。ま、どこへも行けない身ではこのくらいしか贅沢も出来ない。

数へ日や病めば往く人見るばかり  KUMI
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年賀状じまいの話

2022年12月26日 | 俳句
天気 晴

昨日に続いて、スマホで眠気覚ましに時々使う「塗り絵」アプリの作品。このアプリ、1年以上も使うのを忘れていた。
子供の時から塗り絵が好きだったので、今もやってみたいとは思うし「館内デイケア」のリクレーションで週1回塗り絵があり、続けている人もいる。今は「大人の塗り絵」は曼荼羅などかなり複雑なものがあり、楽しい。認知症予防にもなるらしい。でも、私は右手中指がまだ使えないのと、机に紙を置いて下を向いての作業は目まいがするので無理。スマホも、なるべく上に掲げて作業するので、左手がちょっと疲れる。
でも、ボケ防止にはなりますねえ、指と頭を同時に使うので。
写真のない冬は、これでいこう・・といっても、毎日一枚、はとても無理。ドライアイになってしまう。

最近、「年賀状じまい」のことがあちこちに出ている。年賀状の習慣がなくなるのは日本の文化として寂しいけれど、80歳を過ぎて作業が負担になるならやめた方がいい。
私は、75歳過ぎてから、もう生涯会うことのないだろう「義理」で出したり返事したりの人には「お終い」の連絡をした。
そして、夫の喪中の知らせの時、すべての人に「これを機に年賀状は終わりにします」と書いて最後にした。その1年後にここへ転居したので、郵便局へ届けていた今の住所へ、何通かは回送されてきた。2年目の今年も何通か来ていた。無論、届いた年賀状は有難く受け取るが、返事は書かない。申し訳ないが、「お終い」の知らせは出しているので。身内からの賀状も何通かあって、子供の写真など載っているのは楽しみでもある。でも、これも、返事はLINEで済ませることにしている。

一番多く賀状を出した時は、夫婦で250枚くらいあったろうか。若いときは枚数も少なかったし、夫が版画を彫ったこともあった。パソコン全盛になってからは、裏面は私が自分の写真作品から作ってパソコン印刷。二人で「今日は年賀状の日」と決めて、印刷やら名簿の突合せやら(喪中の人も居る)、裏面にひと言を書くやら・・今となっては懐かしい年末の作業だった。

もう年賀はがきも買わなくなったけれど、何十年もの間、毎年たくさん買っていたので、郵便局さん、もう許してくださいね。

底冷えす消息断ちて一年に  KUMI
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