KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

八月尽

2021年08月31日 | 俳句
天気 曇のち降ったり止んだり

写真は何年か前の今頃の、くたびれた向日葵と咲き終ろうとしているサルビアと。無論、公園の片隅の風景。
8月は厭なことばかりのあった月なので、一年でいちばん楽しくない・・暑さもあるし。その残暑も、今年はうんざり、というほど長くはならなかった。今日は蒸し暑さと涼しさが入れ替わる雨だったようで、夕方には少し気温が下がってきた。残暑も一休みかも。という陽気は私の体調には良い訳なく。昼過ぎから眠気と目まいと・・負けじ、と珈琲で眠気覚まし。
あ、もう明日の分くらいしかない。緊急事態宣言は予定の12日では終わらないらしいから、ここの外出禁止はまだまだ続く。ネットスーパーをまた頼む?
毎週、今回でお終い、と思ってパソコンに向かっているのに。

若年層にとんでもなく感染が拡がっているのだという。
そう思うと外出も怖くなる。ワクチンも発病後の重症化防止にはなるが、それ以外はあまり効果ないらしいし・・八方塞がり。

やっぱり蝶になりたい。と探した、昨日の続きのシジミチョウ。こんな蝶とか鳥を撮るために75-300mmのレンズを買ったのに・・数回しか使っていないうえ、まだ蝶は撮ったことがない。


さて、9月はどんな月になるのだろう。殆ど隔離暮らしで終わった8月。もっと過酷でも頑張らなくては。

秋蝶の消えし刹那の眩しさよ  KUMI
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蝶になりたい

2021年08月30日 | 俳句
天気 晴
写真は、今頃公園でよく見かけるシジミチョウ。小さな蝶、しかも動くので、これも撮るのが難しい。上も下も、以前の一眼カメラの写真。蝶になれたら・・と思う今の暮らし。


最高気温34℃、という日が続いていて、でもこのあたりは内陸部になるので35℃は越えているかもしれない。予報では、そろそろ終わるらしいが、残暑とは厳しいのが当たり前。色々うんざりの8月もあと1日で終わる。あと数日でパラリンピックも終るらしい。テレビニュースで少し見るだけ、感激も何もない。これが終れば、自分の病気との闘いが始まる、と思うと、待ちに待ったオリパラのお終いを素直には喜べない。

さて、愚痴はやめて。
昨日の句 不参加と返すメールや秋暑し  KUM

季語は別に他のものでも置き換わるから、駄句ではあるけれど・・ 「もう、二度と参加出来ないかもしれません」とは寂しくて返答できない。せめて、マスクなしの暮らしになって今の体力を温存出来ていたら、近くの句会くらいは行ける気がする。

定例の句会も吟行句会も、コロナ禍になってからどこにも行っていない。今年の1月に始まった緊急事態宣言が終了したり再開したり、不要不急の外出禁止の日が殆どで、元気があっても句会のお知らせのメールには申し訳ないがお断りする以外にない。
句会場も、使える所もあれば閉鎖の所もあるようだ。人数制限とか消毒とか、諸々とコロナ前のように楽しい雰囲気ではないらしい。
月に一度のネット句会が何だか楽しみになっている。机上での題詠は苦手なのだが、即吟ではないので何とか作って参加している。
パソコンを使い始めたのも、この「器械」は、齢をとって動けなくなっても社会と繋がれるものかもしれない、と考えたからだ。
今考えると、やはりその通りで。まさか、それに「疫病の流行」が加わるとは思わなかった。

もし、パソコンもスマホも使えないまま今の年齢になっていたら、それこそ取り残されていると思う。

水音に道尽きてゐる花野かな  KUMI
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口角を上げよう

2021年08月29日 | 俳句
天気 曇

昨日よりは気温は低かったらしいが、相変わらず蒸し暑そうな・・外へ出ないと何も解らない。
今頃の花を・・15年も前の公園の写真。「百日草」をジニア、と言う、と知ったのはこの頃だったかもしれない。種類によっては花の中に小さな花が咲く。古いデジタル一眼は手ブレ防止なぞなかったのでピント合わせが大変だった。よくまあ、ピントの合っていること。

マスク生活していると、顔の表情がだんだん「老け顔」になるのだそうだ。老けるだけ老けた私には関係ないと思うけれど・・その「老け顔」を気にした頃が私にもあった。還暦過ぎ頃のことだ
夜の電車に立って乘っていて、窓に映っている自分の顔を見て驚いた。
あらまあ!晩年の母にそっくり!口をへの字にして怒っている時の・・
母に似ていることは仕方ないが、不機嫌な時の母似は困る。
その時から、一人で居るときもなるべく意識して口角を上げるるようにした。そうしていれば、少しは口の周りに「シワ」も出来にくくなる気がしたのだ。その効果があったのかなかったのかは解らないが、古稀過ぎて顔はババアでも口の周りのシワは少なかった(と思う)。

それが・・今朝、歯を磨こうとして鏡の自分を眺め??ワタシ、こんなに口元が「への字」になっていたかしらん?と。
コロナのせいだ。独りで居る時間が増えたのと外へ出る時はマスクをしていて、息苦しいからどんな口元かを意識しないで過ごしてきたから・・と思いたい。
明日からは、少し意識しないと。マスクの中でも口角は上げなくちゃ。

不参加と返すメールや秋暑し  KUMI
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睡眠不足

2021年08月28日 | 俳句
天気 晴 猛暑

昨日の続きの、高原の秋草。でもこのリンドウ、もしかしたら高山植物園にあったので植えた園芸種のような気も・・
こちらは、野生の吾亦紅。


最近、睡眠不足になることが多い。寝つきは相変わらず良いのだが、
4.5時間で目の覚めることが週に2.3回はある。大抵は寝不足の翌日にはぐっすり眠れるのに、昨日今日と二日続きの寝不足。「年寄の早起き」になりたいと思っていたが、寝不足と早起きとは違うだろうと思う。早起きの知人は、夜には8時に眠り朝4時に起きる。私は11時前に眠れ、と言われても眠れない。
寝不足は、隔離生活になってからのことだ。その前には二日続き三日続き、ということはなかった。二度寝も出来たし。で、今朝は始発の電車の音を聞きながら考えた。そっかあ、原因は運動不足。部屋で足踏みしてみたりストレッチをしてみたり・・でも、目まいなど体調悪い日はあまり動けない。やはり高齢者には歩くことが一番の運動になるようだ。
無理に外へ出てもこの暑さでは・・明日からは以前のように館内を歩いて運動不足解消しなくては。

食堂へ入所者全員が集まっての食事は、隔離が終っても当分は中止になった。50人以上が入ると、食堂はどうしても一テーブル4人掛けになり、食事中の密状態は避けられない。車椅子で来る人が多いので、テーブルの間のスペースはかなりあるけれど・・
ということで、隔離解除後は、各階のラウンジか、部屋食かを選ぶようになった。今朝までは様子見で部屋で食べたが、今日の昼食は、誰もラウンジに居ないので空を眺められる窓際で食べることにした。富士山が見えればなかなか良い席。
重度の介護の必要な(車椅子で食事介助の必要な)人は、別の階に集めてまとめて介護士さんが介助するので、元気な人だけ残っている。
テーブルは、こんな風に仕切りを置いてあるし、隣に誰か来なければあまり話をしなくて済む。


結局、私の姿を見たら他の女性たちも出てきて、ラウンジで食事をすることになった。本当は贅沢に一人でのんびりしたかったのに。結局、夜は部屋食に戻った。皆さん耳が少し遠いので、声を張り上げないと会話出来ず疲れる。

吾木香峠の風は越後より   KUMI
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自己責任、って?

2021年08月27日 | 料理
天気 曇がち

猛暑が続くので、夏休みの終わりの涼しい高原の写真。10年以上前の写真だと思う。夏休みの終わるころになると人出も少ないので、よく出かけた新潟の高原。年とったら夏は若い家族に道を譲るべし、と思っていた。
写真の家族は私と関係ありません。


今日から渋谷駅近くの都の施設で、若者向けのワクチン接種が始まった。予約不要で30代以下としたら、午前1時から並ぶ人も出て大変な行列で、その方が感染に危険な状態になっていた。
接種のニュースを聞いたとき、そうなると思った。自治体によっては、まだ10代の予約は出来ない所もあるようで。大学や職域接種から漏れた若者がたくさん居るはず。「様子見てから」「自分ら年代は重症化しないから」なとと言っていた連中も、最近の流行と、若くても症状が軽くない、と知り慌てたかもしれない。
明日からは受付時間を限定して、その時間に来た人を抽選だという。その結果はLINEか Twitterで知らせる・・若い世代は面倒がないですねえ。

という若者の居る一方で、昨夜のニュースを見ていたら、深夜というか夜通し歌舞伎町に集まって、道路にたむろして飲んだり騒いだりしている十代の子がたくさん居る、という。コロナは怖くないの?と訊くと
「怖い。でも罹っても自己責任だから」
何?罹ったら自己責任だからどうなの?家族とか友人に感染したら?体調悪くて病院に迷惑かけたら? 自己責任とは、人に迷惑をかけず最後まで自分のしたことの始末をすること。それが出来るの?出来もしないで勝手なことを言って、それじゃオムツをしている赤ん坊と同じじゃないの?
「無責任」の塊りのその連中を片っ端からバットでぶん殴りたくなった。

ようやく、自室内隔離は終わった。なので、食事も今朝から「災害時避難所」の紙皿紙コップではなくなった。


同じ食事なのに、やはり器が違うだけで味が違う。ご飯と味噌汁は蓋つきなので、冷え冷えになっていない。夏とはいえ、暖かいだけでほっとする。
とはいえ、緊急事態宣言中なのでそれが終わるまでは又、不要不急の外出禁止。通院しか出られない。昨日はそれを自覚していなかったのであれこれ歩いて気晴らしになったのはラッキーだった?
緊急事態とやらが終ったら、私は治療入院になっているかも。病院は又、キビシイ隔離生活。考えたら今年、自由だったのはワクチンを打って2週間を過ぎた先月の僅かな日々だけだった。私だけではないと思えども・・うんざり。

無花果の薄皮爪の力抜き   KUMI
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