KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

冷静になりましょうよ

2020年02月29日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

家から見える大きな桜を見に行った。といっても個人の邸宅の庭にあり、塀の外から見上げるだけ。山茱萸が手前に咲いていて、そこだけ春たけなわになっている。この桜は、今頃咲くけれど河津桜でもなく私には解らない。もっと近づいてみたいけれど・・個人のお宅にお邪魔してまでは・・


アベさんが何だか突然学校の休校をトップダウンで決めてしまい、まるでコロナウィルスの発生源の某国みたいな。何に反応したのか(SNSのデマが元、というけれど私は見ていない)国民はペーパー類を買いあさる。店の棚からなくなったのを見た人が、やっぱり買っておかなくちゃ、と、デマと思いつつも焦って買いだめする人が増える。私は東日本大震災のあとから、ペーパー類は普段から買いだめしている。一人になった今は3ヶ月以上はもちそう。

冷静になりましょうよ。マスクだって、装着しないからウィルス感染する訳ではないのに。花粉症でもないのにお散歩にまで感染予防のマスクしている人も多いような気がする。使い捨てにしてますか? そうでなければ、万一ウィルス感染していたら、予防どころかかえって危険ですよ。私はマスク、しません。だって、正しい使い方をしてその都度捨てていたら、あと8回くらいしかないから。新型ウィルスでなくても感染症になった時のためにとっておく。
花粉症は、今年は鼻に塗る「天然アミノ水」というのを使用している。びっくりするくらい効果あり。目の方は・・相変わらず痒くて痒くて。外から帰ると手洗いの後にすぐ、濡れティッシュで目の周りを拭く。眼科で教わったことで、本当は顔を洗うのが一番良いそうだ。でも、一応お化粧らしきものはしているから洗うのはちょっと・・

などと思いつつ、桜のついでにちょっとお散歩。近所の公園で見つけた春。






市の公園は、子供たちでにぎわっていた。遊具や長い滑り台もあるし、芝生の広場もあるし。
学校が休みになったら、週末ではなくても賑わうのだろう。遊園地も動物園も休園になったし。こんな時だから、大人は冷静になりましょうよ。子供たちのためにも。

ボール蹴る子らの足元草萌ゆる  KUMI
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目まいの検査二回目・・動けなくなった、の顛末

2020年02月28日 | 病気のこと
昨日の話。
何度読んでも検査の名前を覚えられないので、写真にした。光線の具合で汚れたように写ってしまったけれど、これは12日の診察と1回目の検査をしたあとで渡された説明書。
色々説明を受けても、当日まで具体的なことは何も想像がつかなかった。
検査結果は来週のドクターの診察で解る。

さて、顛末の最後だけを先に言うと・・
検査が終わったら目まいだけではなく吐き気がひどく、動けなくなった。
12日に検査の看護師さんから説明を受けたとき「最後の検査では、目まいと吐き気がひどくなる方も居ますから、付添の方が居た方が良いのですが」と言われた。
そうはいっても3時間以上もかかるという検査、それに付き合ってくれるよう頼むのも面倒なこと。「家は徒歩10分くらいですので具合悪くなったらタクシーで帰ります」「そうですか、では、ひどかったらどなたか迎えがあれば・・」と。
たまたま、それを、前回の検査のあとで近所に住む友人とカフェで会ったので「万一のときはお願いね」と伝えていた。昨日の午前中にも、念を入れてメールしておいた。まさか、と思いつつも一人暮らしは万一を予測しておかないと不安なもの。とはいえ、どんな検査でも病院側は最悪の事態まで説明するのは夫婦して検査だらけだったので、慣れている。大体が何ごとも起こらないものだ。

しかし、その万一、になってしまった。色々と検査をした最後が・・
頭の何ヶ所かに電極を付けて、目まいを誘発して脳波?を調べる。人工的に目まいを作る方法、というのは、横になって耳に2㏄の水を入れる。それは検査技師ではなくドクターが行い、仰向けになると入れた直後から目まいが始まる、という設定だった。右耳は、それなりに震度5くらいの揺れと傾きがあって怖かった。で、少し休んでから左耳。
水を入れたとたんに、うわ~~ 何これ、という凄まじい揺れ方。あとで冷静になってから思ったのは、洗濯乾燥機のドラムに入れられて突然回された感じ、ではないだろうか。そんな中でも技師さんは「先生の指を見て」「目は開いたまま!」と・・ドラムの回転が緩くなっても体が揺れたままだった。ベッドから落ちるかと思った。が、腹帯で固定されているのでその心配はない。
そして、検査終了後に起き上がったら今まで経験したことのない目まいと嘔吐。
車椅子で別室に移されて、看護師さん付となった。しばらく休んでやっと電話出来る状態になり友人に「万一、になってしまったのよ、ごめんなさい」友人もこの病院の患者なので、勝手はよく解っている。
ご主人と車で来てくれた。午後5時以後は入院患者ではないから病院で寝ている訳にはいかない。立つと吐き気がするので、車椅子で玄関まで・・トホホ。
夫の最後の入院のときも、台風の翌日でタクシーがなくてこの友人ご夫婦に世話になっている。本当に感謝感謝。感謝してもしきれない。

数時間で回復します、と看護師に言われたが、昨夜は帰宅しても目まいはひどいままで室内の移動も壁に掴まっていた。無論絶食。朝までに治らなかったらどうしよう・・と思ったら、看護師の言ったとおり、吐き気は治り、目まいもいつもと同じくらいに戻った。
やはり何年も続く左耳の耳鳴りと目まいは連動しているのだろう。
色々と病気もして手術もして痛い検査も何度も受けた。抗がん剤にも耐えた。でも、昨日の検査が生涯でいちばん辛かったかもしれない。

一瞬の地球一周春の夢  KUMI
コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しみがなくなる・・

2020年02月26日 | 俳句
天気 雨のち曇

冷たい雨になったが、紫陽花の芽はどんどん育っていく。沈丁花も咲いた。


体調のせいばかりではなく、どこかへ行きたくても行けない状況がいつまで続くやら。
催し物がどんどん中止になってきて、春場所も危うくなってきた。高校野球もプロ野球もこのままの状況だと試合が出来るのやら出来ないのやら。せめてTVで楽しもうと思ったことも中止になるばかりだ。「笑点」は無観客で録画するのだという。相撲も野球も? ラジオを聴いていたら落語会やコンサートも中止が増えているし、遊園地も休園になる所が出てくるし・・
オリンピックも、開催が危なくなってきた。
どれも今の私の暮らしには関係ないことではあるけれど、何だか今日の暗い空みたいに気分も暗くなってしまう。
もしかしたら夫は、良いときにこの世にサヨナラした、ということになるかもしれない。

雨上がりけり紫陽花の芽を育て  KUMI
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春は来るのに・・

2020年02月25日 | 俳句
天気 曇

昨日の公園の木瓜(ぼけ)の花。片仮名や平仮名で書くと私のことのようなので、敢えて漢字にする。真紅の花だけが咲いていた。
ご近所にはミモザも咲き始めた。今年は早い。


わが家のベランダの水仙も、次々と咲いてきた。


春が今年は異常に早い。
とはいえ、コロナウィルス騒ぎはどんどん広まる一方で、さすがの私も怖くなったので明日の吟行句会は欠席することにした。一晩考え、帰路がラッシュ時間になることもあり怖くなった。幹事さんにメールしたら、中止も考えた、という。でも、吟行地の沿線で近い人も居るので、参加者はあまり変わらないかも。
感染ルートが解らないという人が増えるのは、感染しても無症状の人が無限に居るのかもしれない。症状の出ない人の感染力は弱い、と聞いたことがあるが、それでも私のように免疫力の低い人間には感染するのだろう。そう思うと、電車に乗っている元気な若者が怖い。元気な人こそマスクをして欲しい。
マスクといえば・・私は電車の中と医院や病院でしかマスクはしないが、昨日、公園でマスクをした親子が何組か居た。混み合っている訳もない広々とした公園ではマスク不要なのに。まさか、2、3歳でもう花粉症? 

わが血より濃い色かとも木瓜の花  KUMI
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅見月

2020年02月24日 | お散歩写真
天気 晴

昨日一昨日は風が強かったが、今日は風がやんだ。最近は、目まいが日によって強弱あって、昨日はとてもお散歩の気分になれなかった。ちょうど義姪が来てくれたので良かった・・ということだろう。
家の前の梅がもうお終いになっているので、公園の梅を見ておこう、と思いカメラを持って出かける。梅見月、という季語がある。二月?三月? ゆっくり咲いてゆっくり散るので、多摩では三月になってからの方が当てはまる気がする。今年は例外だ。
公園の十数本ある梅も、終わりに近かった。


あまり綺麗に撮れる枝がない・・と思いつつ足元に目がいったら、あらまあ、イヌフグリが敷き詰めたように私の足元を囲んで咲いていた。


通っていく人たち、梅ばかり見上げてイヌフグリになぞ気づかないようだ。小型の猫みたいな犬も気づかないで通り過ぎていった。

一本だけある河津桜は見ごろだろう、と思ったら、もう葉っぱが出始めていた。




でも、よく見るとまだ蕾も残っている。
6年前?だったか河津へ見に行ったのは今頃だった。ちょうど満開になる時期だったのに、まだ満開には遠くて海風の寒さばかりが記憶に残っている。

一巡り・・帰路に薬師堂へお詣りして、約5000歩のお散歩。以前なら7000歩コースを選んだと思うけれど、今はこれでも上々の体調だ。足腰だけは大丈夫なのに・・

話は違い、新型ウィルスの患者は増えていく一方だ。JRの駅員が罹患したという。明後日に体調が良ければ行こうと思っている吟行句会の沿線ではないが、JRの線はつながっているから、ちょっと怖くなってきた。朝はラッシュ時間過ぎに行くのだが、帰路はラッシュにかかる。さほど混雑する路線ではないけれど・・ま、あまり恐れても仕方がない。

人間も犬も踏みゆくいぬふぐり  KUMI
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする