秋の花

天気　曇のち晴

ともかく8月は終わった。ほっとするような、何だか惜しむ気分の残るような・・
カレンダーをめくったら、あらまあ、9月は病院などの検査も含め色々と予定の多いこと。毎日お散歩、は無理かもしれない。

という今日は、お寺さんまで階段を下り、終わり近い百日紅の大木を見上げ、境内の花々に秋をを見つけてきた。

境内の湧き水のあたりに咲き溢れる秋海棠や水引草はまだ咲き始め。でも、杜鵑草もちらほらと咲いていて、やっぱり秋の気配だ。

公園へ回り、昨日も行ったばかりなのでとくに見るものもないし、と思っていたら、昨日は通らなかった花壇に、大きな花が咲いていた。
ここの花壇はボランティアのひとたちが丹精してくれていて、去年までは柵の中に入れなかった。なので、花が咲いても近寄れないところもあったのだが、今年になって花壇に遊歩道が作られて、近づける。しめしめ・・近くで写真が撮れる。




写真にはなったけれど・何だか植物図鑑の写真のようで・・

さて、お詫びです。昨日、自己判断で上の写真を「待宵草」と間違えました。お友達のふきのとうさんのコメントの指摘で、トロロアオイ、と判明しました。
中の蘂が、待宵草は黄色いのだそうです。そういえば、葉っぱも違っていました。（汗、汗）

水音は秋海棠のほとりから　　KUMI

百日紅

天気　曇のち一時晴

晴、といっても空がすっきり晴れた訳ではない。それでも予報が外れての久々の太陽は有難い。
百日咲くからこんな当て字になったらしいさるすべり、わが家の周りの新しく整備された道のの並木にふんだんに植えられている。写真は、いつも行く公園から駅への道。白・ピンク・朱色に近いピンク、と三色が並んでいてなかなか見応えがある。
元々は中国南部原産らしいけれど、日本へ渡ったのはかなり昔らしい。散歩道の武蔵国分寺に古木があって、その樹齢は700年以上だという。伝来は江戸時代、とも言われているけれど、私はこの古い木の樹齢を信じることにしている。
・・散っては咲き、でも邪魔にならない花なので、私はアメリカ花水木の並木よりもこちらの方が好きだ。

　　　　散れば咲き散れば咲きして百日紅　　千代女

もう8月も終わる。いつものことで月末には1ヶ月書き溜めた句帳から残す句を推敲しながらノートに書き写す。そして、いつものことながら8月は句が少ない。吟行句会が1回しかないこともあるけれど、なぜか落ち着かない月、句作に没頭、などということなく終わってしまうのだ。おまけに捨てる句ばかり。
で、散歩にでも出れば少しは何とかなるかな、と今日で三日続きのお散歩。一眼レフを持つとカメラに「没頭」になりかねないのでカメラなし、スマホだけ持って出かけた。なのに収穫なし。
明日から少し考えねば・・今日作ったのは百日紅の句ばかりで、考えたらこれって夏の季語だった。

さるすべり散りて紅白うちまじり　　KUMI

久々の青空

天気　雨のち曇

雨の上がった午後、散歩に出たら、久しぶりにほんの少しだけ青空が見えた。懐かしい・・という感じで。でも、そう長くは続かない青空だった。
スマホでの撮影のテスト、小さなものはどうだろう？と思い盛んに飛びまわるヒョウモンチョウを追いかけてみたが、ピントを合わせるのが難しい。花などは何とかなるが、動くものは簡単ではないようだ。
公園を一周して、買い物に駅へ向かおうとして、いつも檀（まゆみ）の実のあるところを通るので覗いてみた。まだ8月なのにもうピンクに色づいている。まだまだ葉っぱの勢いがあるので実は隠れていて。近づけて撮ってみる。この木、確か一昨年の台風でポッキリ折れてしまい、小さくなったのが残念。

確認してみたら前ボケの写真も撮れるの？とびっくり。トリミングでまずまずの写真になった。買い物に寄るようなときは大きなカメラは持ちたくないので、これは便利だ。携帯での写真は今まで殆ど撮ったことがないので慣れていないせいもあり、昨日のように傘を差しての片手撮影では無理、ともわかった。
などとあれこれテスト撮影していたら・・やっぱりバッテリーの消耗が激しい。気をつけないと、必要なときに電池切れ、になりかねない。

寄り道の好きな幼な子秋の蝶　　KUMI

秋湿り

天気　降ったり止んだり

月曜から今日までの東京の日照時間は、1時間にも満たないのだという。青空を忘れそうだ。
いつもなら彼岸のころに居座ることのある秋雨前線、たっぷりと関東へ雲を運んでくれる。

濡れる、というほどでもないので、ポストへ行きながら、南にある市の公園までちょっと歩いてみた。朝顔を咲かせているところが2ヶ所ある。片方は駐車場。片方はアパートの入り口。どちらも大家さんが毎年蒔いているらしい。
もう少し先にはフウセン蔓を植えている家がある。白い可憐な花と、青いフウセンが楽しい。

傘を差したままスマホを構えるのでちょっとピントが合わなかった。スマホも水には弱いのだろうか？と、まだ解っていない。

道々、秋の花が目立ってきた。すっかり秋の気配だ。

小ぬか雨ならば秋蝉鳴きやまず　　KUMI

秋霖

天気　降ったり止んだり（だと思う）

しばらくご無沙汰の青空が見たくて、去年の今頃の写真を探してみた。

一気に秋の気温になってしまい、初秋を通り越して秋の長雨のような天気図だ。最高気温も22℃くらい？10月初旬の気温なのだという。慌てて長袖の上着を用意したり。涼しくていい、などとは言えないほどの異常さだ。
心配なのは農作物。日照不足と低温で、これが続いたら畑も田んぼも困ってしまうだろう。

午後、リハビリのついでに骨密度を測ってもらった。半年ほど前に測ったら2年間でかなり減っていて心配になった。減ったといっても年齢相応の数値ではあったけれど、加速して減っていくのは怖い。もし減り方がひどかったら薬を・・とドクターに言われていた。
結果は、前回とまったく同じだった。
骨密度は増えることはないから、現状を維持するのが何より大事。薬とかサプリは嫌いなので、カルシウムを摂ることは心がけていたつもり。でも、運動と日光不足が問題だ。猛暑であまり外へ出なかったし。それでも、現状維持出来ているのならひと安心。
明日は散歩に行きたい。・・と思ったら、さっきの天気予報で、今週いっぱい天気は悪いままだという。旨くいかないものだ。

秋の蚊のあはれ老女を襲ひけり　　KUMI