KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

八月尽

2018年08月31日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴・午後雷雨

齢をとると月日の経つのが早くなる、と言う。確かに、もう一年が過ぎた・・と思うことは多い。でも、今年の8月はとにかく過ぎるのが遅かった。ようやく今日でお終い。一年でもっとも厭な月が終わった。
あとは、秋風を待つばかりだ。と思ったら、来週は大型台風が直撃しそうだという。

今日もひどく蒸し暑く、でも午前のうちに買い物を済ませた。予報通りに午後には大雷雨。我が家のあたりは降っている時間が少なかったので、陽射しの戻るのも早かった。3時過ぎていて、これは虹の出るはず・・と玄関を出て東の空を見ると、高層マンションの間の空にうっすらと二重の虹が出ていた。8月の終わりに虹を見るとは縁起がいい、と思い、慌ててカメラをとりに部屋へ戻って外へ出たら、虹はす~っと消えてしまった。
儚いのもまた虹。

はや消ゆる街に架かりし秋の虹  KUMI
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いのち

2018年08月30日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴


猛暑まではいかないものの、暑さがまた戻った。もうこうなると秋は来ないと覚悟した方がいいのかも。
写真は去年の10月の昭和記念公園のもの。10月が待ち遠しい。

毎日、厭なニュースばかりが続く中で、気になって仕方のないのが岐阜の老人病院で入院患者が熱中症で亡くなった、という話。院長のしどろもどろから、その病院のありようが解る。
エアコンが故障していたのに、患者が文句を言わなかった? 
言えないのです、もう意識のない病人ばかりの大部屋だったのです。だから、エアコンのない部屋から他へ移すこともしなかったのです。

2年前の8月、姉を看取った病院も同じような患者ばかりの部屋だった。
その2月に大学病院で脳腫瘍と診断され、若ければ手術も考えるが80歳過ぎでは成功の保証なない、と言われた。本人はまだ意識も思考力もあって、手術はしたくないと言い、延命治療もしたくない、と。何しろ、点滴もその入院で生まれて初めて、というくらいで病気慣れしていないから、手術が怖かったのだろう。
ともかく、大学病院での治療も限界となり、3ヶ月過ぎたら転院せねばならず、GW明けに末期の患者を受け入れる病院を探し当てた。大学病院よりも我が家から近いし、病院も設備が整っていた。看護体制も良さそうなので即決。ただし、相当の入院費用が必要だった。かなりぜいたくな最期を迎えさせることが出来たのも、姉から預かった通帳の普通預金が相当額残っていて、半年以上はそのお金と年金でまかなえる、と計算出来たからだ。入院した時、ドクターは「いつ命が絶えてもおかしくない病状」と言ったこともあり、何年も入院、ということはないと思った。入院時は車椅子に乗れた姉も、一ヶ月もたたないうちに意識すら薄れていき、最後の1ヶ月くらいは殆ど眠っていた。

経済的に余裕があれば、そうした病院へ入院させることも出来る。でも、保険診療の医療費だけしか払えない人や生活保護受給者は、エアコンもないような病院でガマンすることになるのだろう。
経済格差は、命の最後までつきまとう。
だからといって、病院が患者を熱中症にするなど、許せるものではない。
・・8月は厭なことばかりが思い出される。それに追い打ちのような事件だった。

耳鳴りの耳聴きとむるつくつくし  KUMI
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ひたすら秋を待つ

2018年08月29日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇

朝顔が、花は小さくなったもののまだ元気に咲いてくれている。もっとも、朝顔は秋の季語。

今日は、吟行に誘われていた。かなり歩くコースながら集合場所は遠くないし行こうと思いつつ、結局は申し込まなかった。暑い中を荷物を持って歩く自信がなくなっていた。
今日のように湿度は高くても気温が低ければ大丈夫だった?と起きたときに思ったが・・耳の中に蝉が3匹くらい鳴いている。昨日は1匹だったのに。やはり、行かなくて正解だったかもしれない。体調のバロメーターのような耳鳴りは、湿度と関係するようだ。
何しろ私が最高齢なのだから、万一のことで迷惑はかけられない。
と、そんな風に外出の機会をどんどん少なくしていくのが、老いていく、ということなのかしらん、と思った。

日々草もだんだん花をふやしてくれている。ベランダの花が小さな楽しみ。


深呼吸いつまで続くこの酷暑  KUMI
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どら焼その他

2018年08月28日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇がち

昨日までの猛暑がようやく去ってくれて、蒸し暑いながらも外出する気持になれる日だった。

ということで今日会った友達から、実家へ行ったお土産の「ずんだ饅頭」と青木屋のどら焼きをいただいた。
青木屋のどら焼き、などと言っても地域限定の有名店で、でも我が家の近くでは売っていないので嬉しいこと。どら焼きは数々あれど、私はこの店のものが大好きで、帰宅して早速一個をいただいて。賞味期限が短いから明日も明後日も食べなくては。
「ずんだ饅頭」は仙台市のお土産。ずんだ餅は知っているけれど饅頭は初めてなので楽しみ。
食欲がない、などと、朝は梅酢漬けにした茗荷を刻んでご飯に載せて食べたりしている。朝の栄養は、豆腐の味噌汁とヨーグルトに頼っている。と、そんな毎日でも和菓子は別腹?
どら焼き一個を美味しくいただけるのなら、大丈夫。

桃ひとつ厨の闇に匂ひ立つ  KUMI
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猛暑の彼岸花

2018年08月27日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴午後一時雨 36℃

午前のうちに、どうしても行かねば、という買い物に出た。
近所の、いつも通るお宅の庭に、何か赤い花が・・立ち止まって鉄柵の塀の中を除いたら、彼岸花が咲いていてびっくり。
色々な花を咲かせていて、小さな池に鯉も飼っていて通る人を楽しませてくれている。今は花もあまりなく、鉄柵に朝顔が咲くくらいだったから、一昨日通ったときもあまり注意を払っていなかった。いつも彼岸前には咲いて、他の場所よりも早いとは思っていたけれど、猛暑のこの時期に咲くとは・・
咲いてから、花も時期を間違えた、と思ったにちがいない。

午後には大夕立があったので、夜は少し過ごしやすくなるかもしれない。9月になれば暑さがおさまる、という天気予報を信じよう。

残暑とは言えぬ猛々しき陽射し  KUMI
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